黒き小さな男の娘は仲間と共に空を飛ぶ   作:鎌寺正一@D-Alderz/神咲ハルカ

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はい、今回は穴埋めの様な感じの話になります!
臨海学校まではこのような感じにしようかとおもいます。
恐らく、水着購入回も同じようになるかと・・・。
あと、今回はデュノア社を蹂躙する為の伏線だったりします・・・。
上手くかけてるか不安で仕方ないですが・・・。
と言うか、伏線張れてるのかなぁ・・・文が上手くかけないせいで伏線になってるかなんてわかりゃしない・・・(((((っ-_-)っ

では、どうぞ!

・・・タイトル詐欺かも・・・。


閑話 束さんと僕とデュノア社と

 

休日、僕は朝早くに目が覚めてしまい、窓を開ける。

 

「う・・・んぅん・・・!」

 

夏に入りかけているのか、日の出が早いため、全身にいっぱい朝日を浴びる。

まだ簪は寝ているのか、規則的な小さな寝息が微かに聞こえてくる。

 

「・・・シャルロットちゃんの問題は・・・一夏が解決したみたいだね・・・。」

 

そう、この呟きのとおり、シャルロットのスパイ(?)騒動は一夏が何とかしたよう。

まぁ、その後束さんから

 

『デュノア社をエクスプロージョンするから来てね☆』

 

とか言われた暁には気絶しようかとおもったけど。

いや、爆破って・・・黒幕は確か女性権利団体(?)とか言う様な名前のグループなんでしょ?

爆破したら全員死ぬじゃんか・・・。

因みに、その作戦は決行が今日だったりする。

既にお姉ちゃんからの許可は貰ってる。

 

・・・まぁ、相当渋ってたけどね。

 

『私の可愛い弟を死地へと送り出せるかッ!』

 

やら、

 

『そんなもの断ってしまえ。私が代わりに出ようっ!』

 

やらゆってきて・・・説得がもう大変だった。

因みに、どうやって説得したかは・・・

 

 

『お姉ちゃん・・・行かせてくれたら・・・一日、なすがままにされてあげるよ?』

 

『是非いってらっしゃいませ。』

 

 

と言う様な会話で沈めた。

帰ったらなすがままにされる・・・お姉ちゃんならいいかも(混乱)。

とにかく、僕は部屋をでて外出手続き(外出許可では無く、外出しましたと言う記録を残すものだよ。)を簡単に済ませて、校門を出る。

 

モノレールに乗り、何駅も飛ばしてから下車し、しばらく歩いていき、人目の無い物静かな神社にたどり着く。

そこで僕は徐にケータイ(束さん特製スマートフォン)で電話をする。

相手は勿論・・・

 

『モスモス終日!みんなのアイドル、篠ノ之束さんだよー!ぶいぶい!』

 

「・・・ぶぃぶぃ・・・。」

 

そう、束さんだ。

ぶいぶい、は僕の中で何故か流行になってる。

・・・だってたのしいじゃん?

え?わかんない?

・・・ちぇっ。

 

『それで、準備はできたのかな?』

 

「もち。精一杯、がんばる!」

 

僕が答えると、そう♪と束さんがいい、目の前にニンジンロケットが落ちてくる。

 

『はい、それで一旦ラボに来てね!』

 

「りょーかぃ!」

 

早速ニンジンロケットに乗り込み、束さんのラボへ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やぁやぁ、ハルくん!よく来たね!」

 

御機嫌な束さんの歓迎を受け、僕はラボへと入っていく。

 

「さて、今回の事なんだけど、正直いっくんの頼みじゃなければ聞かなかったよ。」

 

リビング(ラボの中だからこの呼称は正しいかわからない)に入り、椅子に座り次第言ってきたこのセリフに、僕はやっぱりか、と内心頷く。

 

「ですよね・・・見知らぬ人の為に・・・やるなんて・・・あまり、気持ちはよく、無いですよね・・・。」

 

それは流石に僕でも共感するよ。

嫌って訳じゃないけど、なんか、『良いように使われた』って感じがしてね・・・。

 

「他ならぬいっくんの頼み。でも、私は実行部隊じゃ無い。でも、ゴーレム作ったら前みたいになりそうだから、ここでハルくんの出番ってわけ!」

 

まぁ、わかる。

束さんは裏方での仕事が得意だからね・・・如何に体が高スペックとは言え、技術やらが無ければ意味は無い。

 

