東方豪快者 ~6人の海賊達が幻想入り~   作:れっつん

3 / 13
紫「幻想郷の事を改めて確認したうp主!」
魔理沙「果たしてこの作品をよりよいものに出来るのか?」
霊夢「後半へ続く。」
主「日曜18時にはやってません!」



主「今回からちょっとしたサプライズを用意しています!」
紫、魔、霊(((嫌な予感しかしねぇ...)))


第2話 不死鳥の魔法使い ~ジー・ジジル・ヴォルケイノ~

ここは妖怪の山の小屋。

そこでは藤原 妹紅とマーベラスが言い争っていた。

 

妹紅「なんで慧音を助けてくれなかった!」

マーベラス「仕方ねぇだろ!あんな強い奴俺でも流石に短時間で倒せるか!」

文「まあまあお二人とも、ここは落ち着いてゆっくりと冷静な話し合いをですね...」

妹、マ「「てめぇには関係ねぇ!黙ってろ!」」

文「(´・ω・`)」

 

椛「あちゃー。こりゃ完全にやっちまいましたね、文さん。」

文「人のケンカ止めるのがなんでいけないの...」

アイム「さすがに場の空気を読みましょう、文さん(呆れ)」

文「ああ!アイムさんまで私をバカにして!」

椛、ア((バカにはしてないな...))

 

妹紅「とにかくだ!お前らなんかに期待したのが間違ってたんだ!そのせいで慧音は...慧音は...」

マーベラス「何だと!じゃあ俺もお前を助けてやんなきゃよかったな!そうすりゃ今頃こんなめんどくせぇ事にはならなかったぜ!」

文「ちょっとちょっと!やりすぎですってお二人とも!」

 

ビキッ

 

妹紅「焼き鳥にされたくなかったら...」

マーベラス「フライドチキンにされたくなかったら...」

 

妹、マ「「黙ってろ!(怒)」」

文「ひいいぃぃっ!」

椛、ア((あーあ、また余計なことして...))

 

 

 

一方要塞ギガントホース内では...

 

ハラグロス・ギル「お手柄だな、トジコメロン。」

トジコメロン「お褒めいただき、ありがとうございます。」

《歴史を喰らう程度の能力》で死した行動隊長を蘇らせたトジコメロンは、皇帝ハラグロス・ギルに評価されていた。

 

ハラグロス・ギル「加えてザツリグやデラツエイガー、ザイエンを蘇らせたのも誠に合理的な判断だ。」

トジコメロン「いえいえ、滅相もございません。」

その後ろでは、五体の怪人が並び立っていた。

 

ザイエン「またお会いでき誠に光栄です陛下。」

 

ザツリグ「で?なぜ俺たちを蘇らせた?」

 

ダイランドー「この土地の奴等なんかチョチョイのチョイだっチョイ!」

 

デラツエイガー「あの海賊どもも、じきに倒してみせましょう。」

 

ワレドナイヤー「戦の始まりじゃあ!ガッハッハ!」

 

左から順に、ザイエン、ザツリグ、ダイランドー、デラツエイガー、ワレドナイヤーである。

 

ハラグロス・ギル「して、まず誰を向かわせる?」

トジコメロン「それならばすでに。全てを屍とした彼ならば必ずや。」

ハラグロス・ギル「シカバネンか...。地球でのリベンジマッチ、期待しているぞ。」

 

 

 

鎧「いっちゃいましたね、妹紅さん。」

ルカ「あそこまで怒ってたら、無理もないでしょ。」

椛「はぁ...。文さんが火に油を注ぐような真似するから。」

文「なんで!?」

椛「ていうか、あっちの船長さんは?」

ジョー「なんかあそこまでブチギレるのは自分らしくないって、ひとり自己嫌悪になってるぞ。」

 

マーベラス「はぁ...。あそこまで怒ったのはバスコのとき以来だな。」

ナビィ『ホントだよ。俺までひいちまったぜ。』

マーベラス「なんだ鳥。いたのか。」

ナビィ『扱いひどっ!あと鳥言うな!』

 

