黒き小さな男の娘は仲間と共に空を飛ぶ 作:鎌寺正一@D-Alderz/神咲ハルカ
誕生・・・です・・・。
転生した僕は不意にゆっくりと目を開けた。
「おっ!千春が目を覚ましたぞ!」
・・・千春って僕のことかな・・・
お父さんらしき人が僕をかかえる。
といっても、まだ生まれて間もない様で、あまり視界は良くない。というか、ぼやけて見えない。
「ほら、千冬も抱くかい?」
ん?千冬?
「うん!」
千冬と呼ばれた人が僕を抱く。
恐らくというか確実に僕の姉であろう。
「まだ一夏は起きていないか。」
え?一夏?
もしかして・・・
「はっはっは。双子とはいえ流石に同時には起きないか。」
横を見ようとしても頭が動かなかった。
まだ首が据わってないようだ。
「あ・・・あうあう・・・あう・・・」
・・・案の定喋れないようである。
必死に動かしてもあうあうとしか声が出ない。
そしてそれだけで疲れてしまったのだろう。
眠たくなってきた。
「あう・・・(ふぁ・・・)」
そのまま僕の意識は暗転した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それから5年後。
保育園に行くようになった僕は今縁側にいた。
特にすることないから寝転がってるんだ。
「ハルちゃ〜ん!」
そこに何かが物凄い勢いで突っ込んできた。
「・・・わ・・・うわ・・・っ!」
「えへへぇ・・・。」
・・・
この時はまだ頭には機械チックなうさ耳は付いていない。
そして何故か僕は束さんのお気に入りのようです。
何故束さんに気に入られたかと言うと、
それは僕が四歳の時、たまたま暇で暇で仕方なかった時に、何故か鉛筆とプリントが大量にあった為、宇宙船の設計図を書いていたんだ。
前世では僕は工学系の高校を志望してたから、勉強してたんだけど、これが思いの外楽しくて楽しくて。
お陰で宇宙船の設計までできるようになってしまったんです。
で、その設計図を書いてた時、
「千春・・・それは・・・?」
「え・・・?」
千冬お姉ちゃんと束さんが帰ってきたんだ。
集中してて全然気が付かなくって、どう言い訳しようと慌ててた時、
「嘘!?これ、宇宙船の設計図!?」
と、束さんが当ててしまったのだ。
「う・・・うん・・・。多分・・・宇宙でも・・・耐えられる・・・よ?」
バレてしまったので、仕方なく認める。
「ちーちゃん!この子私と同じだよ!」
「そんな
・・・何故か言い合いが始まったので、僕は続きを書き始めた。
「あ!はるちゃんが書き始めた!」
束さんがこっちをむいた。
「ここはこうのがいいんじゃない?」
「じゃあ・・・ここは・・・これで・・・?」
「そうそう、そんな感じで・・・。」
「オイ、私を放かるなぁ!」
と、言うことなんです。
時を現在に戻して、
ていうか、今絶賛もふもふされてます。
「や・・・やー・・・!」
必死に抵抗しますが、どこにそんな力だあるのかという程の腕力のせいで動けません。
たーすーけーてー!
「やー・・・!」
「あいた!?」
束さんの頭に何かが落とされる。
「オイ、私の千春になにをしている!」
お姉ちゃんだ。束さんの頭に拳骨落としていた。
・・・痛そう。
ていうか今千冬お姉ちゃん私のって言った!?
「だってぇ!私だってもふもふしたいぃ〜!」
駄々っ子の様に手足をばたつかせてそういう束にお姉ちゃんは
「いい加減にしろ!」
と頭を手でつかんで・・・おそらくアイアンクローであろう技を掛けた。
頭からしてはいけない音が出る。
「痛い痛い痛い痛い!束さんの頭からしてはいけない音がしてるよぉ!?」
「お前がもう少し自重すれば良いものを・・・!」
本当にそろそろ束さんの頭が陥没しそうなので、
「・・・お姉ちゃん・・・もう・・・止めて・・・?」
と、上目遣い+涙目で懇願した。
そしたら・・・
「ぷはッ!?」
鼻血を出してぶっ倒れた。
「・・・お姉ちゃん・・・!?」
僕は急いで駆け寄る。前もこのような事があって、その時は二日間起きなかった。
「死ねる・・・千春の為なら死ねる・・・!」
・・・訳の分からないことを言ってます。
って、心なしか束さんも顔を赤らめてません?
あなた達はなんて顔をするんです!?
というか、千冬お姉ちゃんは弟の行動で鼻血を出してますよ!?
それ大丈夫なんですか!?
色々とアウトな事もありましたが、なんだかんだ言って保育園の卒園式。
僕と一夏はそこで式をやってから(なかなか面倒だったからカット。)家に戻ってプリントに面積の公式と円周率、あと、二項定理やらを書き込んでいった。
それから1ヶ月、僕は小学一年生になる。
たのしみだな。
・・・本を持っていこう。ボッチでも寂しくないように。
はい!幼少期です!
あと、この時の束さんって、うさ耳付いてましたっけ?
とりあえずこの小説では付けていないということにします。
いがいと上目遣い+涙目って効きますよね?
あれ?僕だけ?
まぁいいや。
とりあえず今日更新できました。
まだ原作まではかなりありますから、頑張っていこうと思います。
では、本日はここらへんで。
シーユーです!
説明とか荒くてすいません!
※作中の「放かる」ですが、修正しました。
もともとは「ほっかる」で、誤字として報告されたのですが、僕自身がこの言葉をよく使っていたのであれ?となってしまったので感じに変えさせていただきました。
何卒ご理解の程を宜しくお願い申し上げます
これからも誤字報告お待ちしてます!