「む、今ハルくん、私が実働隊としては動けないと思ってる?」

 

ノンノンと言いながら束さんは顔を近づけてくる。

 

「私は出来ないわけじゃないけど、単騎突入するのはダメかなぁって思っただけ。特に相手はデュノア社と言う大手メーカー。用意周到な筈だよ。」

 

ま、私には意味無いけどねー。と笑いながら言う束さん。

 

「・・・はぁ、わかりました・・・行きましょう。」

 

僕はラボに入り、機体整備をする。

 

「あれ?黒式じゃない・・・?」

 

束さんが『漆黒なる円卓の騎士』を見て首を傾げる。

まぁ、無理も無いよね。ほぼ甲冑の様になった黒式をみたら誰だってそうなるよ。

 

「あぁ・・・黒式は・・・二次形態移行をして・・・『漆黒なる円卓の騎士』になったの・・・。」

 

僕は補うようにそう呟き、機体整備に入る。

コードを繋ぎ、パソコンを起動(束さんにもらった超ハイスペックノートパソコン!)し、物凄い勢いでキーボードを叩く。

 

「おぉ、ハルくんもかなり早くなったねー。」

 

隣で感心しながら束さんが僕の3倍ほどのスピードでキーボードを叩く。

すげー・・・僕でさえ30分かかる作業を10分程度で終わらせたよこの人・・・。

 

「さぁて、驕りの過ぎた会社は潰すが吉!」

 

準備が整い、束さんがキリッとした表情で言うから、僕も真似て、

 

「・・・貴様のその首・・・私が手折る!」

 

と、戦国BASARAに出てくる石田三成風に言ってみたり。

 

「「さぁ、デュノア社を叩こう!」」

 

この時、天災と天才(僕の事。何故か束さんと同じ様に見られていて、よくマスコミが来たよ・・・と言っても、答えられることは無いと言ったら帰ってくれたけどね)が結託した瞬間だった。

それは同時に、未来永劫語られる、デュノア社の悲劇、通称エクスプロージョン事件の幕開けでもあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

束さんのラボからドイツまでステルス機で飛び、デュノア社が何処にあるかを探して、その近くで下ろしてもらった。

僕は芝生を駆けてデュノア社へと向かう。

そしてワイヤーを使い、壁にへばりつく。

しばらく移動した後、窓を切り取り自分一人が入れる程度の隙間を作って侵入。

思いの外デュノア社にはアッサリと潜入できた。

とにかく、窓は元に戻しておく。

束さん印の万能接着剤だ。

これなら切られた後すらも残らない。

・・・もはやこれって再生してんじゃない?

 

『コチラ天災兎、黒龍、応答願う。』

 

インカムから束さんの声が聞こえる。

 

「コチラ黒龍、デュノア社潜入に成功、これから隠密行動に移る。」

 

僕はそれに答えて、人気のない廊下をすすむ。

今は殆ど人が居ないのか、驚く程に静けさが充満していた。

・・・嵐の前の静けさかもしれないけど。

 

「・・・目的の社長室は・・・屋上か・・・。」

 

僕は地図を見つつそう呟く。

今は口調を変えており、それに伴って少々乱暴になる可能性がある、と束さんに言われた。

なんてこったい。

おかしーな・・・口調変えるだけなのになんで性格まで変わっちゃうかなぁ・・・とか思っていたら

 

「っ!?生体反応多数・・・地下室かっ!?」

 

センサーに感あり、地下室にて多数の生体反応をキャッチした。

 

「どういう事だ・・・??とにかく、束さんに連絡だ。」

 

『呼んだ?ハルくん?』

 

「束さん!ちょうど良かった。緊急事態だ。デュノア社地下に多数の生体反応。何人かが幽閉されている様だ。」

 

『え?そんなの束さんの仕入れた情報に無いよ!?』

 

「意図的に隠されてきたのか、はたまた・・・」

 

『知ったやつを軒並み消した、か・・・何にしても、いい雰囲気じゃなさそうだね。』

 

僕達は沈黙する。

・・・外道だな・・・これは。

なにせ・・・片手間にセンサーで見つけた地下室の監視カメラをハッキングしたら、中にいたのは・・・

 

 

 

服の殆どが切り裂かれた少女達だった。

 

 

 

辛うじて布が残っているものの、あまりいい環境とは言えず、傷を負っても直ぐ何かしらの回復剤かなにかで強制的に傷口を塞いだかのような後が肌に大量に残っていた。

 

