時空と世界の漂流記   作:kirigan

1 / 4
どうも、kiriganです。

久しぶりに、小説を書きました。 楽しんでいただけたらさいわいです。


長い前置き

これは、時間と世界に巻き込まれた2人の青年のはなし。

 

ぼくは、荒川 拓海 『あらかわ たくみ』高校1年だ。 とは言ってもまだ2月なので中学3年だ。

ぼくの家族は5人家族で、父 母 妹2人 ぼく という構成だ。

父は外交官 でなかなか家に帰ってこなかったが、5日前ほど帰ってきて。

「イギリスの日本大使館で働くことになったからこれから家族全員で移住する。」

何て言い出した。 つい先日高校に受かったばかりなのに、その事を父に言うと

「お前は高校生になるんだ、自分のやりたい方をえらぶんだ。」と。

自分は、機械が好きで工業高校に入った、だが家族と離れるのも辛い。

だが、自分の夢を諦めることが出来なかった。 こうして、ぼくは日本に残ることにした。

両親は、少し寂しそうな顔をしてたけど、妹2人は号泣した。

そして昨日、みんなイギリスに飛び立った。

生活は、あまり苦ではなかった。 家事や料理は少しやってたし、ご近所付き合いも悪くなかったからだ。

ただ、お金の遣り繰りはどうも苦手で心配なのはある。

 

「おっす、タク」

「あい変わらず不幸顔ね」

「ユウちゃんそんなこと言ったらダメだよ~」

と、俺の幼馴染みが声をかけてきた。

「おっす、カイ ユウ アユ」

 

一番最初に声をかけてきたのは、佐藤 海星『さとう かいせい』力が強くて運動神経抜群な奴だ。

よくつるんで、色々している。

次に声をかけたのは、真辺 優花『まなべ ゆうか』こいつも海星と一緒で力強くて運動神経が良い。

みんなから、姉貴や、アネゴなど言われているが、本人は気に入らないようだ。

最後は、櫻井 愛結『さくらい あゆ』こいつは、マイペースでおっとりしている。

でも、友達思いが強い子だ。 それに、頭も良いし、家事もできる。

この3人は、幼稚園から近所に住んでいる幼馴染みだ。

 

「でも、急にどうしたみんなして?」

おれが聞くと

「お前が、寂しがってないかみにきたんだよ。」

と、海星が言ってきた

「私は、冷やかしに来た。」

と、優花

「冷やかしならお帰りください。」

「お前、あい変わらず冗談通じないよな」

と、優花と言い合ってると

「もう、みんなで中学卒業と高校頑張ろうパーティーするんでしょ。」

と、愛結が

「あっ、そう言えば今日だっけパーティー」

家の事ですっかりわすれていた。

「もう、忘れないでよね」

「悪い、悪い。パーティーの場所わ」

「お前の、家だ。」

「やっぱり、まぁ良いけど」

「料理とかは・・・」

「食材買ってきたからみんなで料理だ」

「準備いいな、お前ら」

何て会話をしてからみんなを家に居れて料理を始めた。

~2時間後~

「じゃあ、パーティーをしよう」

と、愛結言ったので、パーティーが始まった。

それから、6時間話したり、みんなで遊んだりして。気が付くと午後11:50だった。

「みんな、遅いし泊まっていけば。」

とぼくが言うと

みんなは、

「じゃあそうするわ。」

「服とズボンは、これでいいとして」

「下着どうしよう」

と3人が次々に言った。

「なら、みんなでコンビニに行こう。 明日の朝ごはんもついでに買おうぜ」

「「「賛成」」」

と言うことで、みんなでコンビニに行くことになった。

外は、街灯が着いているのに気味の悪いくらいに月や星がたくさん見えた。

「今日は、やけに空がきれいだな。」

と、ぼくが言うと。

「本当だな。」

と優花が言った。

「知ってるか、こんなやけにきれいな夜に死ぬと異世界に行ってしまうって噂。」

と海星が言い出した。

「それ、小学校の時流行った噂じゃん。」

笑いながらぼくは、そんなことを言うと。 なんか、思い出したからと、笑いながら返答された

「何でそんなことを思い出したの?」

と、愛結に聞かれると。

「何でだろうな。」

と海星自身疑問を抱いたようだ

「そんなことより、もうすぐコンビニだぜ。」

優花に言われて気がついた

(もうここまで来てたんだ。)

ふと、コンビニ前の交差点を見ると兄妹が楽しそうに遊んでいた。

「なんで、あんなところで遊んでいるんだ?」

海星の言うことをみんな、疑問に思った。

「見て」

愛結が指した方を見ると父親らしき人が交差点を背に公衆電話で電話していた。

なんか、深刻な顔をして話していた。

「親がいるなら安心だね。ここら辺は、車の通りは少ないから。」

「そうだな。 じゃあ俺らも早いとこ、買いもんして帰ろうぜ。」

そう海星が言ったことに、みんなが頷いた瞬間。

ブオォォォ~~~~

と、低くて嫌な音を聴いた。

後ろを見ると、子供たちが遊んでいる交差点に1台のトラックが近づいてきた。

スピードは大分早く、運転手は子供には気がついてないようだ。

「やばいぞ、あいつらひかれちまう。」

「あいつら、トラックに全然気ずいてねぇ。」

海星と優花が、そんなことを言った。

「だめ、あの人間に合わない。」

愛結が公衆電話の方を見て叫んだ。

電話をしていた、男の人はパニックになって電話ボックスから出るのに手間取っている。

「やべぇぞ、すぐそこまでトラックが来ちまってる。」

と、海星が叫んだ瞬間。ぼくは、走り出していた。

「おい、タクなにしてんだ。」

「今さら間に合いっこねぇぞ」

「拓海くん戻ってきて。」

と、3人が叫んでいるがもう、どうしようも出来ねぇ。

走り出したら止まらないし、足の速さには自信があったのでトラックが来るまでにまにあう事は解った。

(でも、3人抱えて逃げられるかな)

と考えながらもまにあった。

すぐに、2人を抱えて走り出した。

(よし、逃げれる。)

と思った瞬間、道路の窪みにつまずいてこけてしまった。

すぐに起き上がり走り出したが、さっきこけた時足を捻ってしまったようで速く走れない。

(まずい、このままじゃ3人ともひかれちゃう)

そう思ったとき、なぜかぼくは子供を投げていた。

そしてぼくは、ひかれた。

10メートルくらい飛んで勢いよく地面に叩き付けられた

「タク」

「タク」

「拓海くん」

3人は叫びながら、近づいてきた。

運転手もトラックから出てきた。

電話ボックスにいた人は、子供たちと抱き合っている。

(よかった、こどもたちはぶじか)

自然と笑顔が出た。

「すいませんすぐに救急車と警察を呼んでください。」

海星の声が聞こえる。 大分焦りと恐怖がある声だった。

「タク死ぬんじゃねーぞ。これから、お前んちで泊まるんだろ。それに高校に行くんだろ。メカニックになるんだろ」

「拓海くん死なないでお願い。」

優花と愛結は、泣きながら叫んでいた。

(そうか、死んだらみんな悲しむんだ・・・・生きないと)

と思い、心配させないように話しかけた。

「だい…丈…ぶ」

と言った瞬間意識がなくなった。

 

 

ぼくは、死んだのである。




コメントや評価、感想など送っていただけたら、幸いです。

続編も出す予定です。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。