鯖民がリアルデジタライズしたようです   作:棃音

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数字なんか

階段を駆け上がる

靴音がなりそして息切れ

かなりの高さを登る

カツカツカツ

階段の出口が見えるが壁を背にして息を整える

互いの目を見ると何かの決意が見えた気がした

腰のホルダーからポイと一艇なげる

それを受け取ったのを確認すると満足そうに頷く

それに応えるかのようにコクリと頷きハンマーを倒す

引き金に手をかけいつでも撃てる状態だ

 

ダンッ

 

何かが地面に落ちたらしい音

その音にハッとして飛び出す

キラキラと何かが舞っている

すぐ理解できる、ガラスだ

しかしそれに目を奪われたことは

 

 

 

死に限りなく近かった

 

風を切りながら一本の矢が迫ることに気付けなかった

気づいた頃にはかわすことはできない距離だった

わずか数センチのところでその飛んできた矢は吹き飛ばされたいや、貫かれた

 

「危なかったな」

 

そういいながら弓師は静かに弓を絞る

 

「hiroさん…!」

 

「敵は」

 

「……あれは誤報かなんかか?上とこの先だよ」

 

上空には黒い影があった

ポタリポタリと血を滴らせ飛行する鳥のような人のような存在

 

「……!」

 

「あなた達は…良い声を聞かせてくれる?」

 

「……ぁ…」

 

ニアの顔色が青くなる

そしてすぐにその青は消え怒りの色となる

 

「よくも…!よくも!

 

ダンダンダン

 

迷わず撃った

しかしその弾は弾かれた

鋼鉄の羽となるナイフがどんな攻撃をも通さず弾くのだ

 

「……!くそッ!」

 

次の瞬間ヒュルルルルルと急降下

しかしそれは誰かを狙ったわけではなくガラスの地面を踏みつけるだけでまた飛び上がる

 

「動け!いい的だ!」

 

その声とともにバラバラと走り始める

ダンッ ダンッ

何度も地面を踏みつけながら追いかけてくる鉄の鳥には手榴弾をプレゼントしたが好みに合わないらしい

 

「敵の弓師は!?」

 

「1時の方向、だけど撃てない!」

 

「何故だ!」

 

「位置を教えることになる!」

 

「そんなの気にしてたら…!」

 

「相手は確実に首を射抜いてくるぞ!」

 

 

 

 

 

「アイススピア!ファイアウィップ!」

 

「そんな魔法効かぬ!ショックインフィニティ!」

 

地震だ

地面が揺れる

いや、揺れるのは俺だけで本当は揺れてなどいないのに

 

「マジックテレポート!」

 

魔法の効果だけを交換する技を使い相手にこの状態異常を押し付ける

 

「ふっショックエアドライブ!」

 

二つの竜巻が縦横無尽に駆け回る

地面や壁に当たればそこにありえないほどの威力をわからせる痕跡を残す

 

「マジカルドライブ!」

 

魔力が前方に向かい高い威力で噴出される技だ

この技が竜巻を相殺する

 

「さてと……天井がある限りは……」

 

とエクスプロージョンを諦めながら戦法を考え続ける

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