「これは・・・!?」

 

『ひ、酷い・・・!』

 

あまりの光景に僕と束さんは言葉を失った。

同時に、これをやった奴に激しい怒りを感じる。

その怒りは神力となり、僕の体から立ち上る。

黄金の、神々しいオーラである。

眼帯をしていない左目が蒼く輝く。

もう、発光しているんじゃないかってくらいの勢いで。

 

「・・・社長室に生体反応3、内一つは動かない・・・。」

 

淡々とセンサーをつかって人探し。

ある程度人物把握ができたら、行動開始。

 

先ずは地下室へ行く。

 

「ぃゃぁ・・・やめてぇ・・・!」

 

微かに少女の悲鳴が聞こえる。

僕は地下室の扉を思いっきり蹴飛ばす。

 

「んなっ!?貴様、なにもぐべぁっ!?」

 

こっちに向かってきた男(ゲス)を回し蹴りで黙らせる。

が、僕は少女達を見てさらに驚愕した。

 

・・・とある装置が全員に取り付けられていた。

 

装置の名前は言えないけど、かなりいかがわしいものだと言うのは言っておく。

 

・・・少女達の悲鳴は鳴り止まない。

僕はその装置を片っ端から破壊しまくって少女達を連れ出す。

勿論、鎖なども全て断ち切った。

悲鳴は止まり、残ったのは怯えきった少女達のみだった。

 

「大丈夫?」

 

「は、はぃ・・・。」

 

かなり衰弱していて、返事も弱々しい。

その様子をみて僕はさらに憤りを感じた。

 

「・・・なら、保護するよ。僕の上の人(束さん)は人をあまり好きにならない人だけど、君達を見てかなり怒ってたよ。ここまでするなんてね・・・。君たち、デュノア社のテストパイロットでしょ?」

 

僕が聞くと全員が頷く。

 

「よし、ならまってて。ここ、イクスプロージョンするから。」

 

僕は束さんに連絡を入れる。

 

「束さん、デュノア社地下室に幽閉されていたテストパイロット4名を保護、ゴーレムの援護をお願いします!」

 

『はいはーい!そうだろうと思ってもう向かわせたよ!』

 

流石天災、用意周到である。

 

その後、4人をゴーレムに預けて僕は社長室へと向かう。

道中、何人かと接敵したが、なんなくあしらって社長室へ。

 

「失礼しマース。」

 

「んなっ!?何者!?」

 

社長室の社長椅子でふんぞり返って座っていた女性が立ち上がってこちらを睨んでくる。が、

 

「通りすがりの男の子ですよ。」

 

僕は適当にあしらう。

 

「くっ・・・なら、これでどう!!」

 

突然女性がボタンを押し、警報を鳴らす。

 

「IS部隊緊急出動!」

 

けたたましい警報と共にISが3機飛び出してくる。

何れもデュノア社の量産型IS、ラファール・リヴァイブだ。

だが、乗っかっている少女達の表情がおかしかった。

 

全員、目に光が残っていなかった。

 

「っ!?貴様、彼女達に何をしたっ!」

 

僕は憤慨して目の前の女を見据える。

 

「ふふふ、私の会社よ?何したって構わないのよ?女なら合法で色々弄れちゃうんだから。地下の娘達もあの装置で幸せになってるんじゃないかしら?」

 

・・・つくづく外道だ・・・。

この時、僕の中の何かがキレた。

 

「・・・もういい。今助け出す。来い、蒼白鉱(ミスリル)。敵ISを無力化しろ。」

 

抑揚のない声が、自然と僕の口から紡がれる。

僕の影が伸び、真っ黒に染まって内側からあの巨神、機巧魔神が現れる。

 

「な、なんだあれは!?」

 

女が悲鳴を上げる中、僕は蒼白鉱を使ってISを無力化する。

 

【闇より冥き煉獄より出でしーーーーーー】

 

蒼白鉱は両手に持った剣を真上に掲げ、魔力を振りまく。

ISは危険と判断したのか、後ろへと撤退しようとして・・・

 

【其は、科学の力が産みし蔭!】

 

それよりも早く、蒼白鉱の剣がISを切り裂いた。

3()()()()()

 

「嘘でしょ!?」

 

女はさらに驚愕し、目が飛び出さんばかりに見開かれている。

ISはシールドエネルギーが切れたのか、少女達を残して消えてしまった。

本来なら起動停止になるだけな筈なんだけどな・・・ま、いっか。

 

