東方豪快者 ~6人の海賊達が幻想入り~   作:れっつん

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紫「やってきました第4話!」

魔理沙「なんやかんやあったけど!」

霊夢「気付けば何とか続いてる!」

主「なんとかってひでぇ!」



主「今回のゲストキャラビッグ過ぎて緊張してるんだからさ…」

紫、魔、霊「「「チキンめ…」」」


第4話 Wで漆黒

トジコメロン『貴様の作戦、ものの見事に失敗しているではないか!』

要塞ギガントホースの中で、またもや幹部たちが争っていた。

ザイエンの命で向かったゾドマスがやられたのだ。そのせいでトジコメロンに咎められていた。

 

ザイエン『違う。あれは真なる作戦の囮よ。』

ハラグロス・ギル『真なる作戦?』

ザイエン『左様にございます。今はその内容をお伝えすることはできませんが、必ず陛下に良き報告をする事となりましょう。』

 

ハラグロス・ギル『フッ、面白い。だが貴重な戦力をむやみに浪費させてはならぬからな。行動隊長を囮として使うのは後2回までだ。』

ザイエン『ハッ。』

 

 

 

ここは妖怪の山の一角。

 

そこでは鎧と文が小屋に泊まっていた。

 

鎧「はい。はい。わっかりました!」

そういうと鎧はゴーカイセルラーのボタンを押し、電話を切った。

 

文「どういった用件でしたか?」

鎧「ジョーさんからで、向こうでザンギャックが出たって言ってました。」

文「そ、それで?」

鎧「なんと、霊夢さんに萃香って方がゴーカイチェンジして倒しちゃったそうです!」

 

文「やっぱり私達にもゴーカイチェンジ…で合ってる?」

鎧「アッハイ」

文「ゴホン…ができるみたいですね。」

鎧「でもなんででしょうね?確かにレンジャーキーと変身用の媒体があれば誰でも出来ますけど…」

 

文「…やはり彼女を探して手伝ってもらう必要が有りますね。」

鎧「さっき言ってた天狗仲間の方ですか?」

文「そう彼女…姫海棠 はたてを一刻も早く見つけましょう!」

決意を新たにした2人は、そのまま小屋で熟睡した。

 

 

 

そんな夜中の事である。

一人の男が天から降り立った。

???「チッ、あの野郎俺を変な場所に降ろしやがって…」

そう男は煙草をふかして、森の奥へ消えていった。

 

 

 

次の日、

 

鎧「フアアアァァァ~ア。」

文「でっかい欠伸ですね(驚)」

鎧「昨日散々歩きまくったんで、疲れがたまってて…」

文「何言ってるんですか、今日もですよ!」

鎧「ええーーーッ!」

文に手を引っ張られ、鎧は涙目で引きずられる。

こうして、今日も探索が始まった。

 

 

 

~6時間後~

 

文「ようやく見つけましたよ!」

2人はようやくはたての住処を見つけた。

それはツリーハウスに似た木造の建物で、門にも『姫海棠』と表札がついている。

 

しかしその建物の扉には看板がさげられ、そこに大きく『OPEN』と彫られていた。

 

鎧「オ、オープンって…」

文「店でもやってるのかしら…?」

扉を開けると、カラコロと鈴が鳴る。

 

そこには少しの回転イスとカウンターがあり、まるでBARのようだった。

 

文「な、なにこれ…(汗)」

 

するとカウンター奥から人影が出てくる。

 

???「いらっしゃ~…って何だ、あんたか。」

文「何なのこれは!説明しなさいはたて!」

はたて「何って…見ての通りBARだけど?」

文は家を大改装したはたてに詰め寄る。

 

文「そうじゃなくて!なんでこんな大胆な改装したの!?」

はたて「外の世界の雑誌を見て、なんか憧れたから…」

文「だからって流石にこんな風紀を乱すような…」

文がそういった瞬間、はたては文にグーパンチした。

 

はたて「あんたにとやかく言われる筋合いはないわ!言っとくけどね、私は納豆とテンションの高い同業者は嫌いなの。あんたみたいなね!」

文「それってどういう意味ですか!」

はたて「そのまんまの意味よ!」

鎧「ちょ…ちょっと2人とも落ち着いてください!」

そう鎧がとりなすも、2人はまるで聞いていない。

 

その時だった。

???「うるせぇ!酒がまずくなんじゃねえか。」

カウンター席にいた1人の男が一喝を入れた。

 

鎧「あ、あなたは…」

そういうと鎧は涙を流しながら駆け寄る。

 

鎧「『鳥人戦隊ジェットマン』のブラックコンドルこと、結城 凱さんじゃないでs」

しかし凱に片手であしらわれ、転倒する。

 

