黒き小さな男の娘は仲間と共に空を飛ぶ 作:鎌寺正一@D-Alderz/神咲ハルカ
なんかいろいろとやっていたらいつの間にか二週間も過ぎてしまった・・・。
申し訳ありませんでした!
では、どうぞ!
※HAGI1210さん、誤字報告ありがとうございます!
「貴方を・・・殺しに来ました。」
こいつ・・・転生者か・・・!?
僕は咄嗟に身構える。
だが、奴の方が早かった。
「ガフッ!?」
気が付けば吹っ飛ばされて壁に叩きつけられていた。
口から血が吹き出る。
内臓をやられたようだ。
壁にめり込んでいた僕は剥がれ落ちて地面に倒れ伏す。
「ふっ・・・ISが無ければ唯の人ですか。ホント、脆いものですねぇ。」
男は嘲笑ってこっちを見下ろしてくる。
数メートルも吹っ飛ばされたらしく、服もボロボロ。
切り傷も無数に出来上がっていた。
「いつつ・・・こなくそ・・・。」
僕は痛む体を無理矢理動かして歩く。
とりあえず黒式を展開してシールドだけは張っておく。
が、
「ふっ・・・脆いな。」
「・・・え?」
ズシャァァッ!
体から血が吹き上がる。
右肩から左脇腹にかけて大きく切り裂かれていた。
シールドエネルギーは一撃で消え去り、ISも強制解除されてしまった。
僕はゆっくりとその場に膝をついた。
「が・・・く・・・。」
「弱い。やはりこの世界に来たのは間違いだったか。」
く・・・そ・・・実力差が・・・圧倒的に・・・
「・・・千春くん・・・どこいったの・・・?」
ま、マズイ!あんまりにも遅かったせいで簪さんが呼びに来ちゃったようだ。
「ん、あれは・・・更識簪か。これは見られる訳にはいかんな。消すか。」
こ・・・こいつ・・・いま簪さんを消すって言わなかったか・・・?
あの男はゆっくりと簪さんに近づいていく。
「!千春くん!?なんで血塗れに!?」
遂に簪さんがそこまできてしまった。
「くはっ!みてしまいましたねぇ、そこのお嬢さん。」
「貴方・・・誰・・・!?」
そして二人が対面してしまった。
どうしよう・・・このままだと簪さんが・・・
なんとかしなきゃ・・・
ーーートクン
守るって・・・守らなきゃいけないって・・・
ーーートクン、トクン
動け・・・僕の・・・いや、
「俺の・・・体ァ!」
直後、千春を中心に光の柱が天に向かって走った。
「な、なんだ!?」
「・・・・・・!?」パクパク
謎の男は驚愕し、簪さんは驚きすぎて失神寸前である。
「お前だけは・・・お前だけはァッ!!」
どんどんと吹き出る謎のオーラに、男はたじろいだ。
「なんなんだ・・・なんなんだよぉッ!貴様ぁッ!」
焦った男はどこからともなく取り出した劔で僕に切り掛る。
「・・・おせぇ・・・。」
僕は
「んなッ!?」
男は混乱しているようだ。
「これで、終わりだ。」
そんな男に俺は・・・
無情にも刀を振り下ろした。
「ん・・・ぅ・・・。」
ぼんやりだけど目が開いてくる。
僕は横たわっているようだ。
少しはっきりするようになった視界で、天井を認識する。
「こ、こ・・・は・・・?」
さっきまで男と戦って・・・
と考えた所で吐き気がしてきた。
恐らく、人を殺したからだろう。
「うっぷ!」
すぐに洗面所まで駆け寄って中身をぶちまく。
幸いここには誰もいないようで、見られることは無かった。
「うげぇぇッ!」
気持ち悪さは相変わらず、胃の中のものを全て吐き終えた時には真夜中を過ぎていた。
どうやらあの襲撃から一日過ぎているらしい。
「人を・・・殺した・・・。」
これが初めてではない。そんなことわかっていたけど・・・やっぱり・・・。
「この・・・体には・・・刺激が・・・強かったかな・・・。」
如何せん、身体が幼いので脳がオーバーヒートしたのだろう。
「はぁ・・・。」
とりあえずベッドに寝転がる。
そのまま微睡みに身を任せて、千春は深い眠りについた。
はい、千春君のブチギレ回でした。
まぁ仲間が殺されそうになればそうなりますわな・・・。
あと、簪さんがヒロインになりかけてる気がする。
いや、早いのはわかっているんだよ!?
おかしいのくらいはね!?
はぁ・・・皆様、アドバイスを是が非でもお願い致します!