東方豪快者 ~6人の海賊達が幻想入り~   作:れっつん

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紫「5話目なのにハンドレッドって...」

主「そこに突っ込んではいけません。」



霊夢「ちょっ!?待って!なんで攻撃してくるの!?」

魔理沙「だって、このコーナーに出演した人で本編に出れてないの私だけだぞ!ぱるぱるぱるぱるぱる...」

霊夢「それはあいつにいって...」

その後、マスパに撃たれ焼け焦げた主の姿が発見されたという...。


第5話 ハンドレッド・ホワイトウルフ

~時は、鎧と文がはたての家を見つける少し前に遡る~

 

紅魔館に向かう道の中をルカ、椛、ナビィは歩いていた。

 

先頭をルカが歩き、その後ろに椛が続き、ナビィが最後尾である。

 

そんな中、椛が口を開く。

 

椛「ルカさんには誰か大事な人っているんですか?」

 

突然の質問に動揺するルカ。

 

ルカ「な、なんでまたそんなことを?」

 

 

 

椛「いや、何だかルカさんの背中から何か暗いオーラが出てるように感じて、しかもそのオーラの波形からみて、大事な人に何かあったように見えたんですよ。」

 

ルカ「なっ、なんかすごいけど...どうして分かったの?」

 

椛「ほら私、白狼とはいえ犬ですし。犬は他人のオーラを感じとりやすいんですよ。」

 

ルカ「そんな理屈!?」

 

 

 

椛「何か悩み事でもあるなら、話してしまった方がいいですよ。私、人の話を聞くのはうまいですし!」

 

そうルカに呼び掛ける椛に、ナビィが近寄る。

 

ナビィ『あー...悪いことは言わない、やめておいた方がいいぞ...。』

 

椛「えっ、何故です?」

 

ナビィ『何故って、あいつの過去は結構ブラックだぞ、途中でちb』

ルカ「余計なこというな!」

 

ゴンッ!!

 

そんな鈍い音が響き、驚いた椛がルカの方をみると、ルカが肘鉄を食らわせた後の構えで立っていた。

 

 

 

ルカ「驚かしてごめんね。さ、そんなにあんたが聞きたいなら、教えてあげるよ。」

椛「ぜひお願いします(尻尾フリフリ)」

ルカ「そ、そんなwktkした構えで来ないで...(軽くひく)」

 

~淑女少女に説明中~

 

椛「う、うぅぅぅぅぅ......(泣)」

 

ルカ「えっと...大丈夫?刺激が強すぎた...かな?」

 

椛「ぢ、ぢがびばずぅぅぅぅっ、ど、どでもびびばなじだっだのでつびが、がんどうじでなみだがぁぁぁっ......(ち、違います、と、とてもいい話だったのでついか、感動して涙が......)」

 

ルカ「なんだ、そんなら良かった...(きちんとした言葉が載ってなかったら正直詰んでたけど...)」

 

ルカさん、メタい話は禁物です。

 

~その後少しして~

 

ルカ「大丈夫?もう涙は止まった?」

椛「はい!はっきり止まりました!」

ルカ「ふぅ、良かった。」

 

 

 

椛「あれ、さっきまで一緒だった鳥さんは?」

 

ルカ「そういやいない!どこいったのかな?」

少し考えたルカだったが、すぐに答えが出た。

 

ルカ「あー...たぶんあの時だ...」

 

椛「へっ?どの時ですか?」

 

ルカ「私がナビィに肘鉄食らわせた時だよ。たぶんそれでどっかに飛んでっちゃったんだ。」

 

 

 

椛「そんなもんで吹っ飛んでっちゃうんですか!?」

 

ルカ「まぁ、私の場合、大の男一人でも一発で膝だちに出来るからね。」

 

椛「は、はぁ...」

 

ルカ「とにかく探そう。あいつも立派なウチの乗組員だし。」

 

椛「分かりました!でしたら私の能力で...」

そういうと椛は目を凝らす。そしてすぐに、

 

椛「いました!あそこの木のてっぺんです!」

と指を指し示した。

 

~5分後~

 

ナビィ『やれやれやっと助かった...。』

 

ルカ「いやー、まさかここまで飛んでくとは、我ながらびっくりするよ。」

 

