黒き小さな男の娘は仲間と共に空を飛ぶ 作:鎌寺正一@D-Alderz/神咲ハルカ
私はアニメしか見ておりません。
その為、言動が原作と一致しない可能性がありますが、ご了承ください。
では、どうぞ!
プロローグ、です。
僕は死んだ。
15年と言う、物凄く短い歳月で。
余りにも唐突だった。
1ヶ月前に突然気絶した。
痛みが酷くて一瞬で目の前が真っ暗になった。
目が覚めればそこは病院の一室。
目が覚めた僕を見て、担当医であろうその人は、沈痛な顔をして、静かにいった。
「君は・・・もう・・・。」
この言葉だけで僕は理解した。
もう、そんなに長くはないのだという事を。
「大丈夫・・・です・・・。」
男なのに今にも泣きそうになっていた担当医の人に、体の痛みを無視して、それでも掠れてしまった声でそう伝えた。
「君・・・くっ・・・!」
そのままその男の人は部屋をでていった。その際、彼の頬には我慢出来なかったのか、涙が伝っていた。
ー余命1ヶ月ー
あの後帰ってきた彼にそう伝えられ、僕は
(やっぱりか・・・)
そう思った。
なんだか、自分のことなのにえらく・・・どうでもいい気がしてしまった。
それから幼馴染みの子や親戚の人達がやってきて御見舞してくれた。
皆、僕の事を心配してくれていた。
でも・・・現実は非道。僕は説明しようとする父さんをとめて、自分で説明した。
自分が、余命1ヶ月だという事を。
それから1ヶ月が経ち、僕は静かに息を引き取った。
死因は全身癌。倒れた時既に僕の身体は癌に侵されていたらしい。
痛い抗がん剤治療もしたけど意味なし。
延命措置をしたら生きられるって言われたけど、僕はしないっていった。
植物状態で生き延びるより、喋りながら死にたい。
そう思った。
死ぬ間際、幼馴染みが泣きついていたけど、僕は約束をしてから死んだ。
ーーー来世は、幸せになる。と。ーーー
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「ここは・・・?」
気がつけば僕は真っ白な部屋に居た。
余りにも純粋な白だから、目が痛い。
・・・あれ?
「なんで目・・・が・・・痛いの・・・?」
そう思って目を見張る。
体が有るのだ。
僕が驚いていると、
「ごめんなさい!」
綺麗な90度の礼をしながら謝罪する女の人と出会った。
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(ここから会話文が多くなります。)
「それで・・・なんで・・・謝罪・・・?」
「えと・・・それはですね、貴方の命の書類に水がかかってしまったんです。1ヶ月分は滲むだけですんだのですが・・・残りの部分が完全に滲んできえちゃったんです・・・。」
「つまり・・・滲んだとこは・・・癌になったとこ・・・その先が消えたから・・・死んだ・・・?」
つまりはそういう事だった。
「はい・・・本当に申し訳ありませんでした。」
「いえ・・・きにしないで・・・下さい・・・。」
僕はそう言って少し息を整えた。
この体は体力が余りにもないから、こうした口調にしないとすぐに疲れてしまう。
「その代わりと言ってはなんですが・・・転生しませんか?」
「え・・・?転生は・・・禁忌では・・・ないので・・・すか・・・?」
テンプレではある転生。
2次小説とかには御馴染みであるけど、本来それは禁忌である。記憶を保ったまま来世に行くなど、有り得ないのだ。
「大丈夫です。あ、転生先はもう決まってます。」
どうやら転生先は決まっているようだ。
「それは・・・どこ・・・ですか・・・?」
「えっとですねぇ・・・」
なにやら大きな本を取り出してペラペラ捲りだした。
・・・どこから出した、それ。
そんな僕の疑問など気にしないように、その人はある1ページに目をつけた。
「えっと・・・はい、インフィニット・ストラトスですね。知ってますか?」
インフィニット・ストラトス。
大天災篠ノ之束によってパワードスーツISが作られ、女尊男卑の世界へと変貌したその世界で、織斑一夏が女性しか動かせない筈のISを動かした為にIS学園に入学し、色々と巻き込まれていく小説。
アニメもあったはず。
「一応・・・粗筋程度・・・には・・・」
「よかったです。では、特典を決めましょう。」
「・・・いくつまで・・・大丈夫・・・?」
「えっと・・・6つまで大丈夫ですね。」
「なら・・・」
そうして僕が選んだ特典は
1.ISを使えるようにする
2.体力を人並みに戻す
3.専用機
4.戦う度に強くなる
5.原作キャラの親戚
6.とりあえず保留
という事にした。
「さぁ、転生のお時間ですよ。」
「まって・・・アナタの・・・名前は・・・?」
「あたし?」
そう言って彼女は俯いた。
暫くして、
「ルカ。山城ルカ。」
と言った彼女に、
「ん・・・覚えた。ありがと・・・ルカ・・・。」
少しはにかんで礼を言った。
こころなしか、ルカの顔が赤くなった気がする。
「で、では、今度こそ転生させます。」
奥の方に扉が開く。
「この扉を潜れば転生完了です。」
「・・・じゃ・・・いってくる・・・ね・・・?」
僕はそう言って扉をくぐった。
「不思議な娘だったなぁ。」
ルカはあの本をペラペラと捲っていた。
「あれで男の子とか・・・ホントに詐欺みたい・・・でも可愛かったなぁ・・・癒されたよ。あ、彼が産まれる家を確認しとかないとね。えっと・・・どれどれ・・・。」
本を閉じてパソコンを開く。
カタカタと操作していく内に彼女の顔が驚きに満ちていった。
「うそ。主人公の兄として生まれたですって!?明らかに原作介入するね。うふふ・・・楽しそうだ。」
ルカはニヤッと笑って、呟く。
「頑張って。」
ノリでやった。後悔しかしていない。
鎌寺正一です・・・絶賛撃沈中です。
え?そんなことになるなら投稿するな?
ごもっともです。
こっちの投稿は少しづつしかできないでしょう。
でも、応援してくださったら幸いです。
さて、私は原作を読んでおらず、アニメも1回きりしか見ていません。こんなんで大丈夫かな・・・。
まぁなるようになれ!です。
では、また次回お会いしましょう。
さようなら!