転生した俺のナルガ亜種人生。   作:ナルガ亜種

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今回は大型モンスターと出会います。
下位のナルガ亜種のお手並みやいかに。

ー登場人物ー
・ナルガクルガ亜種
 主人公。大学生。
 ケルビが大好物。最小金冠サイズ。

・太刀ハンター カタス
 主人公と会ってしまった悲劇のハンター4人のイケメンリーダー。
 気刃大回転斬りだけをよく外すという残念ぶり。割と中二病。
 武器:山刈鎌
 防具:ドボル一式
 スタイル:ギルドスタイル
 狩技:桜花気刃斬Ⅰ、練気解放円月斬りⅠ

・片手剣ハンター ゼル
 周りの3人より一回り小さい小柄な女の子ハンター。
 無邪気に喜ぶのでこっちまで嬉しくなる。癒し枠。乗りが得意。
 武器:アイシクルスパイク
 防具:ベリオ一式
 スタイル:エリアルスタイル
 狩技:ブレイドダンスⅠ

・銃槍ハンター ルソ
 いかにもな感じのゴツいハンター。狩り場では男の中の漢。でも普段はチャラい。
 名前がショボいことと、よくカタスの大回転斬りにこかされるのを気にしてる。
 武器:フレイムスロワー
 防具:アグナ一式
 スタイル:ストライカースタイル
 狩技:狩人のオアシス 絶対回避 覇山竜撃砲Ⅰ

・弓ハンター イクサ
 大和撫子のような美しい女性。狩りより釣りの方が上手いかもしれない。
 しかし本人が結局狩ると決めたのと、弓の扱い自体は上手いので黙認されている。
 武器:ディオスアローⅠ
 防具:ブラキ一式
 スタイル:ブシドースタイル
 狩技:トリニティレイヴンⅠ


注意!今回は大型モンスターと戦闘するので
少しだけ残酷な描写があるかもしれません!
苦手な方は、申し訳ないですが、ブラウザバックをオススメ致します_(._.)_


2.猪突猛進!

さて。今日はガーグァでも狩ってみるか。

まぁ、久々に鶏肉が食いたくなっただけだがな?

てことで渓流6に移動。ガーグァってこの辺にいたよな...

 

「ブルゥ、ブルゥ、プォォォォン」

 

この聞き慣れた声はブルファンゴか...?

いや、ちがう!

 

瞬時の判断で横へ跳ぶと、ドスファンゴが目の前を通っていった。

なんだドスファンゴか、と思ったそこのあなた。甘い!

ドスファンゴの突進はドスジャギィ程度軽々と突き飛ばす威力があるのだ。

今の鍛えてない俺が食らえば一撃で骨が折れるかもしれないレベルである。

 

さらにもう一つ、ドスファンゴを警戒する理由がある。

それは、ナルガクルガ種は直線的な動きが苦手なことだ。

これにより、ブルファンゴ達にさえかわした突進の勢いで間合いを離されてしまい、

ブルファンゴに一撃も食らわせられないのである。

 

逃げることもできるが、相手も下位相当だと、なぜか見ただけで分かった。

確実に格下である。

こいつにビビってるようじゃ、この先生きていけないだろう。

とか思っている間にドスファンゴが再び突進してきた。

 

ドスファンゴの動きに合わせて大きく跳んで、尻尾を...叩きつける!

放った会心の一撃はしかし、ドスファンゴの方が早く下を素通りされて終わった。

まずい。俺は内心焦った。

ドスファンゴの突進を見てからじゃ尻尾は間に合わない。

かといって回り込んで刃翼を叩きつけようにも距離が遠すぎた。

しかもノーモーション突進と溜め突進を使い分けてきやがる。

 

やべぇ。こいつラスボスなんじゃね?とかヤケになってると、

ゲームとは違う動きをしてみたらどうだろうか?

