鯖民がリアルデジタライズしたようです   作:棃音

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No.3の腹案

カッカッカッと地面を蹴り走る

洗脳された手駒を敵に向ける

味方同士での殺しあい

躊躇いは死の宣告だ

背後から何人かついてくる

そういえば5人しか向かわせてないな

 

「君達には……援護にまわってもらうか」

 

侍とマジシャンと盗賊と弓師か

グラップラーは動かす理由もない

 

「さあ、行け」

 

手を振る

 

しかし動かない

 

「どうした、動け」

 

「……」

 

侍が刀を抜いた

 

「……へぇ、まさかそうくるとはおもってなかったね」

 

「はぁぁ!」

 

突き

右目を狙った突きは届く前にかわす

 

「ファイヤーレイン」

 

火矢の雨か

 

「キックブーム」

 

足に魔力を纏わせて飛ばす

火矢は弾かれた

 

「イカサマ!」

 

イカサマは初動でどこを狙っているかがわかる

この場合左肩なので冷静に回避

 

「サンダー、ファイヤー」

 

マジシャンは武器に雷と炎を纏わせ迫る

切り掛かってきてもそれは躱せる

 

「その程度かな?もっと速く、鋭い攻撃をしてみなよ」

 

前方に踏み込みハイキック

ローキックハイキックのコンボ

全員が下がる

距離が開いた

 

「その脳に焼付く戒めを、その脳の警戒を、全てとき我に従え」

 

周囲の者を問答無用で洗脳する

詠唱が必須となるため使いにくい

が、これでどんな魔法で防いでいても俺の支配下となる

 

「くくくくく、ホラ、やってみろよ、俺に武器を向けろよ」

 

 

傀儡は何も言わない

 

2人を除いて

 

 

 

 

 

 

「ッ!」

 

「……」

 

「クレリックに対して攻撃職は辛いだろ!」

 

sabamiso_sabuの攻撃は届かず盾に防がれる

Windowzxp55になすすべはなく防戦一方である

 

「どうする、傷つけるわけにも…」

 

「んなこと言ってられない!」

 

「なら……すまん!分身乱舞……!?堅い、刃が通らない…!」

 

「うっそだろお前!」

 

「チッ!……どうする」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダァン ギィィィィ ダンダン ギィン

 

「粘るねぇ」

 

「当然!ここで倒す!」

 

まだ続いていた

 

「剣を離した瞬間肉塊レベルまで撃つから」

 

「酷い!私とのこと(勝負)はお遊びだったのね!」

 

「……どこでそういうの仕入れてくるわけ?」

 

「ママのビデオ」

 

「……うちの親ってほんとクソだな」

 

「それね」

 

会話の間も戦いは続く

 

剣の軌道に合わせ撃つ

それを剣は防ぐ

それしかない

 

「対処的行動って知ってる?」

 

「さあね」

 

「まさに兄さんのことだよ!」

 

前方に向かって飛ぶフェイク

それに引っかかり発砲

ネロは姿勢を低くして剣を構える

回転をしながら跳ぶ

しかしその剣はかわされた

地面に手をつき再度飛ぼうとする

しかし手が動かない

剣を踏まれ動けないのだ

 

「コルベニク戦のカイトってさ」

 

ハッとして見上げる

冷たい銃口が向けられていた

 

「ツインユーザーならではのスピードでドレインハートをかわし、コルベニクに迫ったんだよね」

 

「……で?」

 

「お前は速さに頼ったとしても振り回されっぱなし、頼れなくて回転に頼ったがそれも失敗……死ぬ?」

 

「なんでそうなるのかなぁ」

 

「もっと考えて動きなよ、まあ、来世にでも頑張ってくだされww」

 

引き金を引こうとする指に力が入っているのがわかる

左手の剣を失えば短剣使い

こんなに広いところで戦っても部が悪いだけ

本当にそうか

戦い方さえ工夫すれば

 

 

≡≡≡≡≡

 

さて、どれだけ楽しませてくれるやら

銃口が眉間に当たっているわけではない

口径も小さい

死ぬか死なないかはわからない

まあヘッドショット=即死ではないのだ

大丈夫だと思おう

もう待つのも飽きた

 

「考えたまま死んでろ」

 

引き金を無情に引く

 

しかし着弾点には誰もいない

足元の剣はそのままに

 

「一本しか持たないで、へぇ」

 

前方に全速力で走っている姿が見えたので追っておく

 

 

≡≡≡≡≡

 

逃げたはいいがまともに戦っても勝てない

奇襲か補正を利用した撹乱作戦か

スケィス並みのスピードが欲しい

瞬間移動のようなあの速さなら負けることはないだろう

諦め気味に一室に飛び込む

走ってくる音がする

ここで倒せなければ剣を取り返す

それを優先しよう

武器を構え直す

一本しかない勇者の双剣はどこか頼りなさを感じた

 