凱「近寄んな。俺は納豆と男が大嫌いなんだよ。」

そして2人の方に凱は向き、

 

凱「マスター、マッカランのおかわりだ。」

そういってグラスを前に差し出す。

 

はたて「ああ、はいはい。」

文「えっと…あの人誰?」

はたて「昨日の夜からここに来てずっとマッカランしか飲んでないのよ。素性は知らないわ。」

 

するとのびていた鎧が2人のもとにほふく前進で近寄り、起き上がる。

鎧「あの方は『鳥人戦隊ジェットマン』のブラックコンドルこと、結城 凱さんですよ!」

文、は「「いや、ごめん、知らない。」」

鎧「あ、そうですか。でも彼はすでに死んでしま…って!なんでここにいるんですか!?」

 

凱「なに、今度は天女とのポーカー勝負に勝ってきたんでな。褒美にまた現世に戻ろうとしたら、こんなよくわかんねぇ所に来ちまってな。」

はたて「それでずっとここにいるのね。はい、マッカランのストレート。」

凱「どうも。」

 

鎧「てか俺にも見えてる!はっきりと!ヨッシャアアアアアアアアアアッ‼」

文、は、凱「「「うるさい!黙ってろ!」」」

鎧「(´・ω・`)」

 

その時だった。

 

ドガアアアァァァン!

 

はたて「な、何!?」

鎧「…!まさか!」

文「ちょっと!?鎧さん!?」

鎧と文は慌てて店内を飛び出す。

 

するとそこにはやはり、行動隊長が待ち構えていた。

鎧「お、お前は!?」

 

ボンガン『ほう、貴様が銀色の海賊か。俺の名はボンガン!さぁ、戦え!』

鎧「言われなくたってその気だよ!ゴーカイチェンジ!」

 

『ゴォォォオオオッカイジャアアアァァァッ!!!』

 

鎧「ギンギンにいくぜぇっ!」

 

 

 

ボンガン『ぬうっ!』

鎧「ドリャアアアァァァッ!」

ボンガン『ぐおおおぉぉぉっ!』

戦況は鎧の優勢、1晩寝たおかげで体力が回復したため、元の調子が戻ったのだ。

 

しかし様子がおかしい。

徐々に鎧の攻撃の命中率が落ちてきた。

 

鎧「ぐっ!体力が…」

ボンガン『ふん。効果が出てきたようだな。』

鎧「お前、俺に一体何をっ…!」

ボンガン『簡単なことだ。俺の体内カプセル内の微生物どもが貴様の体力を養分としているだけだ。』

鎧「なんて…こった…」

鎧はそのまま変身が解け、倒れこんだ。

 

文「鎧さん!?」

文は倒れた鎧に近寄り、抱きかかえようとする。

 

しかし敵はそれを許さない。ボンガンの放った弾丸が文に向って飛んでくる。

 

突然の事のため咄嗟に動けない文を弾丸が貫こうとした、その時だった。

 

???「クロスチェンジャー!」

突如声がしたかと思うと、文の目の前に漆黒の戦士が現れた。

その下には、弾丸が真っ二つで転がっていた。

 

鎧「凱…さん…」

凱「だらしねぇな。大の男が女1人守れねぇとは…お前、本当にダメな男だ。」

鎧「すいま…せん…」

凱「あとは俺に、任せときな。」

 

凱「か弱い女に手ぇ出すとどうなるか、きっちり教えてやるよ。」

ボンガン『黙れ!すぐに貴様もあの男と同じにしてやろう!』

ブラックコンドルvsボンガン、この戦いを1人上からはたては眺めていた。

 

はたて「なんで…?なんで立ち向かえるの…?」

 

突然現れた怪物。

 

奴は木々を吹き飛ばすほどの力を持っている。

 

そんな奴に敵うはずがない。

 

なのに、何故立ち向かっていくのか、それが分からなかった。

 

 

 

???「倒さないといけないからですよ。」

その声は不意に響いた。

 

はたて「あ、文…」

隣に目をやると、そこには文がいた。

 

はたて「で、でも…あんな化け物勝てるわけが…」

文「じゃあほっとくんですか?そしたらまわりに被害が出ますよ?」

はたて「そ、それは…」

文「はたて。誰だって目の前にあんなのが出てきたら怖がります。でもそこで立ち止まってたらいけません。自分自身の正義の心で、その悪に立ち向かわないといけないんです。どっちの『ガイ』さんも、その正義に従って戦っています。あなたも自分の正義に従ってみたらどうですか!」

はたて「私なりの…正義…」

はたての中で、何か晴れた気がした。

 

 

 

ボンガン『何故だ!?何故体力が減らない!?』

凱「悪いが俺は死んでるからな。」

ボンガン『そ…そんなのありか!』

 

