「資源で行動できるようにしたいな」
とソファで新しい装備を作る棃音
「なんで?ここでもお肉とかなんでも手に入るじゃん」
と暖炉の日に当たるネロ
「帰らないにしてもこの世界を遊び尽くさない理由はない、こんなところで退屈する必要もない」
と完成したギリースーツを眺める棃音
「同意」
と本とにらめっこをしていたhatirokumasa
「確かに……装備もあるからそんなに死なないだろうし」
と葉っぱをいじっていたsabamiso_sabu
「スキルや力を試したいのもある」
と魔典を構えるhikari
「反対者はネロだけだな、ネロはここで待ってるか?」
「……」
黙って頷くネロ、だが確実に来る、その理由は簡単だ
・今は雨が降っており、天候が悪い
・ネロは雷が苦手
ここまででわk
ゴロゴロ ピシャァーン!
「ひっ!?」
「一人でお留守番頑張れ」
目に涙を浮かべ力なく首を横に振る
「雷が苦手ってホントガキだな」
昔にも言ったよこれ
雷が苦手ってホントガキだなっと前に言った時は昔は他の子も怖がってたし私だけじゃないとのこと、泣くほどのことでもなかろうが……
しかし今回は本当に鳴ってるので何かを言う余裕もない様子
「んで?来るの?来ないの?お留守番嫌なら来るしかないけど?」
周りのやつは笑っている、いや、笑いをこらえている
「……」
「んじゃ、お留守番……」
「行く!」
これ去年買い物に行く時に同じことしたな
あの頃はもう少し素直についてきたのに
「んじゃ、/hub」
どこにいくか……4番?1番?2番?3は死角が多いので無し
「1、いきますか……」
「しかし重量ないとはいえそれガチャガチャしてるな……」
「ま、仕方ないでしょ……ちなみにインベントリにサブマシンガンと大量の弾が」
「「なぜ装備してる」」
「そりゃあ……したいからだよ」
呆れた声やため息が聞こえる
周りを無視してギリースーツを着てスナイパーライフルをもちさっさとポータルを通る
周りも慌てながらポータルを通る
「はて、どこに隠れよう」
ギリースーツの力を見せるために先に隠れようという考えだ、水を渡りすぐの茂みに転がり込む、その直後に他の奴が飛ばされてきた
「リオンどこだ?」
「いない?」
「えー…マジか」
「兄さんなら隠れてる」
そう言ってネロが着水、別方向に向かってるようで安心
「さって……ちょいと遊ぶか」
匍匐前進、少し高いところまで行くとスナイパーライフルを構える、スコープを覗き静かに狙う
「……」
ネロ達の前方に死体、試し撃ちと行くか
「……ここか」
確実なヘッドショットを狙い、引き金を引く
パアァァァァッン
大きな銃声と反動とともに対象のHPが消え去る
「ダメージは……」
ダメージを確認するためスコープを除く
-100
-700
ふむ、100が基本ダメージだろう、700はヘッドショットボーナスとかかな?
スコープを覗いていてるとウィンさんの挙動がおかしい
その視線の先にいたのはゴーレムだった
「あ!」
ウィンさんが一人で凸った、あんたヒーラーだろ!と突っ込む余裕なんてない、ネロとhikariさんが詠唱を始めているらしい、こちらも後方支援開始だ、sabamiso_sabuさんとhatirokumasaさんが射線にいて撃てないけどね
ウィンさんが吹き飛ばされたと同時に叫び声?が聞こえる
「シルバースペル!」
ふむ?視界の右側に謎のバフがある
「魔力強化?」
魔職には使えそうだが関係ない、伏せたままでは撃てない、立ち上がり近くに木を設置、それを台にして狙いを定める
ゴーレムとの近距離戦闘は危険だ、それを理解してるようで逃げながら戦っている
hatirokumasaさんの周りに花札の様なものが浮かんだと思ったらゴーレムがダメージを受けて吹き飛ぶ
「なら、被害でないか」
死の風、そんなの名前だけで対象の周りに火薬の混じった風が吹くだけだ、だが威力は出るんじゃないだろうか
「死ね」
引き金を引く
頭をぶち抜いただろう、それと同時に爆発が起きる、ひどいオーバーキルだ、だれも怪我はしてないようだし問題ない
「ウィンドサーチ」
こんなの誰かに見られたらチーター疑惑が……っと、誰もいなかった、安心……なんだけどおかしいよな
「ネロ以外のみなさんご無事ですか」
「お、おう」
「皆さん気づいてますか?この世界、チャットも止まり、今まで人と会わなかった、これはおそらく、この世界、もう人いませんよ」
「え?」
「いやどういうことだよ」
「言葉のとおり人がいないんですよ」
「えっと……」
「あれ……?私たち本当に誰とも会ってない?」
「多分、もう会えないでしょうね、あとsabamiso_sabuさんレベルアップおめでとうございます」
「え?あ、ああ」
「そろそろ戻りましょう」
「……」
この世界に人がいないのではない、別の世界をこの世界と言っているのだ
それを知るものはどこにもいない
外のものは知らずに世界につなぐ
そして……