美食屋の力を持ってネギま!に転生!   作:須佐之男

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すみません少し遅れました。


大浴場

 

正義の魔法使い(笑)に襲撃されてから数日たったある日、四狼の家に魔法関係者達がやってきて学園長が謝罪をしたいから学園長室に来て欲しいとの通達を受けた四狼は念の為ノッキングガンを持って魔法使い達と共に学園長室に向かった。

 

四狼side

 

コンコン

「失礼します」

 

魔法関係者の一人で数日前に四狼に襲いかかり呆気なく撃退された刀子が言う。すると部屋の中から返事が返ってきた。

 

「入ってよいぞ」

 

その返事を聞いた刀子は扉を開け中に入る。もちろん全員でだ。中に入るとそこには魔法関係者達がいた。魔法関係者の中で足りていないのは 桜咲刹那、龍宮真名、それとエヴァンジェリン、茶々丸、ネギの5人。

つまり2-A組がいないのである。何か用事があるからなのか?と四狼は思ったが気にしないことにした。

 

魔法関係者達は四狼が入った瞬間に警戒体制に入った。

 

「よく来てくださった。四狼殿、この度は我々教師陣が失礼をしてしまい誠に申し訳ない。四狼殿もし儂らにできることがあるなら可能な限り手伝いましょう。」

 

近衛 近右衛門はそう言って四狼に向かって頭を下げ四狼に言う。

 

「うむ、じゃあ早速ワシの願いを聞いてもらおうかの。実はワシの家の風呂が今壊れておっての修理出来るまで使える風呂を紹介して欲しいんじゃよ。」

 

どんな無理難題を押し付けられるかと身構えていた近右衛門達は呆然とした。

なんせ人を救う立場の正義の魔法使いが一人の老人を集団で襲いかかったのだ、いくら四狼が強いと言っても見た目は唯のお爺ちゃん(アル中の爺さん?)だ。もしこの事が外に漏れたら魔法使いの立場が危うくなる、だから近右衛門達は四狼の要求に答える代わりにその事実をなかった事にして貰おうと思っていた。

だが四狼からの要求は家の風呂の修理が完了するまでのわずかな間 風呂を貸して欲しいと言うものだった。これではとても魔法使い達が四狼を襲った事をなかった事にして欲しいなどとは言えない。

故に近右衛門達は焦っていた。

 

「ひょっ⁉︎ふ 風呂ですかの?風呂といえば確か大浴場があったはずじゃ、そこを好きに使ってください」

 

「それは助かったわい、風呂入らんと気持ち悪いからの。じゃあワシは帰るとする、謝罪ももらった時の」

 

そう言って四狼は学園長室から出て行った。酒を持って

 

「え⁉︎あれ儂の秘蔵の酒じゃね?」

 

近右衛門の言葉は誰にも聞こえていなかったという。

 

 

四狼は学園長室から出た後一度家に戻り着替えと酒を数種類持って大浴場に向かった。

四狼は風呂に入りながら飲む酒が好きだった。その為大浴場で風呂に浸かりながら酒を飲む為に持っていくのだ。

 

 

 

 

 

〜〜大浴場〜〜

 

大浴場についた四狼はささっと体と頭を洗い湯船に浸かる。もちろん大浴場には人の気配は無い。

 

「ふぅー・・にしてもここの風呂はでかいのう」

 

四狼はそう言いながら持ってきた酒を取り出した。四狼が取り出した酒はフグ鯨のヒレ酒。

フグ鯨のヒレ酒は飲むと一週間の間ほろ酔い状態が続くと言われている程強い酒である。

 

「ヒック・・やっぱり酒は美味いのう、風呂に入りながらだとまた格別じゃの」

 

そう言いながら酒を楽しんでいると脱衣所の方から人の気配がする。

 

「あ・・やめっ・・・ダメですーー!」

 

「何はずかしかってんのよガキのくせに!ホラ 脱ぎなさいよ!」

 

そんなやり取りをしながら入って来たのはネギまの世界の主人公であるネギとそのパートナーである明日菜である。

 