椛「あのコンビっていつもあんな感じなんですか?」

鎧「まぁ、そんなとこですね。」

ルカ「そのあたりは面倒見のいいハカセがよく知って...って、ハカセがいない!?」

文「あぁ、ハカセさんなら、妹紅さんが飛んでった方向に」

椛、鎧、ル、ア「「「「それを早く言わんかいッ!」」」」

文「ウェッ!?」

 

 

 

一方、山奥にて

妹紅「もう、なんでこんな事に...」

???「あの...」

妹紅「な、何だ!?...って、あぁ、あの海賊の仲間か。何のようだ?」

ハカセ「あ、あの、えーと...」

 

バッ

 

ハカセ「ご、ごめんなさい!」

妹紅「わわっ!?」

ハカセはいきなり、妹紅に向かって...土下座した。

 

妹紅「な、何のつもりだ!?そんなの、めったにやるもんじゃない!」

そういうと、ハカセはもとの体勢に戻り、妹紅に話し始めた。

 

ハカセ「いや、ウチのマーベラスについてなんか不機嫌に思ってるかもしれないけど、彼、なんか一度エンジンがかかっちゃうと止まんなくってさ。だから、その...僕が代わりに謝るからさ、その...彼の事を許してやって。」

妹紅は驚いた。ここまで自分の事を気にかけてくれた人が妹紅には、一人しかいなかったからだ。そしてこの男は、自分とあの海賊の仲を取り持つために土下座までしたのだ。驚くのも無理はない。

 

妹紅「だが、もう私には何も残ってない。大切な人を目の前で奪われて、もう何もかもいやになって...」

ハカセ「諦めちゃだめだ!」

 

妹紅「えっ?」

 

ハカセ「嫌ね、昔、『勇気を忘れるな』、そう教えてもらったんだ。魔法使いに。」

妹紅「勇気を...忘れるな...か。」

ハカセ「そう。これはその人が持つ力がこもっているんだけど...」

そういってハカセは妹紅に一つのレンジャーキーを手渡す。

 

ハカセ「お守りになるかもしれないし、持ってたら?」

妹紅「...いいのか?これはお前らの大事な戦力じゃ...」

ハカセ「いや、そこは気にしないでいいから。」

 

妹紅「...優しいな、お前。」

ハカセ「えっ、いやそんな!?...いや、今までそんな感謝された事無いから、戸惑っちゃって...あはは」

妹紅「あんた、名前は?」

ハカセ「ドン・ドッゴイヤー。気軽にハカセって呼んで。」

妹紅「そうか。ありがとな、ハカセ。」

その時だった。

 

妹紅「何だこの音?」

ハカセ「あっ、着信だ...もしもし?」

 

ハカセ「...!?何だって!?」

妹紅「?どうした?」

ハカセ「人里でザンギャックが暴れてるって!」

妹紅「何!?行き方は分かるのか?」

ハカセ「電話越しに文さんに教えてもらったから大丈夫!」

妹紅「じゃ、行ってきな!」

ハカセ「えっ?妹紅は?」

妹紅「私はまだ心の整理が...」

ハカセ「じゃ分かった!整理がついたら来て!」

そういうとハカセは一目散に、人里に向かって走って行った。

 

妹紅「勇気...ねぇ...」

 

 

 

一方人里では、

シカバネン「グハハハハ!泣き叫べ!人間ども!」

霊夢「くっ、コイツは弾幕が通用しないし、後ろの雑魚どもは倒せるけど、はっきりいってきりがない!」

異変解決のスペシャリスト、博霊 霊夢が行動隊長シカバネンと戦闘していた。

 

シカバネン「ふん。異変解決のスペシャリストがどんなものかと思えば、ここまで弱い奴だとはな!」

霊夢「ぐぬぬ...」

戦況ははっきりいって、霊夢の圧倒的な劣勢である。

あの妹紅の炎さえ防いだ者共なのだ、相手が悪い。

 

その時だった。

 

『ファァァイナルウェイィィィブッ!』

 

ドガーン!