その時、1つの影が降り立った。

はたて「私も戦うよ、凱。」

凱「マスター…」

はたてが身構えた時、黒い光が飛来した。

 

はたて「これって…!」

それは他でもない、ブラックコンドルのレンジャーキーだった。

 

そして鍵穴が現れる。

文「そのアイテムを鍵にして差し込んで!」

はたて「わ、分かった!」

その通りにして、はたては叫ぶ。

 

はたて「ゴーカイチェンジ!」

 

『ジェエエエェェェットマアァン!』

 

その瞬間、はたての体を光が包み込み、凱と同じ漆黒の戦士、ブラックコンドルの姿になった。

 

ボンガン『何、2人だと!?』

凱「オリジナルと…」

はたて「…海賊版だけどね♪」

ボンガン『くっ!』

 

 

 

凱「ブリンガーソード!」

はたて「バードブラスター!」

ボンガン『ぐあぁっ!』

2人いて、そのうえ同じ姿なので、混乱するボンガンを凱とはたては攻撃していく。

 

凱「とどめは一緒にやるか?」

はたて「いいわね!それじゃあ、せーの…」

そういうと2人はボンガンに向かって飛びあがり、

 

凱「ダブル…」

 

はたて「コンドル…」

 

凱、は「「フィニッシュ!」」

対称に、袈裟懸けに切り裂く。

その痕はV字に浮かび上がる。

 

ボンガン『何と言う…ことだ…ッ!』

火花を散らしながら、構えたままの2人の後ろで、ボンガンは爆散した。

 

はたて「イェイ!」

凱「フッ。」

凱に向かってサムズアップするはたてに、凱はグータッチで返す。

そのまま2人でハイタッチを交わした。

 

 

 

~10分後~

 

鎧「もう…行っちゃうんですね…。」

鎧、文、はたてに1人向かい合う凱。

 

文「私としても、もう少し話をしたかったのですが…」

凱「悪いな。俺は元々こっちにいたらいけない立場だ。そろそろ他の酒場にも寄ってみたいしな。」

鎧「他の酒場?」

 

凱「天国にもいろんな天国があるんだ。そこの全部のBARでマッカランを飲むのが、俺の今の目的だからな。」

 

凱「じゃあな。」

そういうと凱は背を向けて歩き出す。

それをはたては呼び止める。

 

はたて「待って!私、あなたと…」

凱「…名前は?」

はたて「…え?」

 

はたて「…はたて!私は、姫海棠 はたて!」

凱「はたて…か。いい名前だ。」

そういうと凱は振り向いて、

 

凱「なかなかうまかったぜ。はたてのいれたマッカラン。」

ほほえみながら言った。

 

はたて「…!」

 

凱「あばよ。」

そう言い残し、凱は光の粒子になり、天高く昇って行った。

 

 

 

鎧「…行っちゃいましたね。」

文「ええ…。って、はたて!?」

鎧と文の間で、はたては口を押えながら大粒の涙を流す。

 

鎧「は、はたてさん!?大丈夫ですか!?」

そういって鎧ははたてにハンカチを差し出す。

それで涙を拭いたはたては、鎧に尋ねる。

 

はたて「あの人が生前通っていたBARの名前は?」

鎧「…『Golden Gate』です。」

はたて「そう。じゃあ、私のとこの名前も決まったわ。」

 

文「それは…?」

はたて「『Black Bird』、って所ね。あの人が聞いたときに、すぐ分かるだろうし。」

 

文「いい名前ですね…。」

鎧「あれ?さっき文さん、『BARは認めない』とか言ってませんでした?」

文「いやそれはですね、あのー…」

 

2人の会話を軽く受け流しながら、はたては空を見上げる。

そこには、彼の笑顔がぼんやり映っているように、はたてには見えたのだった…




立ち上ガレット!立ち上ガレット!平和の使者たち(ウルトラマン、UPG、ビクトリアン、etc…)よ!

とかいう変なネタを先日思いついたうp主です。今回から、ちと更新速度が落ちます。その理由として、

1つ! またやらかした操作ミス!

2つ! 創生めっちゃ面白い!

そして3つ! 始まった新学期!

ってな事でご了承ください。えっ?大体がお前の勝手だろって?アーアーキコエナーイ。 なんて冗談は置いといて、次回予告をどうぞ。



次ーーーーー回ッ!! 東方豪快者はッ!!

『ルカさんは大事な人っているんですか?』

『この世界に生きていて、不便と思わないか?』

『あなたは一体!?』

『私はあなたを捕まえます!』

第5話 『ハンドレッド・ホワイトウルフ』 お楽しみに!
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