インフィニット・ストラトス 鋼鉄の銀龍    作:ユウキ003

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今回はタッグ戦回です。


インフィニット・ストラトス 鋼鉄の銀龍 第8話

前回までのあらすじ

あることがきっかけで対立したセシリア、鈴とラウラ

2対1と言う試合ながらセシリア達を圧倒したラウラ だが、

彼女の非情な行いが、機龍の中に眠り『怪獣王』の片鱗を目覚めさせる

結果となり、暴走した機龍によって追い詰められるラウラ 

奇しくもさらに乱入した千冬のおかげで事なきを得た

その後、簪と共に弐式の開発を終了させた機龍は、彼女からの願いを

聞き、自分の過去を彼女に話した 簪はそれを知った上で機龍を

受け入れ、二人はお互いの感情を打ち明けた

 

機龍はうつらうつらと目を開けた 

今、彼の目の前には、誰かのパジャマがあった

その相手、簪の顔を見上げる機龍

彼女はどうやらまだ眠っているようだった

その彼女の胸に自分の顔を埋める機龍 

聞こえてくる、彼女の『鼓動』、『命の響き』 そう、昨日の夜、機龍はその音を

子守歌にして眠りについたのだ

やがて簪も身じろぎをしてから、その瞳を開いた

簪「ん…機龍?」

機龍「おはよう。簪。」

簪「うん。おはよう。」

朝の挨拶を交わしてから、もう一度お互いを抱きしめ合う二人

機龍「簪と一緒にこうしてると、体がポカポカしてくる。」

簪「うん。私も。」

こうして、二人の親密度はマックスになっていた

 

そして、ついにトーナメントの日がやって来た

さらに、誰が機龍のペアになるか、という話は抽選で決まった相手 

という話だったが、肝心のペアは

――――――簪だった―――――

簪「わ、私と機龍がペア!?」

ISスーツに着替え、同じ更衣室で待機していた簪と機龍

そして、肝心の相手、と言うのが

―――――箒とラウラのペアだった―――――

やがて、二人の近くに一夏とシャルルがやって来た

シャルル「まさか、機龍君が初戦のボーデヴィッヒさんの相手になるなんてね。」

一夏「機龍、お前は大丈夫か?……お前は…その、」

機龍「大丈夫……でも、それ以前にやらなきゃいけない事が有る気がするんだ。」

簪「え?」

機龍「ボーデヴィッヒさんのIS……あれを見てると、とてつもなく

   嫌な予感がするんだ……」

一夏「いやな予感?」

機龍「言葉にしにくいんだけど…何というか、あの中に何かが隠れているような、

   そんな気がするんだ。」

一夏「よくわかんねえけど、なら、気を付けろよ?」

機龍「うん。わかってる。」

 

その後、アリーナにISを纏った状態で現れた4人

その中にあって異彩を放つ機龍  アリーナの観客席でも、初めて機龍を

見る者はかなり驚いていた

ラウラ「貴様に敗れた屈辱、ここで晴らさせてもらう。」

機龍を睨みつけるラウラ だが、動じないはしない機龍

機龍『これ位の殺気、前世に比べれば……』

やがてアナウンスによってカウントダウンが始まった

   『5…』

簪「機龍、勝とうね。」

   『4…』

機龍「うん…僕もがんばるよ。」

  『そうだ。これは殺し合いじゃないんだ。』

   『3…2…1…0』

カウントがゼロになった瞬間、機龍と簪は後ろに飛んだ

箒「なっ!?」

その姿に一瞬驚き、対応が遅れる箒

そこに、機龍改の2連メーサー、バックユニットのロケット弾、誘導弾、

レールガンの嵐がラウラと箒の立っていた場所を襲った

爆発と轟音が2人を襲った

無数の着弾を確認すると、さらに胸部の3連ハイパーメーサーを展開する

機龍 そしてすべての武装を一点に集中して放つ機龍

 

やがてパックユニットのロケット弾、誘導弾をすべて撃ち尽くした機龍は

口と胴のメーサーを閉じ、レールガンの射撃を止めた

やがて煙が晴れた先ではAICで何とか猛攻を防ぎ切ったラウラと

すでに動かなくなった箒だった

 