 

シカバネン「ゴ、ゴーミンどもが一撃で!?」

霊夢「ど、どういうこと!?」

 

マーベラス「ふぅ。危うくまた一人犠牲にするとこだったな。」

ジョー「お前は確か...地球で最初に戦った奴か。」

鎧「なんですかあれ?見たこと無いんですけど。」

アイム「そういえばあの時まだ鎧さんはいなかったんでしたね。」

 

ルカ「ホント今の今までどこに行ってたの!?電話かけても繋がらないし、やっと通じた時がよりにもよって非常事態って!(怒)」

ハカセ「ホントごめん!ちょっと取り込み中だったんで...(汗)」

 

椛「霊夢さん!大丈夫ですか!?」

霊夢「あんた、確か...白狼天狗の椛、だったっけ?」

椛「あっはい...ってとにかく!今はこっちで休んで下さい!」

 

シカバネン「ゴーカイジャー!あの時の怨み、ここで晴らさせて貰おう!」

マーベラス「そうはいくかっての。こっちも派手に行くぜ!」

シカバネンvsゴーカイジャー、本編第1話の展開になる...とは限らない。

 

マーベラス達は10分もしない内に気がついた。

相手があの頃の何倍も強くなっているのである。

無理もない。あちら側が対策を施してくるのは最早当たり前といえよう。

そして、

シカバネン「くらえっ!」

若干回復しているとはいえこちらは手負い。シカバネンの光弾が直撃し、6人とも吹っ飛ばされた。

それに畳み掛けられるが如く、ゴーミンの増援に囲まれてしまう。

 

マーベラス「なんてこった...。」

鎧「くそっ、こっちが万全ならっ!」

今の状態では、鎧もゴールドモードになれるほどの体力はない。まさに万事休すである。

 

その時、赤い無数の弾幕が飛来し、ゴーミンを全て貫いた。

シカバネン「またかっ!こんどはどいつだ!?」

鮮やかにパターンを貫き現れたのは、

 

「私さ。」

藤原 妹紅だった。

 

ハカセ「そうか、全部整理がついたんだね、妹紅!」

妹紅「ああ!」

あまりに爽やかなこの二人のやり取りに、誰もが疑問を抱く。

 

文「えっ、えっと...お二人の間に、一体何が?」

ハ、妹「「ヒ・ミ・ツ♪」」

一同(何だこれ...)

 

シカバネン「誰かと思えば、泣き叫ぶことしかできていなかった奴じゃねぇか!」

妹紅「もう今の私は違う!」

妹紅「もう私は泣かない!なぜなら、勇気をこの胸に宿しているからな!」

そして妹紅は、燃える赤い羽根を広げる。

妹紅「さぁ、私が相手だ!」

 

その時、妹紅の服のポケットから赤く光るものが飛び出してきた。

妹紅「お守り...?」

それを手に取った瞬間、妹紅の目の前に赤い鍵穴が現れた。

妹紅「こ、これは...!」

 

ハカセ「はっ、そうか!妹紅!その鍵穴にソイツを差すんだ!」

妹紅「ええっ!?これ、鍵になるのか!?」

一同(いや、遅いよ...)

 

妹紅「とにかくやってみっか!」

妹紅は手の中のレンジャーキーを鍵の形に変形させ、鍵穴に差し込み、叫んだ。

 

妹紅「ゴーカイチェンジ!」

 

『マァァァジレンジャアァァァッ!』

そんな音がしたかと思うと、赤い魔方陣が妹紅の真下に出現し、徐々に上がっていく。

妹紅の体を魔方陣が通り抜けると、妹紅は赤き魔法使い、マジレッドとなった。

 

妹紅「うおっ!?何だこれ!?」

ハカセ「やっぱりだ...ゴーカイチェンジ出来た!」

 

シカバネン「姿が変わったとて同じ!ぶっ潰してくれる!」

妹紅「よくわかんないけど、やってみっか!」

そしてシカバネンvsもこたんマジレッドの戦いが始まる。

 