ナビィ『ほんと気をつけてくれよ!なんたっておいらは精密機械なんだからな!』

 

ルカ「アー、ハイハイ。」

 

ナビィ『感情こもってないんだけど!?』

 

 

 

ナビィ『あ、そうそう。』

そういうと、ナビィは椛の方を向き、尋ねる。

 

ナビィ『木のてっぺんにいる間、人里の様子が見えたんで少し観察してたんだが...』

 

ナビィ『何だか文明がおいら達の世界より遅れてないか?』

 

 

 

椛「ええ、実際この幻想郷の文明は明治の辺りでストップしています。」

 

ナビィ『なるほどな。でもいろいろ不便な面もあるんだろう?おまえはこの世界で暮らしてて、不便に思った事はないのか?』

 

 

 

椛「...不便に思った事はないですが、昔、窮屈に感じる時がありましたね...」

 

ルカ「窮屈に?それってどういうこと?」

疑問に感じるルカとナビィに、椛は昔の話をする。

 

 

 

椛「私の能力は、《千里先を見通す事の出来る程度の能力》です。」

ルカ「なるほど。だからあんな遠いところにいたナビィを見つけられたのね。」

椛「はい。そしてこの能力は、妖怪の山の警護にあたる私達白狼天狗にとって、とてもうってつけの力だったのです。」

 

椛「勿論その能力のおかげで私は重宝されました。でも同僚からは嫉妬の対象となり、裏でネチネチといわれるようになってしまって...」

 

椛「それを救ってくれたのが、射命丸 文、あの文さんだったんです。」

 

 

 

ルカ「へぇ、そんなことが...だから私の話を聞いたとき、あんなに号泣したのね。」

 

椛「はい、そういうことなんですよ。」

そんなイイハナシダナー的ムードをぶち壊すように、二人と一匹(体?)に向けて3発の銃弾が飛んできた。

 

ルカ「!?危ない!」

間一髪、銃弾に気付いたルカがゴーカイサーベルを使い銃弾をはね飛ばす。

その前には、一人の怪人が立っていた。

 

椛「あ、あなたは一体!?」

 

???『フッフッフッ...』

 

 

 

ルカ「え~と、あんたは確かザンギャックのえーと...ダメだ!思い出せない!」

 

ブラムド『失敬な!俺様はザンギャックの行動隊長、ブラムドだ!』

 

ルカ「あー!それだ!」

 

ブラムド『kiss☆summer!この俺様を侮辱するとは...!』

 

ルカ「悪いね♪私達みたいな正義の味方は、一々あんたみたいなのを覚えてる暇はないの!ゴーカイチェンジ!」

 

『ゴォォォオオオッカイジャアアアァァァッ!!!』

 

素早く変身したルカはブラムドと戦闘に入る。

1日ゆっくり休んだおかげで、ルカが優勢だ。

 

 

 

ブラムド『グホァッ!!』

ルカ「どうしたの?こんな程度?」

余裕ぶって近づくルカ。それにブラムドは笑みを浮かべる。

 

ブラムド『ヌンッ!!』

一発の銃弾をルカに浴びせるブラムド。それをまともに食らい、よろけるルカ。

 

ルカ「くそっ!体が、動かない...!」

ブラムド『当たり前だ、今のは強力な麻酔弾。あれをゼロ距離で食らって動ける奴はいねえ。』

そしてブラムドは反撃といわんばかりに、ルカを滅多うちにする。

 

 

 

椛「ル、ルカさぁぁぁん!」

怪人どもに弾幕が通用しない事を知る椛は、ブラムドにフルボッコにされるルカをみて、叫ぶ事しかできずにいた。

 

椛「くそっ、何でいつも私は守られてばかりで、...私の方が、この世界を守らなきゃいけないのに...」

椛は唇を噛み締め悔しがる。

 

あの時も、今もそうだ。自分は守られてばかりで、それなのに守ってくれた人に恩返しすら出来ていない。そんな自分に、悔しがる椛。

 

そんな思いを胸に、椛は誰にもあてずに天に叫ぶ。

 

椛「私に、何かを守る力を!」

そう叫んだ時だった。

 

その言葉に呼応するかの如く、椛の前にスチールブルーの光が舞い降りる。

 