そして外野はと言うと、あまりのすごさに開いた口が塞がらないでいた

一夏「き、機龍って、すげえな。」

シャルル「敵じゃなくて良かったよ、あはは。」

一夏「いや、いつかあれに当たるんだぞ。俺達。」

だが、まだ肝心の相手、ラウラが残っていた

ラウラ「クッ!調子に乗るなぁ!」

そう言うとレールガンを乱射しながら接近してくるラウラのレーゲン

その一発が簪の打鉄弐式に当たりそうになるが、機龍が簪の前に出て、

自分を簪の盾にした

機龍『簪は、やらせない!』

簪「機龍////」

後ろから機龍を見上げる簪の眼は、完全に恋する乙女だった

機龍『簪、援護は任せた。』

簪「うん!がんばる!」

それだけ短い意思疎通を交わすと機龍は背中のバックユニットの片方を

突進してくるラウラに向けて発射した

ラウラ「そんなもの!」

AICでそれを防ぐ だが、次の瞬間、そのバックユニットが爆発した

至近での爆発音で集中力が切れた所にもう一つのバックユニットが飛来

至近距離で爆発した

   「ぐああぁぁ!」

爆風でたたらを踏むラウラのレーゲン

機龍『KYUOOOO!』

それを見た機龍は一度だけ吠え、ラウラに向かってスラスターを吹かし、

突進していった

右手をスパイラル・クロウに変形させ、それをラウラに向けて突き出す機龍

だが、AICによって攻撃を防がれた

ラウラ「ふん!この停止結界さえあれば、私は無敵だ!」

だが、その時、ラウラを挟み込むようにして、無数のミサイルが彼女を襲った

   「グアッ!」

それによってAICを解除され、機龍の回転した尻尾攻撃で

吹き飛ばされるラウラ

数回バウンドしてから、何とか態勢を立て直し、その目は、機龍の後ろの

簪を睨みつけた

   「この!邪魔だあぁ!」

簪に向けて、4つのワイヤーブレードを飛ばすレーゲン

それを後ろに飛んで回避するがほとんど実戦経験のない簪には

その全てを避けきることができず、2つが簪に命中しそうになった時、

機龍のレールガンから、まるでビームのように断続的に弾丸が発射され、

その2つのブレードのワイヤーを切り裂いた

だが、機龍の意識が簪の援護に向いた瞬間、ラウラのレールガン数発が機龍に命中した

   「このまま!」

さらにレールガンを撃ち込もうとするがそこに今度は簪の弐式から

春雷による攻撃がラウラを襲った

   「クッ!雑魚が!」

その攻撃をAICでガードするが、今度はそこに機龍の形を戻した

右ストレートが決まった

   「グアッ!」

吹き飛ばされ、壁に打ち付けられるラウラのレーゲン

 

そして、その様子はピットでも見られていた

真耶「すごいですね。機龍君とペアの更識さん。」

千冬「機龍は防御、射撃戦に特化した殲滅特化型のISと捉えられる。

   対するペアの更識の打鉄弐式は機動性に特化したISだ。

   だが、この場合、前衛に適しているのは機龍だ。」

真耶「どうしてですか?能力を考えた場合、前衛は更識さんの方なんじゃ?」

千冬「セオリーではな。だが、更識の弐式は数日前完成したばかりだ。

   それに、ISの運用時間も一夏にさえ及ばない。

   一方の機龍は……こういっては何だが…場数なら機龍に勝てる奴は

   いない……何せ、本当の戦いを経験しているのだからな。」

真耶「な、成程…」

千冬「だからこそ、実戦経験の無い更識を機龍の後ろに下がらせ、援護に 

   当たらせるのは妥当な所だろう。」

真耶「だから、機龍君が更識さんの前に出たんですね。」

千冬「あいつ自身は、更識を守る為にそうしているのだろうが、

   結果的にそれがもっとも良いあの2人の戦い方、と言う事なのだろう。」

やがて二人は映り続ける試合の映像に視線を戻した

 

やがて試合は機龍とラウラの1対1の形相になり始めた

両腕の展開したレーゲンのプラズマ手刀と機龍の右手のスパイラル・クロウと

左手のレールガンを0式に変化させ、せり出したメーサー・ブレードで

近接戦闘を始めていた この場合、ラウラはAICを発動させれば終始

有利に立てるのだが、それを発動した場合、待機している簪からの

攻撃がそれを阻止するのだった

 

