やはり俺が元スプリガンなのはまちがっている。   作:世間で言うジョージさん

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ほのぼの日常系ラブコメディ、予定(笑)

八幡のシリアス展開。


どーなるかは未定です☆



加筆、修正しました。



第4話 平和ボケと危機感

 

 

 

今日も部室で俺達は依頼者を待っていた。いくらか気になる事があったので友達(雪乃)に聞いてみる。友達に聞くとか、憧れのシチュエーションだ。べ、別に嬉しくなんかないんだからねっ!

と、俺がツンデレしても気持ち悪いだけなので割愛する。

 

 

「なぁ、雪乃。奉仕部って創部したのはいつなんだ?」

 

 

こんな奇特な部活を創るなんてな。

 

 

「去年からよ。創部者は私よ。平塚先生にお願いしていたのだけれど、部員はただの一人も集まらなかったわ。」

 

 

そらそーだ。怪しすぎるだろ。

猥褻な響きしかないしな。

健全な男子高校生なら当然そう思う。

思うよね??

 

 

「よく一人でやってこれたな。それと、依頼者ってのはこんなにも来ないものなのか?」

 

「そうね。またいずれアナザーストーリーとして話す事にするわ。」

 

「おい、メタ発言は止めろ。」

 

 

そんな予定はない。え?ないよね?

 

 

「冗談よ。そうね、去年は何十人と来たけれど、解決出来た依頼はほとんどなかったわ。」

 

「なんだそれ?そんなに困難な依頼ばかりだったのか?」

 

 

 

雪乃の事は調べてある。まぁ、癖だ。うん。成績優秀、容姿端麗、文武両道、猫とパンさんが好きで、雪ノ下建設の令嬢。父、母、姉といるが、関係は不仲のようだ。親の反対を押しきって、高級マンションに一人暮らしを始める。過去にイジメられた経験あり。帰国子女でもある。交友関係は皆無(俺除く)。そんなやり手の雪乃なら学生の依頼ぐらいなら、ある程度こなせそうなもんだが……。

 

 

「何か重い内容の話とか、学生じゃどうしようもない依頼ばかりだったのか?」

 

「いいえ、違うわ……。」

 

「どうした?話してみろよ。」

 

「私目当てで来た男ばかりだったのよ。私、可愛いから。」

 

 

自分で言っちゃったよ、この人!

 

 

「もちろん、そんな輩にはキッチリ論破してあげたわ。大抵の人は泣きながら帰って行ったわ。」

 

「えげつねぇな、オイ。少年の淡い恋心を踏みにじったのか?」

 

 

告白したらトラウマになるって、どんな拷問だよ?あれ?俺もトラウマたくさんあった。告白って怖いもんなんだ。知らなかった!

 

 

「それは誤解だわ。正面から堂々と来ずに、依頼を介して付き合おうとするなんて、卑怯だわ。」

 

 

 

まぁ確かに姑息だな。

俺が彼女の立場ならそんな奴は信用ならない。監禁してKGBばりの拷問かまして目的を吐かせているかもしれん。

 

 

「ま、なんにせよ納得がいったよ。あまり依頼人は来ないって事だな。」

 

「えぇ、そうよ。だから私は待機の状態では読書をしているのだけれど、比企谷くんの読んでる本……それは何かしら?」

 

 

俺の読んでる本に興味があるみたいだ。

 

 

「何って、『世界の古代遺産の謎』って本だけど?」

 

「少し見せてもらってもいいかしら?」

 

「あぁ、かまわんぞ。ホレ。」

 

 

俺の渡した本を暫く読み耽る。

特に変わった内容ではない。

主に、古代遺産や、遺跡、オーパーツ等を解説した内容だ。まぁ解説も概要もあくまで一般のものだしな。間違っているから、俺がしっかりと添削して正しく解説してやったがな。

 

 

「……この添削された解説は何かしら?炎蛇の制御装置?天候の制御装置に、こちらは全生物の遺伝子データバンクの方舟?他にも……」

 

 

やっべぇぇぇぇ!!解説見られちゃってるよ!普通なら中二病全開に見られる内容じゃん!しかも、なまじ真実なだけに、信じられてないほうがいいんだけどさ!

 

 

「まぁ、男の子なのだし仕方ないのかしら?ロマンとか言うものなのかしら?」

 

 

うん。男のロマンという事にしておこう。

 

 

 

「ばっか、お前それは男のロマンだろーが。」

 

「……ハァ。程々にしなさい。」

 

 

セーフっ!今回もセーフっ!!

 

 

今回の件で解った事は、スプリガン時代の記憶と今の時代の間にズレがあること。答えは解っている。『危機感』だ。平和ボケしている自分がいる。危機意識が足りないのだろう。しかし、平和ボケは悪いことではない。

 

 

今はせめて、この平和を享受しよう。

 

 

 

 




眠たい。

次回は頑張る予定!



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