「えーいっ!」

 

「わーん」ボチャーン

わぷう

 

明日菜がネギを湯船に放り込む。放り込まれたネギは情けない声をあげる。

 

「うう〜〜〜っ、ひどいや ボク アスナさんの担任なのに。・・・?、わーーー‼︎何コレーーッ!」

 

「うちの寮自慢の大浴場よ」

 

ネギたちは四狼が少し離れた所にいるのに全く気付いていない。

 

「ふぉっ⁉︎しまった!ネギ達が風呂にやってくるのは今日じゃったのか・・・どうしようかのぉ」

 

四狼は入って来た2人を見てどうするか悩んだ。しかし原作をうる覚えながらも知っている四狼は必死にこの後の事を思い出す。

 

「(確かこの後ネギのクラスの生徒が入って来るんだったよな?・・・無理だな、諦めるか)」

 

四狼は心の中でどうするか考えた結果考えるのを放棄した。四狼は心の中の声が元に戻っていた。

 

そんな事を考えているとまたもや脱衣所の方から2-Aの生徒達が次々と入って来る。

 

ワイ ワイ

 

どうやら原作通りネギと明日菜は隠れたようだ。

入って来た生徒のうちの1人の金髪のロングヘアでスタイルのいい女子、出席番号29番 雪広あやかが言う。

 

「それにしても何ですのさっきのは!何であの暴力的で無法者のアスナさんの部屋にネギ先生が・・・」

 

雪広あやかの言葉に対し黒髪のロングヘアの女子、出席番号13番 近衛木乃香が雪広あやかに言葉を返す。

 

「あーーそれはウチのおじーちゃんがそーするように言ったんよ」

 

「学園長先生が?」

 

生徒たちはそんな事を話しながら体を洗っていく。

遂には胸の大きさを競い合うことまで起きていた。

 

「アレ?向こうに誰かいるアルよ?」

 

そんなやり取りをしている中1人の生徒が四狼を見つけた。

 

「えっ?もしかして誰か時間間違ってたのかな?」

 

話しているのは出席番号12番 古菲と14番の早乙女ハルナだ。

 

「いや、アレはどうやら男の様でござる。」

 

そう言って話に入って来たのは20番 長瀬楓である。

 

「えっーーー‼︎何⁉︎覗き⁉︎」

 

楓の言葉を聞いた女子たちは騒ぐ。

 

「いや、男と言うよりは老人の様でござる」

 

「老人?風呂場まちがえたんかな?」

 

「とりあえず確認するアルよ!」

 

そういって古菲は四狼に近づいて行った。

 

「ご老人、ここで何しているアルか?ここは大浴場アルよ?もしかして間違えたアルか?」

 

古菲は四狼に話しかける。

 

「ん?いや何、実はワシの家の風呂が壊れておっての、修理の間風呂をどうしたらいいのか学園長に相談した所この大浴場を使ってくれとの事での、使わせてもらっとるんじゃ、まさか人が来るとは思っとらんかったわい。」

 

「そうアルか!わかったアル、みんなに伝えてくるアルよ!」

 

そういって古菲は生徒達のいる方へ戻って行った。

 

「くーふぇ、あの人なんて言ってたん?」

 

「あのご老人は家の風呂が壊れていて学園長に相談したらここを使ってくれって言われたようアル!」

 

「え?おじーちゃんが?おじーちゃんここが女子の使う風呂って忘れてたんかな?」

 

「でもま、別にいいんじゃない?これがまだ若い男の人ならともかく相手は老人なんでしょ?」

 

「そーアル、もう相当なお年寄りネ、でも唯のお爺ちゃんではなかったアルよ!」

 

「ふむ、確かにあのご老人は唯の年寄りではないでござるな。相当な達人と見える」

 

古菲の言葉に納得する楓、意味がわからない生徒達は頭に?を出している。

 

「あのご老人見た目はよぼよぼに見えるアルけど体は老人には見えないほど鍛え込まれてたアル!相当強いと見たネ!ぜひ手合わせ願いたいアルよ!」

 