逆に近接戦闘なら射角が取りにくいメーサーは使いずらい 胴体の

ハイパーメーサーも弱点を現すようで、近接戦闘では使えない

右手のレールガンもスパイラル・クロウを展開した時点で破棄している

残った左手の0式もメーサー・ブレードを展開しているので

無暗には使えない状態だった

それを見たラウラは近接戦に移行し、機龍もそれを迎え撃っていた

 

ラウラ『負けない!私は…誰にも、負けられないんだ!』

彼女は思い出す 自分自身の過去 闇の中にいた自分 それを救ってくれた

千冬の姿 そして、理想と現実のギャップが、彼女に一夏を敵と判断させた事を

   『アイツを叩き潰すまでは!私は誰にも負けない!』

その時

   『願うか?…汝、自らの変革を望むか?…より強い力を欲するか?』

レーゲンの中から響く、甘い悪魔のようなささやき

   『そうだ!私に、力をよこせ!』

その声にYESと答えてしまったラウラ そして、悪魔との取引が成立した

 

そして機龍は気づいてた その悪魔の存在に

機龍『!ダメだ!それに手を伸ばしちゃダメだ!』

だが、彼の言葉は届かず、いきなりラウラの周りを電流が駆け巡った

それに押され、数歩後ろに下がる機龍

  「ダメだ!それ以上行っちゃいけない!戻るんだ!」

ラウラ「ぬああぁぁぁぁ!」

だが、機龍の制止の声も届かず、ラウラの機体、レーゲンはまるで粘土のように

その姿を変え、ラウラを飲み込んだ

 

やがてアナウンスが流れ、生徒や来賓を守る為にシャッターが下りた

そんな中、ラウラを飲み込んだレーゲンはその姿を変えた

そして、その姿に歯噛みするものが一人 

一夏「ふざけんな…!」

シャルル「一夏?」

一夏「あの野郎!千冬姉の真似しやがって!ぶっ飛ばしてやる!」

そう言って一夏が走り出そうとした時

機龍『一夏、悪いけど、今回は僕がやらせてもらうよ。』

白式を通して機龍の声が聞こえて来た

一夏「待てよ!アイツは俺が!」

  『あのシステムは…使用者の命を奪う危険な物だ。一夏を待ってる

   暇はない。それじゃ』

一夏「お、おい!待て!機龍!」

それだけ言うと機龍は通信を切った

 

その頃、ピットでは千冬がISを装備した教師達に指令を飛ばしていた

そんな時

機龍『織斑先生』

千冬「機龍か?何だ?」

機龍『あのISの破壊、僕にやらせてください。』

真耶「き、危険です!機龍君は下がってください!」

機龍『問題ありません。それに、時間がありません。』

千冬「どういう意味だ?」

機龍『あれは…VTシステムです。』

真耶「え?えぇ!?そ、それってあの、開発が禁止されているシステムじゃ!?」

千冬「確かに…だとすればアイツのISが私の姿を模したのも理解できる。」

機龍『とにかく、彼女の救出は僕がやります。それじゃ。』

真耶「あ!ちょっと!機龍君!?」

ピットとの通信を切る機龍

 

その頃、機龍はラウラのレーゲン変化体と相対していた

だが、レーゲンは何の行動も起こさず、ただ突っ立っているだけだった

その時

機龍『KYUOOOO!』

雄たけびを上げる機龍 それに反応して武器を構える変化体

次の瞬間、変化体のブレードと機龍のスパイラル・クロウがぶつかり合い

火花を散らした 

そして、機龍の戦いが始まった

 

