黒き小さな男の娘は仲間と共に空を飛ぶ   作:鎌寺正一@D-Alderz/神咲ハルカ

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コラボ1日目 『異世界へ!?』

「束さん・・・これは?」

 

みなさん、こんにちは・・・僕は織斑千春。

ラノベ、インフィニット・ストラトスの世界に転生した転生者だよ。

今、僕はどこにいるのかというと・・・

 

「ふふ、これはねー、時空航行型特殊(じくうこうこうがたとくしゅ)装甲宇宙戦艦(そうこううちゅうせんかん)、その1番艦だよ!」

 

この世界にてIS、インフィニット・ストラトスを開発した人、篠ノ之束のラボにいるんだ。

 

「名付けて!時空航行型特殊装甲宇宙戦艦 観鈴目型1番艦観鈴目(みすずめがたいちばんかんみすずめ)!」

 

大きく手を広げ、笑顔いっぱいで言う束さん。

 

全長約420m、前方に突き出た足のようなハッチが特徴的な宇宙戦艦。

 

いや、これどー見てもガンダムSEEDに出てくるアークエンジェルそのものなんだけど?

 

っていうか何てものを造ってんですか!?

 

「・・・こ、これは・・・」

 

流石の簪も苦笑してるよ!?

 

「・・・束さん、もう少し自重しようよ・・・」

 

「束さんの手帳に自重という文字は、無い!」

 

「・・・だったら僕が書き込んであげようか?」

 

「うーん・・・ハルくんならされてもいいけど・・・断る♪」

 

もうなんだかカオスが加速しています(苦笑)

 

「え、えっと・・・これはどういうことですの?」

 

セシリアが困惑気味に首をかしげ

 

「私は・・・夢を見ているのか・・・?」

 

ラウラは目の前の非現実に近しい出来事に現実拒否を始め、

 

「あは、あはは・・・」

 

シャルロットは壊れたかのように苦笑をし続ける。

 

「とにかく、皆には異世界旅行を楽しんでもらうために作ったんだよ!」

 

束さんは胸をめいっぱい張って主張する。

 

「・・・お姉ちゃんの許可は?」

 

「勿論取ってあるよー!」

 

・・・・・・なら、問題ないかな?

 

「あ、一応オペレーターにくーちゃん連れていきな?艦の扱いには慣れさせておいたから」

 

束さんはクロエを前に出し、乗るように促した。

 

先ず入って僕はクロエと共にCICを目指した。

 

「ん、クロエ・・・この戦艦、所属はどうするの?そこら辺しっかりしないと、向こうに行った時所属が名乗れないと大変だよ?ま、異世界なら関係ないんだろうけどさ」

 

「そうですね・・・一応"地球第三義勇軍第七部隊"という所属なんですが・・・」

 

おいまてや。なんやその中途半端な部隊名は。

 

「まぁ、問題ないでしょう」

 

「だといいけど」

 

僕はCICの設備を弄りながらテストして行った。

 

『んー、マイクテス!マイクテス!聞こえる?皆ー!』

 

「こちら観鈴目型1番艦観鈴目、束さん、聞こえてますよ」

 

『よかった。通信設備は万全のようだね!』

 

束さんと通信設備の確認、

 

「セイル展開、錨上げ、主翼展開、アンチグラヴィティシールド起動!これよりテスト飛行に移る!」

 

『アンチグラヴィティシールドの起動を確認、これより発艦シークエンスを開始します』

 

「総員、第一戦闘配置!これは訓練である!」

 

『了解!』

 

CICにて戦闘訓練、

 

「・・・ラウラ、第一戦闘配置についてはこの紙を見てね。これからはこれを基本にするから」

 

「そうだな、戦艦ならこれがいいかもな」

 

それぞれにマニュアルを渡したり・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして一週間が経過した。

 

「さて、皆、そろそろ行くよ」

 

