鯖民がリアルデジタライズしたようです   作:棃音

5 / 70
許可しない

「……あ」

棃音は思った

「ここにいなくても社宅(w)にいけばいいじゃん」

「は?」

「え?何それ」

「この敷地内にある家、数人は寝泊まりできるか……ストップ!NO!そのキラキラ光る刃物こっちに向けないで!」

酒場から警戒しつつ外に出て畑を超え木造の建物に逃げ込む

「ふぃ〜、危なかったぁ…」

「何もいないのに?」

そんな会話が聞こえる中気づいた

「あの馬鹿いないぞ」

馬鹿とはネロの事である

「え?」

「あ、ほんとだいない」

「んな呑気してる場合か!?」

全くである

「hatirokumasaさんも居なくないか?」

「……あの馬鹿だけならまだしも……探すか」

「え……外でたら死ぬかもしれないのに」

「何のための武器だ」

「自分を守るため」

呆れる

シャァァァ……

ドスを抜く

「ほな、いっちょやろか」

「わぁったよ、いきますよ」

だが人数が集まりすぎた、エンダー、死体、蜘蛛、お豚様

「お豚様には触れるな!散って探せ!」

この敷地内ならすぐ見つかるだろうが……もし外なら、それに二人とも別々なら

「危険……か」

死体がよってくる

「ッ!だから!その面ァ見せんじゃねぇよ!寒気がするんだよッ!」

0距離で何度も切りつける

1撃のダメージは5、だが剣より早く攻撃ができる点ではこちらの方が上だ

クシャクシャ

「この音……蜘蛛か!」

頭上から落ちてくる蜘蛛にドスを投げる、綺麗に刺さり、悲鳴を上げ絶命した、ドスだけ落ちてくるがキャッチは不可能と判断して回避

「っぶな……」

ドスを抜き、構えたまま周囲を警戒する

「一度開けた場所に出るか」

開けた場所に居れば発見される可能性は高くとも安全を確保しやすいのだ、他の人の状況も確認できるだろう

しかし場所が悪かった、一気に何体ものターゲットをもらってしまった

「……じ、冗談きつくね?」

無慈悲にも長身の体から繰り出される鉄槌をくらう

そこに追い打ちとばかりに蜘蛛や死体が迫る

「……くッ…」

恐怖……いや、怒りだ

「こいつら……」

殺してやる

初めてのダメージ、そんなの別に構わない

だが、何かわからないが沸き立つものがある

怒りでグラグラと煮えた頭を地面から拾った雪で冷やしながらドスを握る手に力を込めた……筈だった

「……!な、ない!」

殴られた時にドスを手放してしまったのだ

敵は迫っている、絶望的状況、怒るまま死ぬのか

そう思った

ザシュッ ズバッ

死体と蜘蛛の首が飛ぶ

「……来たんですか」

シュッ

最後の太刀筋は見事だ、とても綺麗に切れた

「ありがとうございます、助かりました、うぃんさん」

「リオンだけ帰ってこないから見に来たけど、なんでこんなタゲもらってんの?w」

「笑えないんですけど」

遠くに見えるお豚様が絶命した、hikariさんの一撃で

この人たちは強くなっている

「hatirokumasaさんは見つかりましたか?」

「ネロたんは心配しないのかw居たよ、2人とも」

「それならよかった……自分は少し、行ってきます」

近くに落ちていたドスを拾い、握りしめ、遠くに見える死体に向かい走る

「ちょっ!」

シュッ

軽く切りつける

シャッ シュッ シャシャッ

何度も斬りつける、怒りを思いっきりぶつける

「死人にそれは酷くない?」

HPを削り切ったがまだ気が済まない

しかし今はこれ以上はできない

 

 

「ねぇ兄さん?」

「あ?」

「あんな面倒な作業しなくてもこの本の作業台とかかまどとかで作れるよ?」

「……は?」

その本は何が書いてあるか読めない、いや、文字ですらないのだ

「あのねー、んじゃあまずくラフティングテーブルを4つクラフトして〜」

「超クラフティングテーブル!?なにこれ」

それを設置、2×2のサイズで10×10の網目があった

「んで、丸石をそれにこう並べて」

何かの台のような形に並べたものが形となり、工業用の何かになった

「で、鉄を精錬したりするといいよ」

「かまどかよ」

精錬済みの鉄などから型を選び作れるらしい

「……誰でもできんじゃん」

「そだねー、兄さん用済みかな?」

「……そりゃさ、自分には何の才能もないゴミ屑のような(ry」

「言い過ぎじゃない?w」

「いつもの仕返し〜」

 

 

 

 




後半のものつくりはネロ著となります
ネロ「ま、こんなものでしょ?」
棃音「……僕って……僕の存在する意味って何……」
ネロ「ないんじゃない?」
棃音「……」←HP10/0
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。