その頃、レーゲンのVTシステムに飲み込まれたラウラは

暗い世界を彷徨っていた

ラウラ『そうだ。これで良い。私は兵器…勝つためなら…』

機龍『それが君の望みなの?』

真っ暗でラウラしかいないはずの空間に機龍が現れた

ラウラ『ッ!?貴様は!なぜここに居る!?』

機龍『…システムを経由して、君に話しかけているんだよ。…それで、

   君の望みは本当にこんな結末なの?自分の命を削って

   挙句死ぬかもしれない力に飲み込まれて。」

ラウラ『貴様に何がわかる!私の何が!』

機龍『そうだね。僕は君の過去を知らない。何があったのかも、

   何をされたのかも……でも、絶望なら知っている。』

ラウラ『何!?』

そう叫んだ時、宙に浮く機龍の後ろに巨大な2つの影が現れ、それは

姿を成した 

一つは黒の体躯を持ち、恐怖と絶望と破壊の化身 『ゴジラ』

一つは銀の体躯を持ち、科学の力で生み出された人類の希望 『3式機龍』

   『な!?何だこれは!?グッ!?』

その時、機龍とラウラの間で強烈な光が生まれた そして、二人に流れ込む、

お互いの忌まわしい記憶 

   『何だ!?今の記憶は何だ!?』

機龍『それが、僕の絶望さ。』 

そう言った彼の顔はどこか悲しい笑みを浮かべていた

今しがた自分の中に流れ込んだ記憶を思い出すラウラ 

それこそまさに、『絶望』『怒り』『悲しみ』全てを凝縮したような記憶

ラウラ『これが…これがお前の記憶だというのか!?』

それを否定するかのように叫びラウラ 

   『こんな…こんな…』

機龍『人にとって…誰もが辛い記憶や思い出したくもない記憶も

   あるかもしれない。君もそうなのかもしれない。』

ラウラ『私は…私は強くならなければいけないのだ!』

機龍『…その力を求めた先に、何が待っているの?

   富?名声?君は力で何を求めるの?』

ラウラ『それは……』

今まで唯々力しか求めていなかったラウラに、その質問は答えられなかった

機龍『力を求める事は、悪だとは思わない。でも、力を求めて、

   その先君はどうなるの?……一つだけ君に伝えておくよ。

   僕のようになりたくなかったら、力の意味を考えて…

   何も失いたくなければ。』

ラウラ『ふん!何を今更、今の私には、失うものなど…』

機龍『…なら、どうして君は、『泣いているの』?』

そう、ラウラは知らず知らずのうちに涙を流していた

ラウラ『ッ!?なぜ、だ。私は、ただの兵器のはずなのに…

    なぜ、涙など。』

機龍『君は、兵器なんかじゃない。君には心がある。感情がある。』

そう言って手を伸ばす機龍

  『僕は、この世界で人として生まれ変わった。そして、人の暖かさを

   大切な人から教えてもらった。だからこそ知ってほしい。

   この世界に生きる人間は、素晴らしいんだって事を。』

ラウラ『ダメだ。私は、その手を取れない…今更…私が…』

機龍『それを言ったら、僕は生きる事さえ許されなくなる。でも…

   僕はこの世界で生まれ変わる事ができた。だから、きっと君も…』

そう言って手を伸ばす機龍 そしてその手はラウラの手を掴んだ

  『人間として、生きていけるんだ。』

その瞬間、暗闇に覆われていた世界が一瞬で晴れた

その時、彼女は理解した 『こいつは、私よりも強い』と

 

そして、意識同士の会話でお互いを理解しあった瞬間

現実世界の変化体がもがき、苦しみだした

それを好機と見た機龍は左手のメーサー・ブレードで縦一線に変化体を切り裂いた

ビシッという音と共に変化体の体が砕け散り、中からISスーツ姿のラウラが

現れた それを人の姿に戻った受け止める機龍

  「…おかえり。」

自分の腕の中で眠るラウラにそう呼びかける機龍だった

 