束さんは戦艦横の大きな機材の前で一気に全ての機械を起動させる。

僕達はそれに合わせて観鈴目にはいり、CICへ行く。

 

『発艦シークエンス開始します!ソフトレール連結、射出一分前!』

 

「総員、発艦準備!ノズル点火、第一、第二エンジン起動!」

 

ラボの天井が開き、観鈴目がその姿を現す

 

「セイル展開、錨上げ、主翼展開、アンチグラヴィティフィールド起動!」

 

『アンチグラヴィティフィールド起動を確認、これよりカウントダウンを開始します。重力反発まで30秒』

 

僕は艦長椅子、クロエは副艦長椅子、シャルロット、ラウラ、簪、セシリアはクルーの椅子でそれぞれの計器を弄る。

 

『発射まで残り10秒!』

 

「総員対ショック準備!座席の安全バーをおろせ!」

 

『次元航行へモードシフトします』

 

『・・・6、5、4、3、2、1、0!』

 

「観鈴目、発進!」

 

カウントダウンがゼロになるとともに僕の掛け声でブースターに点火、凄い圧が加わるとともに勢いよく観鈴目は空へと飛び出した。

 

「ラウラ!第一から第四コアをコアネットワークに接続!エネルギーバイパスをR32からL15まで切り替え!」

 

「了解、切り替え完了!」

 

「簪、33番から64番までの隔壁を閉鎖、耐圧準備!」

 

「うん」

 

「セシリア、シャルロット、クロエ、次元航行まで後どれくらいかかる?」

 

「後5秒位かと」

 

僕はコアネットワークの画面を見ながら、呟く。

 

「・・・コア全ネットワーク接続確認、よし」

 

この観鈴目は四つのISコアを使うことによって漸く飛行することが出来る。

その全てをコアネットワークに繋ぐと言うのは結構な事。

これ、バレたら政府に追われることになるね。

 

「千春様、次元航行の準備が調いました」

 

クロエがこちらを向く。

 

「よし、総員対ショック用意!」

 

「対ショック用意!」

 

皆がそれぞれの場所にある掴み棒を握る。

 

「次元航行開始!」

 

瞬間、戦艦は轟音を立ててその世界から消えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次元航行中。

 

「・・・静かだな・・・」

 

ラウラがボソッと呟いた。

CICの窓から見える景色は一面灰色だった。

 

「・・・このまま何事もなく行けるだろうか・・・」

 

そのたった一言を呟いた途端、

 

がゴン!

ズドォォォォォォン!

 

『っ!?』

 

戦艦が激しく揺れた。

 

「だ、第1第2エンジン被弾、大破!」

 

シャルロットから被弾の報告が入る。

 

「第1第2エンジンへのエネルギー供給をカット!サブ第6エンジン起動!ここで壊されるわけにはいかない!なんとしてでも誘爆を防いで!」

 

だが、さらに激しく揺れる艦内。

 

「キャァァ!」

 

「第7倉庫大破!艦損傷率34%!空気漏れを確認!」

 

「N9隔壁を降ろして!」

 

まだ揺れてはいるが、それでも多少マシにはなった。

 

「・・・一体何処から・・・?」

 

その直後揺れる艦橋内で何かがぼんやりと小さな光を発した。

 艦橋内の機械の光でも外から入った光でもなかった。ただその光は除々に大きくなったそれは185センチ台の人間の形となった。

 

 『汝は何ものぞ?何者かの神秘を感じる…』

 

その白き人影は僕を見るなりそう呟いた。

 

 『そうか、汝はあやつの…これは愉快。我は汝らの来訪を歓迎しよう』

 

そして一人納得する様に頷き、続ける。

 

 『我が汝らに望むのもはひとつ。我を楽しませろ』

 

 『足掻くが良い。競うが良い。戦うが良い。殺し合うが良い。汝らと汝を追う者を歓迎し祝福しよう』

 

「ど・・・どう言う・・・?」

 

僕は質問を返したが、それに応える声はなかった。

 