椛「これって...!」

そして光を纏ったレンジャーキーを椛が手に取ったとき、椛の目の前に鍵穴が現れる。

 

 

 

椛はレンジャーキーを胸にあて、

椛「ありがとう。」

と呟く。そしてレンジャーキーを変形させ、鍵穴に差し込んで叫ぶ。

 

椛「ゴーカイチェンジ!」

 

『デェェェエエエカァレンジャアアアァァァッ!!!』

 

椛は胸に大きく『100』と描かれた戦士、デカマスターへと変身した。

 

椛「ザンギャック行動隊長ブラムド!」

 

ブラムド『うん?』

 

椛「この幻想郷を荒らした罪として、私はあなたを逮捕します!」

 

ブラムド『ほう、やれるものならやってみろ。』

 

椛「手加減は、無しですよ!」

そう言って椛はブラムドと戦闘に入る。

 

 

 

ナビィ『大丈夫か~!?』

ルカ「ナビィ!何でこっちに!?」

ナビィ『こう見えてもおいらは精密機械だからね♪フムフム、麻酔弾はここか...。』

そういうとナビィはルカの体に刺さった麻酔弾を食わえて引っこ抜く。

 

ナビィ『ペッ!これで麻酔が取れたはずだぜ!』

麻酔弾を吐き捨てながら、ナビィはルカに応急処置を施す。

 

ルカ「ありがとう、ナビィ!おかげで調子が戻ってきたよ!」

ナビィ『フフン♪これで少しはおいらのk』

ルカ「加勢するよ、椛!」

 

ナビィ『おいらの台詞~!!!』

 

ナビィもドンマイ。

 

 

 

椛「オンドゥルダイジョウブナンディスカ!?」

ルカ「急にどうしたよ。」

 

椛「ゴホン!...本当に大丈夫なんですか?」

 

ルカ「大丈夫大丈夫!ナビィが麻酔弾を取ってくれたから安心さ♪」

 

椛「ホッ。そんなら良かったです。」

なんて会話をしつつ、ブラムドを追い詰める二人。

 

ブラムド『くっ、くそぉっ...!』

 

ルカ「止めは二人でいっちゃう?」

 

椛「そうですね♪」

 

そしてルカはゴーカイサーベルに自身のレンジャーキーを差し込み、椛は手にしたディーソードベガを横一文字に構える。

 

 

 

『ファァァアアアイナルウェイイイィィィブッ!!!』

 

ルカ「ハァッ!」

椛「ヌンッ!」

二人の強力な斬撃がブラムドを切り裂いた。

 

ブラムド『ち、畜生めえええぇぇぇっ!!!』

 

二人の目の前で、ブラムドは爆散した。

 

それを見て二人はハイタッチした。

 

 

 

ルカ「それにしても随分移動しちゃったわね...。」

椛「いえ、問題ないですよ。むしろ道としては近道に出たので、もっと早くに紅魔館に着けます!」

 

 

 

『なんだ、それなら良かった。』

『さ、早く行きましょう!』

 

ここは要塞ギガントホースの中。

椛達の様子をザイエンがモニター越しに眺めていた。

そしてザイエンはもう1つのモニターに目を向ける。

 

『あれ、さっきまで文さん否定的だったのに...』

『いや、それはですね...』

 

そこには、鎧と文の姿が映し出されていた。

 

ザイエン『なんて事だ。まさか囮がすべて倒されるとは...。』

そしてザイエンは席を立ち、

 

ザイエン『あの作戦を成功させねば、陛下にあわせる顔がない!一体どうした事だ...』

部屋を去りながら呟いたのだった...。




先日やってた『シュガー・ラッシュ』をみて感動したうp主です。
今回は椛がデカマスターになりましたね。ドギーをみてるとジューマンを思い出すのは私だけじゃないはずです。
ジューマンといえば、ジュウオウジャーの先行予告をみて、タスクに強い既視感を覚えたのですが、その原因は(やっぱり)エロハンでした。
そんなわけで次回予告をどうぞ。



次ーーーーー回ッ!!! 東方豪快者はッ!!!

『レンジャーキーを返せ!』

『怖いかといわれたら、そりゃ怖いよ。』

『貴様らを切り刻んでくれよう!』

『私達は、3人揃って三月精だ!』

第6話 『三人揃えば』 お楽しみに!
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