やがて時間は過ぎ去り、医務室で意識を取り戻したラウラ

ラウラ「ここは……私は…」

その傍らに座っていた千冬に問いかけるラウラ

千冬「今回の案件は機密事項なのだが…まぁ、どのみち機龍が話しそうか。

   …お前はVTシステムを知っているか?」

ラウラ「ヴァルキリー・トレース・システム、ですか?」

千冬「そうだ。それがお前のISに積まれていた。

   だが、知っての通り、あれは開発、研究、その一切が禁止された

   システムだ。」

ラウラ「それが、私のシュヴァルツェア・レーゲンに積まれていた

    と言う訳ですね。」

千冬「そうだ。」

ラウラ「そして、私がその力を望んだから…」

そう言いながらシーツを握りしめるラウラ そんな時

千冬「ラウラ・ボーデヴィッヒ。」

ラウラ「は、はい!」

千冬「…お前は誰だ?」

ラウラ「え?…私は…」

千冬「……誰でもないならそれでいい。お前は今日から、ラウラ・ボーデヴィッヒ

   と言う『一人の人間』だ。わかったな?」

ラウラ「教官…」

千冬「ここでは先生、だ。バカ者。」

と言うと立ち上がり出て行こうとする千冬

  「それと…お前は私にはなれないぞ…」

ラウラ「…………」

千冬「…だが、お前には、そうだな。先輩とも言える相手がいるんじゃないか?」

ラウラ「え?」

その言葉を聞いて、咄嗟に思い浮かんだのは、あの『破壊神』から『人間』へと

生まれ変わった彼の事だった

千冬「そうだな。お前達は姉弟……いや、双子か。」

ラウラ「あ、あの、それはどういう…」

千冬「気にするな。お前達が並ぶ姿をイメージしたら、そう思っただけだ。

   ではな。」

それだけ言うと、千冬は部屋を出て行った

残されたラウラは

ラウラ「双子……私と、あの子供が……ふっ、ははは…」

二人が並んだ姿を思い浮かべながらラウラは笑い始めた

 

場所は変わって夕食時の食堂 

簪と共に食事をする機龍

簪「で、結局トーナメントは中止だけど、1回戦だけはやるみたい。

  なんでも、個人データだけは取るんだって。」

機龍「でも、僕たちはもうやったから戦わないんでしょ?」

簪「うん、そうみたい。」

そう話し合いをしていると、遠巻きに2人を見ている生徒たちが気になった

女子「優勝……チャンス……消え…」

  「交際……無効…」

  「うわあぁぁぁん!折角機龍君狙ってたのに~~~!」

それだけ言い残すと、大勢の生徒が泣きながら走っていった

機龍「?今の何?」

簪「さ、さあ?」

噂の事を知らない二人は首を傾げる事しか出来なかった

その後、自室に戻る二人

簪「でも機龍もすごかったね。あのドイツの人を助けちゃうんだから。」

機龍「でも、それは簪が、僕に人の温もりを教えてくれたからだよ。

   ありがとう。」

簪「そ、そんな…どういたしまして////」

そんな仲睦まじい姿のまま、部屋に戻る二人だった

 

やがて数日後 あるHRで転校生が来るという話が出た

機龍「転校生…やっぱり多いね。」

一夏「でも、これは普通じゃないからな。」

なんて話をしていると入って来たのが、シャルル…もとい、『シャルロット』に

戻った『シャルロット・デュノア』だった

その後、ざわざわとざわめきが広がる教室内 そして

女子「あれ?!そう言えば昨日って男子が大浴場使ったわよね!?」

と言った次の瞬間

鈴「一夏あぁぁぁ!」

ドアをぶち破って甲龍を展開した鈴が入って来た

一夏「ひえぇぇ!」

それを見た機龍は

機龍「鈴お姉ちゃん、また先生に怒られるよ?」

落ち着いた感じでさも同然の事を言った

鈴「それでも、今の私の怒りは止まらないのよ~!」

と言って衝撃砲をスタンバイする鈴

一夏と機龍以外の生徒は後ろに逃げたが、このままでは一夏と機龍は

完全に巻き込まれる 一夏が目を瞑った瞬間、衝撃砲が発射されたが、

爆音は響かなかった

恐る恐る目を開けると、そこには立派に直ったシュヴァルツェア・レーゲンを

身に纏ったラウラがAICで鈴の攻撃を防いでいた

一夏「ラウラ!?お前どうして!?」

ラウラ「勘違いするな。お前はついでだ。」

そう言って一夏を押しのけるラウラ

   「し、篠ノ之機龍、お、お前に話がある。」

機龍「何?」

ラウラ「お、お前を私の弟にする!異論は認めない!」

セシリア「な!?なななな!?」

女子「「「「「「何だってぇぇぇぇ!!??」」」」」」

機龍「……良いよ。」

女子「「「「「「良いの!?!?」」」」」」

機龍「よろしくね、ラウラお姉ちゃん。」

ラウラ「う、うむ////わかればよろしい////」

と、いわせた本人も何やら顔が赤かった こうして、ドタバタな日常の

騒がしさはヒートアップしていくのであった

     第8話 END

 




で、結局ラウラは機龍サイドのヒロインに落ち着きました
それと、どうでも良い事なのですが、自分はこれから大学に通うので、
これまで以上に更新速度が落ちると思います。
ご了承ください。
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