 『我の事は矢矧 真志と言う者に訊くが良い』

 

 光り輝く人は身体を小さな粒子状に分解してその場から消え去った。

 

そして訪れる一瞬の静寂。

 

だが、それも一瞬のうちだった。

 

「っ!?座標軸が先程の攻撃により横に20、縦に34のズレ!機体損傷率46%により緊急次元離脱システム作動!このままだとそのまま異世界に放り出されて・・・地面に衝突して大破する!」

 

ラウラが焦った声で捲し立てた。

艦内はアラートが鳴りっぱなしで、エンジンは第1第2が停止、第3が出力低下、サブ第7エンジンが完全停止状態。不安定な軌道を保つのでやっとだ。

 

「次元離脱システム作動まで残り10秒!」

 

「・・・くそっ!全員対ショック用意!」

 

やむ得ず僕は皆に指示を出す。

 

「・・・7、6、5・・・」

 

刻刻と近づくカウント。

そして、その瞬間は来た。

 

「・・・2、1・・・ゼロ!」

 

ガゴォォン!

 

「「「うわぁぁぁぁ!?」」」

 

「「「きゃぁぁぁぁ!?」」」

 

最後に物凄い轟音と共に、僕達と戦艦『観鈴目』はワープ航行に使った"次元の狭間"から飛び出した。

 

直後明るくなる視界。

 

最初に見えたのは綺麗な青空と大きな深い青の海だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「・・・みんな、無事?」

 

かれこれ数十分後、僕は艦橋を見渡しながら言った。

 

「私は無事だよ」

 

簪の声が聞こえる。

 

「私も無事だ」

 

次はラウラ。

 

「問題ありませんわ」

 

セシリアの声と

 

「僕も問題ないかな」

 

シャルの声、

 

「問題ありません」

 

クロエ、全員の声が聞こえた。

 

「・・・ごめん、クロエ。ここはどこの辺り?」

 

僕は現在地点が気になったため、クロエにそう訪ねた。

 

「そうですね・・・コアネットワーク接続!データベース展開、検索、現在位置!」

 

ブォン、という音と共にメインモニターに世界地図が展開され、その一部分に矢印キーが合わさった。

 

「うそ・・・まさか・・・ここって・・・」

 

そのキーがあった場所・・・そこは・・・

 

「ドイツ・・・なのか・・・!?」

 

ドイツとスウェーデンの間、それもドイツ寄りだった。

ロストク沖。

 

「・・・ラウラ、この艦はまだ飛べるか?」

 

「・・・いや、第1第2エンジンが完全にイカれてる。暫くは水上移動しか出来ないだろう」

 

・・・これは困った・・・どうしようか・・・

 

僕は本気で頭を抱える事になった。

 

 




はい、鎌寺正一です。
遂に来ましたコラボ!
ここまで書くのに3ヶ月・・・ごめんなさい、ホント反省してます。

アークエンジェルについて知らない方のために少し補足。

名前
アークエンジェル級強襲機動特装艦一番艦アークエンジェル

艦籍番号
LCAM—01XA

武装
陽電子破城砲『ローエングリン』×2
225cm二連装高エネルギー収束火線砲『ゴッドフリートMk.71』×2
110cm単装リニアカノン『バリアントMk.8』×2
75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」×16
艦橋後方ミサイル発射管×16
(対空防御ミサイル「ヘルダート」専用)
艦尾大型ミサイル発射管×24
(対艦ミサイル「スレッジハマー」)
(対空防御ミサイル「コリントスM114」)
(大気圏内用ミサイル「ウォンバット」)
(榴散弾頭ミサイル)
4連装多目的射出機×2
(アンチビーム爆雷)
(フレア弾) 他
対潜用魚雷発射管多数(『DESTINY』時)
※Wikipedia参照

こんなかんじですかね?
装甲はラミネート装甲。
ビーム兵器をある程度軽減します。

では、またじかい!
see you again.....next time!
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