黒き小さな男の娘は仲間と共に空を飛ぶ 作:鎌寺正一@D-Alderz/神咲ハルカ
二日目。
午前中の授業は特に何もなく、昼休み。
「・・・うまうま・・・。」
僕はうどんを喰らっていた。
え?なんでうどんかって?
おいしいから。
ちなみに今日はぶっかけうどんです。
「・・・うまうま・・・。」
その後ひたすら僕はうどんを食らった。
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放課後。
「あ・・・織斑先生・・・。」
僕はたまたま廊下にいた千冬お姉ちゃんに話しかける。
「なんだ?織斑兄。」
織斑兄って・・・(汗)
まぁいいか。
とりあえず僕は話しかけた理由である要件を伝える。
「・・・整備室・・・使えますか?」
「今からか?」
「・・・はい・・・。」
すると千冬お姉ちゃんは暫く考える仕草をして
「あぁ。今日は使える筈だ。して、何のようだ?」
と、答えた後で聞いてきたので
「あ・・・新しい・・・ISの・・・開発・・・。」
と言うと
「・・・なるほど。で、コアはあるんだろうな?」
納得したかの様にまた聞いてきた。
「うん・・・。束さんから・・・一つ。」
僕はそう言って微笑む。
と、千冬お姉ちゃんが顔を赤らめた。
なして?
「い、行き方は生徒手帳に載っているから、迷う事は無い筈だ。要件はこれだけか?」
「うん・・・ありがとう・・・お姉ちゃん。」
お礼を言うと
「こ、ここでは織斑先生だ、馬鹿者。」
お姉ちゃんは赤らめたままの顔を背けて歩いて行った。
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整備室。
「ここが・・・整備室・・・。」
僕は扉の前で確認をしていた。
どの場所にあるかをしっかりとその目で確認する。
「失礼・・・します・・・。」
僕が中に入ると、目に入ったのは作りかけのISだった。
「これって・・・打鉄弐式・・・?」
そう、更織簪さんの専用機。
一夏のISのせいで完成せずに本人の手に回ってしまったもの。
よくみるとまだスラスターなどが少し取り付けられてない箇所もある。
と、
「誰?」
後ろから声をかけられた。
後ろを振り返ると・・・そこには簪さんがいた。
「千春さん?」
「ごめんね・・・僕も・・・ここに用があって・・・。」
少し長めの言葉も喋れるようになった。
とりあえず簪さんに用を伝える。
「へぇ・・・。千春さんも一から作るの?」
「ううん・・・。僕も・・・専用機が来るんだけど・・・予備を・・・作っておこうかと・・・。」
嘘ではない。ていうか事実だ!
「あ、うん、そうなんだ・・・。」
「え、と・・・僕は今日は・・・手伝うよ。」
とにかく簪さんを放っておけない。
打鉄弐式が完成するのを少し早めたいし。
「え?大丈夫なの?」
「うん。僕のは・・・いつでもできるよ・・・。」
と、言う訳で。
打鉄弐式を組み立てる事に。
「スラスターの出力は・・・このくらい・・・かな?」
「うん。後はマルチロックオンシステムが出来てないから・・・。」
「それは僕が・・・プログラミングしとくよ・・・。」
「ほんと!?お願いしてもいい?」
「うん。」
こんな感じで放課後は過ぎていった。
あれ?なんかおかしいような・・・まぁいっか。
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一週間後。
「なぁ、箒・・・。」
「なんだ?一夏。」
決闘の日です。
これが俗に言うキング・クリムゾンですか!?
ごほん。
メタいからやめよう、うん。
で、後ろでは一夏と箒ちゃんが言い合いをしてた。
「ISの事教えてくれる話はどうなったんだ?」
「・・・・・・・・・。」フイッ
「顔を背けるな!」
とまぁこんな感じで。
はぁ・・・。
「仕方ないだろう!お前のISも無かったんだから。」
「いや、それ以前に基本とか教えてくれたって・・・。」
「・・・・・・・・・。」フイッ
「だから顔を背けるな!!」
仲いいねぇ・・・。
そんな事を思っていると山田先生が走ってきました。
「織斑君!織斑君!織斑君!」
足をつっかえそうになりながらも走ってくる山田先生に、
「山田先生、落ち着いて、はい、深呼吸!」
落ち着くことを推奨する一夏。
お、いい子じゃん。
「は、はい。スーハー、スー」
「はいっ!そこで止めて!」
え?なにしてんの?
「う・・・。」
あ、山田先生の顔が赤く・・・心なしかプルプルしてるような・・・。
「ぷはぁ!ま、まだですか!?」
息が切れそうになった山田先生が涙目になりながら一夏に訴えた。
もしかして一夏に付き合ってくれたの?
・・・後で一夏を絞めようかな、うん。
と、
スパァン!
「目上の者には敬意を払え!」
「ち、千冬姉・・・」
スパァン!
「織斑先生だ。学習しろ。さもなくば死ね!」
千冬お姉ちゃん・・・マジ怖い・・・。
さっきから出席簿が煙立ててるよ・・・。
「そう言えば・・・山田先生・・・一夏に、用があったんじゃ?」
僕が話を進めると
「あ、はい!そうです!千春君もですが、専用機が来ましたよ!」
嬉しそうな顔で言ってくる山田先生。
・・・なんで山田先生が嬉しそうなのさ?
「織斑弟、一分で用意しろ!アリーナの使用時間が限られている!フォーマットとフィッティングは試合中にしろ!」
「この程度の障害、男子たるもの、乗り越えてみせろ!一夏!」
二人からの激励(という名の理不尽な何か)を受けた一夏は
「んな無茶な!」
と叫ぶが
「「早くしろ!」」
二人の前ではその言葉も無力だった。
搬入口が開く。
そこにあったのは鈍色のISだった。
「これが一夏君の専用IS、白式です!」
だからなんで嬉しそうに山田先生が説明するのさ?
僕は白式を見る。
結構白いボディはとても美しい。
ていうか、見るものを魅了しそうだね。
「あ、僕のは・・・?」
「あ、一夏君の試合が終わり次第搬入です。」
あ、さいですか。
とりあえず、カタパルトに行った一夏に、
「一夏・・・頑張れ・・・。」
エールを送ってからベンチに座った。
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結果から言うと、一夏は原作通り負けた。
「くっそー。」
「ドンマイ・・・一夏・・・。」
笑い話にもならない。
「あ、千春君!次ですので、搬入口へ!」
「はい・・・。」
と、言う訳で。
僕のISお披露目だそうです。
「これが千春君の専用IS、黒式です!」
だからなんで山田先生が嬉しそうに(ry
「・・・黒いね・・・。」
第一印象、黒星龍よりも黒い。
後は・・・白式の青いラインとは対照的な赤いライン。
白式が美しいとするなら黒式は格好いい、か?
「織斑兄、時間が無い。急げ。」
千冬お姉ちゃんが急かす。
お姉ちゃんによるともうセシリアさんは準備が出来ているらしい。
「はーい。」
僕は黒式を纏う。
なんだか懐かしい感じ・・・。
黒式をカタパルトに移動させて、懐かしみを感じてから・・・
「織斑千春・・・黒式、出る!」
青空で待つセシリアさんに、これ以上遅れて迷惑を掛けないように出撃した。
はい!鎌寺正一です!
区切り悪いですかね・・・とりあえずセシリアさんとの決闘シーンは次回に持ち越しとします。
時間飛ばしすぎたしね。
では、今回はここらへんで、また次回!