ふとそんな疑問が浮かんだ。

とりあえず3度目の突進をかわし、ドスファンゴがこちらを振り向いたときに

自分から見て左手にあった木を横倒しに薙ぎ倒した。

木が盾になって突進を防いでくれ...木をぶち抜いて突っ込んできた。HAHAHA!

ダメだこりゃ☆

 

ドスファンゴ。攻撃方法は突進と牙の振り回しのみ。

しかしそれ故に。その突進は小さな体に対して異常な威力を持つ。

ゲームでもよく一撃か、多くて三発程度で木々が無惨に吹き飛ぶのをよく見かけた。

 

閃いた。その突進の威力を逆に利用してやろう。

木をぶち抜いたとき若干突進の速度が下がったので、

不意打ちながらも余裕を持ってかわせた。

いい加減当たらない突進にドスファンゴも鼻息が荒くなってきている。

怒り状態に突入のようだ。

 

相手が溜め突進を使うのを待つ。

2度3度突進をかわすと、奴が溜め突進に入った。

溜め突進なら途中で止めるのは容易ではないはず。

 

(さあ!こい!)

 

モンスターの性なのか、はたまた俺の性格か。

それはわからないが、命を賭けているというのに、

逆に燃えてくる自分が可笑しくてたまらない。

二匹の呼吸が、一瞬重なる。

 

「プォォォォォォン!!」

 

(今だ!)

 

ドスファンゴがさっきにも増して高速で突っ込んでくる。

そこに...俺は刃翼の一撃をかました...いや、刃翼を「置いた」。

敵の移動を予め予測してその位置に溜め斬りをするなどの「置く」ではなく、

本当に「目の前に出しただけ」といった感覚に近い。

 

だが、ドスファンゴは勢いを止められぬまま

斬れ味青レベルの鋭利な刃翼に突っ込んだ。

一瞬の出来事だった。

ドスファンゴの体は文字通り真っ二つに裂かれ、それ以降動くことはなかった。

 

(や...やった!やったぞ!!ついに俺は大型モンスターに勝てるようになった!!)

 

その日は一日中猪肉パーティーだったのは言うまでもない。

この体ではドスファンゴも旨かった。

 

 

 

 

 

ー銃槍ハンター ルソー

さて。今回の俺の出番を奪い去った緑迅竜への苦情は置いといて。

ドスファンゴ狩猟のクエストを受けて行ったら既にドスファンゴが一撃で真っ二つ。

傍らにはあの下位の緑迅竜。

ちょっとよく分かんない。

 

 

 

 

 

ーギルドー

渓流の下位相当ナルガクルガ亜種が、

大型モンスターを一撃で倒したとの情報が入っています。

攻撃力が異常なのか、他に何か種があるのかは分かりませんが、

ひとまずこの緑迅竜を危険と判断し、観察依頼の難易度を更新します。

 

 

 

 

 

一刀両断、緑迅竜

★3

 

報酬金:3000z

契約金:600z

目的地:渓流

 

成功条件:ナルガクルガ亜種の観察

失敗条件:ナルガクルガ亜種の狩猟

 

依頼主:ギルドマネージャー

依頼内容

先日、下位緑迅竜を再び観測。

大型モンスターを一撃で倒すなど

超強力な個体の可能性が高く、

またそもそも攻撃していないとか、

木を倒して盾に使おうとしたなど、

とんでもない話がいくつも入っている。

ギルドはこれを危険な個体と判断、

クエストレベルを引き上げた。

なお、狩猟は厳禁とする。




ハンターの紹介出したのにハンター出てないのはすみません!
次回出します、次回!

あと装備が優秀なのに主人公にビビってたのは、
次回で描写しますが下位のナルガ亜種に前例がないのが原因です。


クロスのクエ消化に疲れたので更新しました。
(捕獲クエストで見極め付いてたのにネコがトドメ刺してしまったとか
特産ゼンマイが足りてないとかetc.)
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