妹紅「フッ!ハッ!トリャッ!」

妹紅はマジスティックソードを華麗に振り回し、シカバネンを切りつける。

 

シカバネン「くっ、ならばこれでどうだ!」

シカバネンの肩から光弾が無数に飛び出る。しかし妹紅は避けずにそのまま直撃させる。

 

妹紅「ふぅ。ちょっと涼しくなったかな?」

シカバネン「何ィ!?」

妹紅「さっ、これで止めだ!」

そう妹紅が構えると、マージフォンに着信が入る。

 

妹紅「何だよこんなときに!...って、コイツは!?」

マージフォンには、ローマ字でこう書かれていた。

 

~ジー・ジジル・ヴォルケイノ~

 

それと同時に、一つのカードも飛び出してきた。

妹紅「ス、スペルカード?...『フジヤマヴォルケイノ』か...って!ここの『ヴォルケイノ』って、そういう事!?」

シカバネン「何をごちゃごちゃ訳の分からん事をほざいている!?」

 

妹紅「前言撤回だ...先に見せてやるよ、とびっきりの魔法をな!」

そして妹紅は叫ぶ。

 

妹紅「スペルカード発動...『フジヤマヴォルケイノ』!」

そしてすかさずマージフォンに入力した魔法も発動させる。

 

『ジー・ジジル!』

するとシカバネンのまわりに炎がまとわりつく。

 

シカバネン「くっ、何だこれは!?」

妹紅「さぁ改めて...」

 

妹紅「コイツで止めだ!」

『とびっきりの魔法』で剣先に炎を纏わせたマジスティックソードを構え、妹紅はそのまま突進する。

 

妹紅「どりゃああああああっ!」

シカバネン「ぐ、グワアアアァァァァァッ!」

剣先はシカバネンの体を貫き、燃やし尽くした。

 

そのまま決めポーズする妹紅の後ろで、シカバネンは爆散した。

妹紅は、勝利したのだ。

 

そしてゴーカイチェンジの解けた妹紅は、疲れで倒れこんでしまった。

 

ハカセ「しっかり!妹紅!妹紅!」

 

 

 

それから30分後、

妹紅「もこたん大復かーつ!」

元気な妹紅の姿があった。

 

文「そういやこの人不死身なの忘れてました...。」

マ、ジ、ル、ハ、ア、鎧「「「「「「だからそれを早く言わんか!」」」」」」

文「(´・ω・`)」

 

霊夢「さて、これからどうするの?」

アイム「行動隊長が攻めて来たという事は、完全にこの幻想郷...でしたっけ。が狙われているということです。」

椛「だったら、この幻想郷での強者に協力を仰ぐしかなさそうですね。」

 

霊夢「じゃこうしましょう。私とジョーとアイムは私の神社、博霊神社へ、妹紅とマーベラスとハカセは永遠亭へ、椛とルカは紅魔館へ、文と鎧は守屋神社へ、それぞれ分かれていくってのは。」

鎧「それはいいアイディアですね!霊夢さん!」

霊夢「てことは、決まりね。じゃお互い何かあったら連絡しあうこと!オッケー?」

妹紅「あぁ、じゃ行こうか。」

椛「そうですね、それでは。」

文「承知です!」

こうして四人の少女と6人の海賊は、暫く別行動をとることになった...。




いかがでしたか?もこたんマジレッド?
え?こんなの聞いてない?そりゃそうでしょう。言ってないんですもん。まぁこれは冗談として、これからかなりの割合で少女達がゴーカイチェンジします。あと、時期としては、「柑珠伝」まで、ですかね。それでは、次回予告をどうぞ。



次ーーーーー回ッ! 東方豪快者は!

『ここが博霊神社よ。』

『あいつはあいつなりに苦労してんだよ。』

『我が刃に消えろ!』

『私が救った命が、幻想郷の未来をつくるかもしれないんだ!』

第3話 『異変の解決屋』 お楽しみに!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。