黒き小さな男の娘は仲間と共に空を飛ぶ   作:鎌寺正一@D-Alderz/神咲ハルカ

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臨海学校二日目ッ!お昼の事

 

「虚ちゃん・・・」

 

「なんですか、お嬢様?」

 

IS学園生徒会室。

生徒会長である私こと更識楯無は今、事実と真剣に向き合おうとしていた。

 

「私ね・・・あれから考えてみたの・・・」

 

「・・・妹様との事ですか?」

 

「えぇ・・・いくら何でもあの言葉は酷かったということはわかってはいたけど・・・心のどこかではそれでよかったとでも思っていたのかしらね・・・ホント、私って姉としてはダメね・・・」

 

ある日、千春くんに言われたこと。

その一言で私は一度再起不能になって・・・

 

「でも、それは今日で終わり。だから・・・虚ちゃん・・・」

 

でも、私は変わるのだ。

今までとは違う。

 

「・・・簪ちゃんが帰ってきたら、話し合う機会をちょうだい・・・一度、ゆっくり話してみようと思う」

 

真剣な表情をしているだろう私の顔を虚ちゃんに向ける。

 

「・・・わかりました。なら、はやく仕事を終わらせましょう」

 

フッと微笑む虚ちゃん。

・・・ちょっと可愛くて嫉妬しちゃうわ。

 

「ふふっ・・・そうね、頑張りましょう!」

 

私はペンを持ち、机に相対するのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、専用機組は全員揃っているかー?」

 

はい、炎天下に照らされた砂浜にISスーツで立たされています、織斑千春です。

 

因みに、いるのは

 

一夏

セシリア

シャルロット

ラウラ

僕だ。

 

「よし、これよりーーー」

 

「ちょっとお待ちください織斑先生!」

 

「どうしたオルコット?」

 

始めようとした千冬お姉ちゃんにセシリアが声を上げる。

 

「ど、どうしてここに箒さんもいらっしゃるんですの!?」

 

そう、ここにいるのは専用機持ちのみのはずだが、ここには箒ちゃんもいたのだ。

まぁ、理由は分かってるけど。

 

「その事だがなーーー」

 

「ちーーーーちゃーーーーーん!」

 

説明しようとお姉ちゃんが口を開けた時、またもや遮られる。

ピキッとお姉ちゃんのこめかみにシワがよる。

 

うん、おかしいと言うのには変わりない。

いや、なんでこめかみにシワがよるのさ?

 

「・・・・・・」

 

「い、いたいいたいちーちゃん!?無言でアイアンクローはないんじゃ・・・あばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばばば・・・・・・」

 

あ、遂に束さんが沈黙した。

流石お姉ちゃん。

 

「・・・えっと・・・」

 

先程まで質問攻め(?)していたセシリアも流石にこの惨状には戸惑っていた。

 

「全く・・・自己紹介位しろ、束」

 

「うぅ・・・なんだかちーちゃんの愛が重い気がする・・・」

 

しょげたセリフのあと、

 

「はい、私は篠ノ之束!ISの産みの親にて大天災!皆、宜しくねー!」

 

元気よく挨拶した。

 

「・・・束にしては結構まともな挨拶だな」

 

「むっ、失礼な、私だって常識くらいは弁えてるよ」

 

ころころと表情を変える束さん。

・・・なんで一人で百面相してるのかな?

 

「さてさて、ん・・・」

 

今度は専用機持ち達を眺めだした。

 

「君、ビット使いだね?」

 

「え、えぇ・・・そうですわ、篠ノ之博士」

 

最初はセシリアに目をつけた。

 

「私の事は束でいいよ。見たところ悪い子じゃなさそうだし」

 

「あ、ありがとうございます?」

 

よく分かってないセシリアはとりあえず礼を言う。

 

「さて、チャッチャと済ませちゃおう!さぁさ皆様ー、頭上に注目ー!」

 

勢いよく右腕を振り抜き空へ指さす束さん。

 

いよいよか。

 

空から正八面体の、銀色の物体が落下してきた。

 

「これが私の最高傑作にして技術の塊!第四世代型IS、その名も"紅椿"!」

 

パチっと指を鳴らすと正八面体は内側から開き、中の真っ赤なボディのISがキラリと日光を反射した。

 

「だ、第四世代型!?」

 

「嘘!?まだ世界は第三世代型の試作段階ですのよ!?」

 

シャルとセッシー(セシリアの渾名。今決めた)が同時に叫ぶ。

 

「ふっふっふー、天災に出来ぬことなどないのだよ」

 

むっふん、と腕を組み胸を張る束さん。

・・・ちょっとその姿は高校生男子の目に毒です・・・僕と一夏の目は自然と束さんの強調された胸に吸い込まれていく。

 

「・・・全く、やり過ぎるなと言っただろう!」

 

んおっ!?