「はぁ…がんばろう」

 

そう決めたと同時に怒鳴り声だ

 

「どこだぁ!!」

 

完全に殺す気ですねこの人

ギリギリまで耐えよう

クラウチングスタートだったかの体制になり

足の裏を壁につける

双剣士のスピードには身体がついていかない

壁を蹴る前に体がぶつかる

だからなかなか使いこなせなかった

正直まだ無理

 

「……掃射したい」

 

ダメだこの人そのうちミニガンとか持ってくる

 

ダッ

壁を蹴る

 

「!?今何か……」

 

目の前を通っても不意には何が通ったかはわからないはず

上空に向かい地面を蹴る

空中で態勢を整え地面に向かい天井を蹴る

地面に着く前に体勢を変え地面を蹴る準備をする

前方に向かい跳ぶ

あとは足を狙い斬る

左足を斬りつければかんたんに体勢を崩す

背後から飛び上がり刃を突きつけてやる!

絶対にここで決着をつける

ゴンッ

額に何かが当たり体勢が崩れ地面に落ちる

説明すると額だけ固定されて体が地面と水平になるくらいまで持ち上がりそのまま落ちた

つまり寝てるようなものだ

 

「いったぁぁぁ…!」

 

「当たり前だ、銃床に衝突したらそりゃ痛い、よく血も出さずにいるな」

 

「重症?」

 

「銃床、読み方は同じだが別の言葉だ、そしてお前の負けだ」

 

「えー……」

 

自然な流れで身体を起こした

私に主演女優賞をもらいたいね!

 

「何体起こしてんだねてろ、永遠に」

 

「それ死ねってことだよね」

 

「え?当たり前じゃん」

 

あれ?何言ってんだこいつって目で見られてる

私変な事言った?

まあ足を地面につけられたから問題ないね

 

「あと私全力で抵抗するから」

 

ダンッと地面を蹴る

 

銃声はない

静かに歩いて追ってきている

なんで?

足はまあ斬った

それが理由

でもなぜ撃たない?

 

≡≡≡≡≡

 

ジャムとかまじざけんなよ…

と言いつつジャムを解消する

両手に双剣を持たせてしまった

どう殺そう

とりあえずあとで装備ととのえよ

 

≡≡≡≡≡≡

 

さて、剣は手に入れた

次の一回で決まる

 

「勝負!!」

 

前方にダッシュ

今度は撃ってくる

かわしながら走りながら迫る

まるでコルベニクの…

足元への射撃をジャンプでかわす

 

のこり6m

 

ニィッ

 

凶悪に笑う

何が目的か射撃をやめた

……やるしかない

 

タンッ

 

跳び上がる

 

「はぁぁぁぁぁっ!!」

 

回転をかけそして

双剣での突き

 

ギギギギギギ

 

金属音がなる

 

「残念でした、お前はカイトにはなれない」

 

銃2艇の銃床で押さえつけている

 

突きはどんなに力を込めても届かない

 

「そしてだ、この銃をすこし動かせばお前に撃てるんだけど」

 

「撃てば?」

 

「容赦無く撃たせていただきます、暴れてたんで仕方なかった、ok?」

 

「良くない、私が治ったにもかかわらず撃たれたって言うからね」

 

「えー……めんどくせぇ」

 

「……これで撃てないね」

 

「わかった撃ち殺そう」

 

「なんで!?」

 

「証拠を残してはならんのだよ!」

 

「えー?」

 

「面倒なことにならんように引き分け交渉って事で」

 

「いや私の勝ち」

 

「無理こっちの勝ち」

 

 

刹那2人の視界には血が映った

 

「!?」

 

「え!?」

 

「……」

 

紫蘭

 

 

「チッ…!誰の血だ…」

 

「……兄さん?」

 

重い何かが落ちた音がするとともに視界が変わる

地に伏したのか

動けない

いや動かせる部位がないのか?

感覚を失った気分だ

ようやくわかった、自分の血か

 

「……ぁ…?」

 

「なんで…目立った傷は……」

 

「……」

 

体が破裂しそうだ

 

内出血か?

それでもこんな感覚はないか

もう頭が働かない

 

 

 

≡≡≡≡≡

え?これ喜んでいいの?

どうすればいいんだろう…

とりあえず戦えばいいんだろうか

 

バァンッバァンッ

 

背後から銃声

 

倒れて動けないはずなのに

 

「もう疲れたよパトラッ……(ガクッ」

 

「兄さん死んだ?今の発言は死んだよね?」

 

嬉々として紫蘭に向き直る

紫蘭は足を撃たれて動くに動けないらしい

 

「キュッとすれば元に戻るのかな?」

 

首しまってたし

殺されかけてたし

 

さて、がんばろっと

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