「へぇーじゃああの人凄いんだ。」

 

何も知らない生徒たちは素直に感心しているが裏の関係者達は一様に四狼を観察していた。

そんな中四狼はのんきに酒を楽しんでいた。

 

「ヒック・・・眼福眼福・・」

 

訂正、酒だけでなく景色も楽しんでいた。変態である。

 

四狼side out

 

 

 

 

 

 

 

桜咲刹那side

 

こんにちは初めまして。私は桜咲刹那と申します。私は今クラスの皆さんと大浴場に来ています。

 

私は神鳴流の剣士でこの学園の長である近衛近右衛門の孫娘にあたるこのちゃ・・・お嬢様の護衛を陰ながらさせていただいています。特に最近はお嬢様の周りを常に護衛している状態です。

何でも魔法先生方が1人の人相手に6人がかりで戦ったにもかかわらず呆気なく撃退されると言う事件が起きた様で今この学園は少々危険な状態です。先生方の面子とか・・

高畑先生や刀子さんも撃退された中にいた様です。

もしこれが本当ならどう足掻いても今の私ではお嬢様を守りきれない。一刻も早く強くならねば・・・

そんな事を考えているとクラスメイト達が何か話している。

 

「アレ?向こうに誰かいるアルよ?」

 

「えっ?もしかして誰か時間間違ってたのかな?」

 

「いや、アレはどうやら男の様でござる。」

 

「えっーーー‼︎何⁉︎覗き⁉︎」

 

何⁉︎覗きだと⁉︎まさかこのちゃ・・お嬢様の裸を⁉︎くっ!許せん!どこの誰だ!私が成敗してくれる‼︎

 

私はその相手を確認しようと古たちが言っていた方向に目を向ける、その瞬間私はとてつもない物を見た様な気がした。

私は慌てて近くにいた真名に話しかけようとしたら既にエヴァンジェリンさんが真名にはなしかけていた。

どうやら気付いた様だ。私も真名の近くに行き話に混ざる。

 

「おい龍宮、貴様の魔眼であのジジイを見れるか?」

 

エヴァンジェリンさんが真名に問う。って言うかジジイって・・・確かに年寄りだけど・・・

 

「あぁ、私もちょうど見てみようと思っていた所なんだ。」

 

真名はそう言って老人に目を向ける。すると突然真名が目を抑えながら苦しげに声を漏らす。

 

「ぐぅぁぁ‼︎」

 

「おい真名!大丈夫か⁉︎」

 

真名が苦しげな声を上げたのを聞いて何人かこちらを見てきたが目に洗剤が入ったと言って誤魔化した。

 

「龍宮、どうだ?あのジジイは何者だ?只者じゃあないのは私にも分かるが力がない状態の私ではそれが精一杯だからな」

 

エヴァンジェリンさんが苦しげに声を上げていた真名に問う。真名も少し落ち着いて来たのか息を整えている。

 

「ふぅ、私が見えたのは一瞬だったが、その一瞬でわかったことがある。あの老人は化け物だと言う事だ。あの老人の姿、恐らく本来の姿ではない。」

 

真名がわずかに怯えた様子で説明する

 

「なんだと?本来の姿ではない?もしや悪魔か?」

 

「いえ、悪魔やそれに順ずる物ではない様です。それ以上の事は私には分かりかねますが」

 

私はエヴァンジェリンさんの問いに答える。

するとエヴァンジェリンさんは後は自分で調べてみるか、と呟いていました。

 

「そうか、すまなかったな龍宮」

 

エヴァンジェリンさんは最後にそう言い残して浴場を出て行きました。

私と真名も脱衣所に向かう、クラスメイトはまだ騒いでいた。

私は最後にその老人を一目見てから心に決めた。もしあの老人がこのちゃ・・・お嬢様に危害を加える様なら私の身を犠牲にしてでも止めると。

 

桜咲刹那side out

 

 

 





どうでしたでしょうか?楽しんで頂けたら幸いです。
これからも更新頑張りますのでよろしくお願いします。
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