あ、お姉ちゃんが怒った。

 

「だってだって、箒ちゃんにはちゃんとしたISに乗ってもらいたかったんだもん!」

 

必死に抗議する束さん。

 

「・・・はぁ、まぁいい。篠ノ之、フォーマットとフィッテングを済ませろ。他の者は各々のパッケージを確認しとけ」

 

そして唐突に始まるパッケージ確認の時間。

一夏には無いみたいだけど、何故か僕にはあるんだよね。

 

後付け型特殊ファンネル、ダークネスパラディンズ。

形は翼型で、一つの大きさが大体2m前後。

数は四つ。

射撃モードとシールドモードがある。

 

超大型ジェットパック、シャドウウィングス。

文字通りジェットパック。

翼は2対4枚。

それぞれにエンジンが付いていて、出力は最大速度マッハ9という破格の速度を誇る。

まぁ、僕以外が使えば肉塊になっちゃうね・・・

 

超重火力収束レーザー砲、グラリアル・ナイトメア。

全長6m、幅約1m30cm、装填数2、リロード時間1秒と中々優秀なロングレンジレーザー砲。

ただ、馬鹿でかいエネルギーを喰うのと、ものすごく重たいのが欠点。

火力はおかしい。

1発で半径100mの海が海底まで蒸発するほどの威力。

因みに試験で使った海の海底は大体4000m程でした。

・・・馬鹿なのか!?

なんでこんなのつくったし!?

 

近接ブレード、崩山刀『日輪』、破斬刀『月影』。

長さ4m、幅25cmの超大型ブレード。

斬艦刀・・・・・・。

 

「・・・これを送り付けて僕に何をしろというのか、束さん・・・」

 

ほんと、チートだよこれ・・・

 

『いえ、主人が言えることではないのでは?』

 

・・・いつの間にかAIの翡翠が辛辣な言葉を覚えていた・・・まぁその通りなんだけどさ・・・

 

『はは・・・その点は私も同じだよ』

 

うぅ、僕の味方は千秋だけだよ・・・

因みに、千秋はいつの間にか僕の精神世界にいたもう一つの人格だよ。

最近になって存在を知ったけど、よく話し相手になってもらってる。

 

「さて、のこりはちゃちゃっと終らせて・・・」

 

そう言って作業に戻ろうとしたその時だった。

 

「お、織斑先生ェェ!」

 

「なんだ、山田君」

 

山田先生が大急ぎで駆けてきて、お姉ちゃんも訝しげに見ている。

 

「至急お耳に入れたいことが・・・」

 

耳打ちをする山田先生。

 

「・・・そうか、直ちに生徒達を旅館へ戻らせてくれ。山田君が先導で指導すれば問題ないだろう」

 

「はい!」

 

山田先生は元来た道を駆けていった。

 

「専用機持ちは集まれ!非常事態だ!」

 

僕達はその声に駆け寄る。

 

「・・・いいか、よく聞け。先ほどアメリカとイスラエルが共同で開発していたIS、『銀の福音(シルバリオ・ゴスペル)』通称『福音』が制御下を離れ暴走、施設を抜け出してこちらへ向かっているとの情報が入った!」

 

「っ!」

 

遂に始まる・・・シルバリオ・ゴスペル戦が・・・・・・

僕は言い知れぬ不安と緊張、そして一握の楽しみを心に抱き、俯きながらフッと、誰にも気づかれずに笑うのだった。




はい、鎌寺正一です。

千春「・・・何か言うことは?」

・・・一ヶ月近く放置してすみませんでした・・・

千春「・・・言い訳は聞こう」

・・・高校生活が上手くいかなくなりまして・・・転学する為に色々やってました。

千春「・・・それなら仕方ないな」

ホントに申し訳ありませんでした・・・

千春「さて、コラボの方はどうなったのさ?」

・・・書けたは書けたんだけど・・・リレーってどうやればいいの!?
マジでどうしよう!?
このままじゃチェリオさんに迷惑掛けてしまう!!
ホントに申し訳ございません!
ど、ど、ど、どーしよう!?

千春「落ち着け。書けたなら投稿すればいいんじゃ・・・」

それで大丈夫なのかな・・・僕、おかしいぐらいに心配性?でさ・・・直ぐ心配になって・・・

千春「あーもう、今日はこれで終わります!作者がおかしくなったので、次回もお楽しみに!」
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