「・・・さて、断罪の時間だ。」

 

僕はゆっくりと振り返り、女を睨みつける。

 

「ひぃぃっ!?」

 

女は最早喋ることすらままならないのか、悲鳴を上げるばかり。

そのことに関してもまた、僕の心から憎しみの炎が立ち上がる。

 

"こんな、こんな奴にあの子達は未来を奪われたのか?こんな、情けないゲスに?・・・巫山戯るなよ・・・。"

 

もう、理性なんてなかった。

 

「・・・貴様、随分と好き勝手やっていたそうじゃないか。」

 

この女が憎い。

 

「なら、相応の罰を受けねばなるまい。」

 

外道は世界に要らない。

 

「消えろ、さもなくば・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

死ね。」

 

怒りのあまり体が耐えられなくなったのか、何故か少女化する。

が、今の僕にはどうでも良い事。

 

ISブレードを適当に2本、持ち出す。

 

「ひぃっ!?慈悲を!私にはまだ、やらないといけないことがっ!」

 

必死で命乞いしてくる女を、僕は冷めた表情で見、一言。

 

「失せろ。」

 

ISブレードが・・・・・・女の体へと吸い込まれるように振り下ろされ・・・・・・

 

その命を刈り取った。

 

そこで

 

「あ・・・あれ・・・?」

 

僕の視界が眩むように歪んで・・・

 

僕は意識を失った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三人称視点

 

「はぁ、全く・・・無茶な事するわね、この子は。」

 

誰もいなくなった社長室。

そこに、黒の女の子はいた。

 

「ホント、天才なのか馬鹿なのか、おかげで私という存在が生まれちゃったじゃない。」

 

その姿は女の子Ver.の千春。

だが、口調が全然違っていた。

 

「さて、私の仕事はここの社長さんを助ける事、かな?」

 

その少女は、社長室から出て、廊下を歩く。

 

「貴様!何者だっ!」

 

警備員のような人物が出てきて、その少女の前に立ちはだかる。

 

が、

 

「私は・・・・・・そうね、千秋って所かしら?」

 

警備員の後ろにいつの間にか少女、千秋がいた。

 

「っ!?」

 

警備員は離れようとしたが、それはかなわなかった。

なぜなら・・・・・・

 

「ダスヴィダーニャ、警備員さん。」

 

「ごふっ!」

 

千秋が警備員を吹き飛ばしていた。

 

「はぁ・・・この体は千春のだから、あまり傷つけたくはないわね・・・可愛いし。」

 

何事もなく振る舞う千秋の行先は整備室。

ここに、件の社長が監禁されているらしい。

 

「さぁ、もう一人の人格の為に、一肌脱ぎましょうか。」

 

千秋は整備室のドアを、蹴飛ばして侵入、そして・・・

 

「プリヴィエイト、デュノアさん。お迎えに上がりましたよ?」

 

その中にあった檻を簡単に吹き飛ばし、中の人物に向けて笑顔を向けていた。




はい、鎌寺正一です。
今回もやらかしてしまいました。
・・・千春くんに二つ目の人格が出来てしまいました。
名前は千秋といいます。
一応紹介程度にここにプロフィールを。

名前 織斑千秋

性別 女(千春女Ver.)

得物 MG25/151(拡張領域にしまってある)

無理をし過ぎた千春を守るために生まれた、神の守護システム的存在。
この子は戦闘狂では無く、千春女Ver.と比べて戦意はあまり無い。
が、千春の危機には嬉嬉として出てくる。(ダジャレではない。割とガチで。)

一度戦闘を開始すると、終わるまで止まることなく相手をいたぶり続ける程のサドっぷり。
ドS。
スーパーマキシマムドS。

但し、千春に対しては何故かMっ気が目立つ。

武器は

MG25/151
本来なら戦闘機の銃座に使われるが、ISなら持てるだろうと言うことで束さんに実験を協力する代わりに作ってもらった。

新生和道一文字:白花
千秋の心の中にある、一振りの刀。
ISの世界では最上級の代物で、黒星龍や、黒式にあった村正と政宗と、対等に渡り合うことが出来る化物刀。
長さは1m25cm。
柄と鞘と鍔、刀身と、全てが真っ白に塗り染められている。

こんな感じですかね?
もしわからなければ感想でゆってください。

では、また次回!(今回も先帝教室はお休みです。)
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