「……」
今、自分はきれそうになっている
「なんでicに入ってるダイヤを最初から出さないんですか!」
「忘れてたんだよ……」
「同じく」
「使えるとは」
簡単に言うと危険なことせずに普通にicから出せばよかったのにそれを誰一人覚えてなかったらしい
「……まあ、作りますか」
ダイヤモンドを手に取る
ただのガラスとは違う何か怪しい美しさが見えるような……だがこれが欲しいとは思えない、女の人の気持ちは理解できないなと思いながエンチャントテーブルを作る
「さてこれは誰のだろう」
手のひらサイズのエンチャントテーブルを地面に置くと普通の大きさになる
パラパラパラ
ページがめくれるが問答無用で閉じる
パタン
RIONN
「よっしゃ!」
声に出して喜んでしまう
「あれ?私の…これ魔法じゃない」
ネロの発言が気になり様子を見る
「舞武……虎輪刃……三爪炎痕」
「ふざけんなよ!魔法にスキルとか羨ましいわ!」
本音をぶちまける
他の人もどんどんエンチャントテーブルを作る、どうやらみんな自分のものができたらしい
「あ、この本の背表紙……ツインユーザー」
「双剣士とか……なら仕方ない」
カイトと同じジョブなら魔法使えても仕方ないわ()
「そこにジョブがあるのか」
「俺のは……クレリック?」
「盗賊ですね」
「自分のは……ガンナーか」
「まだ表示されてない」
「ウィザード」
ガンナーのスキルってなんだよ……自分で練習して上手くなるのが良いんだろうが
「スキルはと」
サーマル
ナイトビジョン
「……案外使えるなこれ」
他は……
死の風
かっこいいなオイ
ウィンドサーチ
敵の居場所がわかんのか?ありがたい
「俺のはギガヒール、ブレス、シンヒール、キアリー、シルバースペルだってさ」
一通りの習得は終えたらしいウィンさん
「スリ、ピオリム、イカサマ、覗き見、嗅覚ってのが使えるらしいです」
「ラスト二つがめちゃくちゃ使えそうだから教えろください」
「ウィンさん何考えてるか話してみます?」
「いや、いいわ」
「ところでみんな武器はもらったの?私帰った後エンチャントテーブルみたら双剣あたよー」
「短剣が、メチャクチャ鋭いです」
「杖かな?」
「あるわけない」
「……え?」
大急ぎでエンチャントテーブルを確認する
パラパラパラ
「設計……図?」
スナイパーライフルからハンドガンまでだいたい何でも作れそうな設計図だ
パラパラパラパラ
同時に全てのエンチャントテーブルがめくれる
「「「「「?」」」」」
各自自分のエンチャントテーブルを確認する
マナコンタクト
それが表示されたと同時に目に文字が飛び込む
視界が歪む、ぼやけ、青に染まる
「なんだ……これ」
驚くほど落ち着いた声
自分のマナ、いやMPといえばわかりやすいのかが右下に確認できるようになった
MP46957/46957
「なるほど、これが初期値にしちゃひでぇな?」
「わたしのMPも5万あるよ」
「俺は10万」
「俺のは17万、攻撃専門との差か」
「4万です」
「7万だった」
だがそんなことより今は銃を作る
「ちょっと作るものあるから」
「ヤベェわ……弾も簡単に作れたし……」
とか言いながらスナイパーライフルを持ってくる、ハンドガンは両膝に、バトルライフルを背中に装備している、この世界に重さの概念はないのだ
「いいなそれ」
「チョイ貸してよ」
「無理、これをおもちゃのようには使わせられません」
「えー」
という自分も早く試したく仕方ないのだが……
今度一人で狙撃の練習をするか