黒き小さな男の娘は仲間と共に空を飛ぶ   作:鎌寺正一@D-Alderz/神咲ハルカ

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遅くなって申し訳ないっ!
それでは本編始まるぞい☆


臨海学校二日目ッ!福音戦其ノ壱

「・・・そうですか・・・」

 

はい、千春です。

今はふざけたことをしている場合ではないので挨拶は省略させていただきます。

 

「つまり、僕達で福音を止めれば良いと?」

 

「そういうことになるな」

 

まぁ、大体原作通りだね。

・・・簪の専用機が化け物化した以外はね。

 

「・・・今奴は太平洋沖を横断している。それも、かなりのスピードで、だ」

 

福音は広域殲滅用のISだったはず。

なら・・・大勢で行くのは致命的な欠点になりうる。

それ故にやつの弱点でもある。

 

「とにかく、奴が日本に・・・ひいてはアジアに侵入する前に叩き落とせ!」

 

「・・・それ、教師の発言としてはどうよ?」

 

まったく・・・仕方ない、か・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『よし、全員配置についたな?』

 

「いや、発進準備が終わっただけですが?」

 

『今回の目標は暴走した福音の捕獲だ。広域殲滅型のISだから気をつけろよ?』

 

発進準備の終わった僕達は一旦空に上がっていた。

 

『よし・・・作戦決行時刻になった・・・みな、頼んだぞ!』

 

僕が、簪を、箒が一夏を抱えて、セシリア達は個別で最大加速で飛び出した。

 

「・・・エネルギー残量は1,000・・・シャドウウィングスに使うエネルギーはおよそ100、往復で200と考えて、グラリアル・ナイトメアに使うエネルギーは一発あたりおよそ300・・・足りるか?」

 

僕のISの唯一の弱点、シールドエネルギーとビーム兵器用のエネルギーが極端に少ない事。

それを考慮しつつ出した攻撃のチャンスは・・・たった二回。

 

「一夏」

 

『なんだ、千春兄』

 

僕はプライベートチャンネルを開いて一夏に通信を繋ぐ。

 

「僕の攻撃のチャンスは二回、うち、二回目は当たらない確率がほぼ100%。だから・・・」

 

『あぁ、わかってる・・・一発で決める!』

 

ふっ・・・弟ながら立派になっちゃって・・・

 

「よし、やるか!」

 

『十二時方向、目標発見!距離10000!』

 

さぁ、饗宴の幕開けさ!

 

僕は簪とラウラを離し、突っ込む。

 

グラリアル・ナイトメアのエネルギーを収束させ、圧縮する。

溜め時間は・・・凡そ5分。

 

 

ラウラが右手にとてつもなく長い銃・・・狙撃銃を展開し、狙いを定める。

 

『喰らえ、電磁の力!』

 

ズガァァン!

 

銃からは到底しない様な音と共に一筋の黄色い光が一直線に・・・文字通り光速で打ち出された。

超電磁砲『神無月』。

それが今彼女が持つ狙撃銃の名だ。

 

だが、その光速の一撃をもってしても・・・

 

『なっ!?』

 

『え!?』

 

『嘘っ!?』

 

「かわした・・・のか!?」

 

銀の福音は躱してみせた。

ヒラリ、そんな効果音が似合うその、見るものを魅了する回避術は僕達の目を釘付けにし・・・右手に握られた何かを発射する構えをとった。

 

「っ!?退避!」

 

僕が慌てて叫ぶも、

 

『きゃぁ!?』

 

『ぐぁぁ!?』

 

「簪!?ラウラ!?」

 

簪とラウラが一撃でシールドエネルギーを削り取られ海へと落下する。

 

『なんて高火力だ!?』

 

一夏が叫び、僕は気を引き締める。

 

「LAーーー!」

 

歌を奏でるような音で次々と弾幕を張っていく銀の福音。

 

「ちっ!」

 

僕は舌打ちしつつグラリアル・ナイトメアの照準を合わせようとする。

 

そして・・・充填率が100%になった。

 

「一夏っ!」

 

『うぉぉぉぉぉっ!』

 

僕の叫び声と共に一夏が飛び出して零落白夜を発動、福音に切りかかる。

 

「Laaaaaaーーー」

 

それをひらりと交わした福音に向けて・・・

 

「一夏!避けてっ!」

 

僕は・・・

 

「発射っ!ナイトメアバーストッ!」

 

グラリアル・ナイトメアをぶっぱなした。

 

「いけぇ!」

 

一直線に突き進む野太い光線は、躱した直後の福音を飲み込んでいき・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「がはっ!?」

 

『Laaaaaaaaaa!』

 

な、何が起こった・・・?

 

『ち、千春兄・・・?』

 

僕の胸から・・・真っ赤な手が・・・

 

ズボッ!

 

「ぐばぁっ!?」

 

強烈な痛みと共に口から大量の血が溢れ出す。

 

『ち、千春!?』

 

鈴の声が薄ら聞こえる・・・

 

目の前の福音は動けない僕に向けて・・・・・・

 

『Laaaaaaaaa!』

 

「がぁっ!?」

 

いつの間にか展開した槍を突き刺していた。

 

ゆっくりと、ISごと僕を槍で持ち上げていく福音。

 

そして・・・

 

『La------------!』

 

ズガァァン!

 

直後、意識が暗転した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一夏said

 

な、何が起こったんだ・・・?

 

千春兄がランチャーでビームをぶっぱなした。

それで終わると思っていた・・・なのに・・・

あいつは・・・福音は一瞬で千春兄の後ろに回り込み、右腕を絶対防御すら貫いて突き刺した。

 

「ち、千春兄・・・?」

 

千春兄の口から大量の血が溢れた。

空に舞う鮮血・・・その紅が俺の目に嫌でも焼き付いた。

 

『ち、千春!?』

 

鈴の焦った声が聞こえた。

 

それでも、アイツは・・・

 

『La----------!』

 

容赦なく、千春兄の体に

 

「ぐぁっ!?」

 

展開した槍を突き立て・・・

 

 

 

 

 

ズガァァァン!

 

 

 

 

「千春兄ぃぃぃぃっ!」

 

爆破しやがった・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ISが解除され、真っ黒になった千春兄が海へ真っ逆さまに落ちていく・・・

 

「くそっ!間に合えぇぇ!」

 

俺は瞬時加速も駆使して千春兄を捕まえようとした。

でも・・・

 

 

ザバァァン

 

 

届かなかった・・・

 

 

「くそ・・・千春兄・・・千春兄ぃぃぃ!」

 

空に佇む福音は・・・不自然なほど妖しく美しくその光を携えていたんだ・・・・・・千春兄が海へと沈んでも尚・・・・・・。

 




はい、鎌寺正一です。
お久しぶりでございます。
え?今まで何してたかって?
そりゃあもちろんGOD EATER 2 RAGE BURSTやら
初音ミクproject DIVA FやらF 2ndやら・・・

千春「はぁ食いしばれこの駄作者」

え、ちょ千春くんそれあぶないやt・・・ピチューン

千春「はぁ・・・こんな駄作者だけど応援してあげてくださいね?」
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