鯖民がリアルデジタライズしたようです   作:棃音

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狂犬

hubワールド

 

「ヤバイわ、あのトチ狂った性能はエグい…だがマジで格好いい、無印のスケィスこそ至高!」

 

「末期だね、同意ではあるけど」

 

「……お前ら頭おかしいの?なんでそんなこと言ってられんの?」

 

「んー……あ、龍が如くってあんじゃん」

 

「うん?」

 

「真島の兄さんめっちゃ人気出てるじゃん、それと似たようなもん」

 

「え?」

 

「DIO様とかと同じ、カリスマではない人を惹くなにか」

 

「んー?」

 

「わかるよーな」

 

「でもあのトチ狂ってんのは好きにはなれねぇ」

 

「はいはい、ところで」

 

「ん??」

 

「スケィスから逃げると次はイニスがきそうだな(ニコッ」

 

「こわっ!?イニスそこまででもないけど怖い!」

 

「さて、「のんびりするのはそこまでだ」!?」

 

全員の知らない声ではないのだが…

一部の人間は知らないであろう声だ

 

「ゆっくりと遊んでやる」

 

よくわからない、どこにいるか場所のつかめない気色悪い声だ

 

「スケィスは……再誕の鍵……俺は、その形を問わない、お前達が何者かは知らないが、しばらく様子を見よう」

 

声は消える、そして一部の人間の(と言っても2人だが)考えが固まる

 

「「再誕起こせば帰れるんじゃないの!?/か!?」」

 

再誕、すべての未帰還者を救う方法

 

「だけどここでも通用すんのか……?」

 

「まずハセヲ…あ、待って!スケィスの杖って……」

 

「楚良が捕まってる!ktkr!」

 

「あ、でも碑文使いPCじゃない」

 

.hackをかじっていればわかるであろう適当な話だ、そんな仮説を立てている暇はどれだけあるのだろうか

 

「なんやお前ら……ようやく人と会えたわ、ちょいと聞いてええか?」

 

関西弁、その変わった雰囲気の口調は真島弁とも呼ばれる

 

「ここはどこや」

 

真島吾郎、たしかに桃源郷のにいさんは強かった

 

 

「お前ら答えんかい……ん?女子供ばっかやないかい!お前ら家帰らなすぐ暗ぁなるで?最近はお天道さん沈むの早いからな……聞いとんのか?」

 

 

「え?ええ、と……わかりました」

 

誰かが言葉を濁した返事をする

 

「まあ、ええわ、ところでお前ら物騒なもんもっとんな……ドス…やなくて短剣か、日本刀、メリケン、チャカ、ガキのおもちゃやあないな、ワイもその辺は見ればわかる」

 

「……」

 

「お前らほんま何もんや」

 

「……」

 

 

「答えんか!」

 

眼帯の中の目に心が見透かされた気持ちになる

 

「一般人です、ゲーマーの」

 

「ゲーマー?お前ら若いんやろ、ゲームばっかりしたあかん」

 

「は、はい」

 

「ん?そっちのねえちゃんえらいべっぴんさんやな、どうや?ワイの女に…」

 

「お断りね」

 

「そうかぁ……」

 

 

 

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