とある科学の出来損ない。   作:レモネードOR

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取引場3

佐天との、話を終えて俺は廃ビルの中に入った。ビルは簡単なコンクリートとガラスで、出来ていていかにも、取り壊し一歩手前のような構造になっていた

階段を急いで上りながら周囲を見回すと血の跡がない、多分テレポートで移動しているのか、血などを出さない内出血などの傷を白井はしているのだろう。

白井の姿を急いで探す。

そして、階段を上り終えると2人の男女がそこにいた。

 

男の方は、長身でタンクトップを着ており、ナイフ向けながら女性に歩みよっていた。

 

女の方は、横腹を抑え、しゃがんでいた。特徴は常盤台の制服をしてジャッジメントの腕章を身に付けている。

俺は、彼女を知っている。いつも、凛々しく俺より、年下なのに先輩面をしている彼女を、

 

「白井ぃぃぃぃ!!」

叫ぶと、気づいたのか2人が振り向いた。どうやら、俺の登場に驚いているらしい。

男の方は新しい獲物を見つけたような表情をしナイフをこちらに向けた。

 

「なんだよ、お前もジャッジメントか?」

 

「玲さん…なんで…ここに」

白井は傷が痛いのを我慢しながらそう言った。

 

「お前が白井を傷つけたのか?」

俺は、怒りを抑えながらそう言った。

 

「当たり前だろ、見りゃあ分かるだろうが、だったらどうすんだ?」

男は、挑発混じりにそう言った。

 

「だったら、ぶっ飛ばしてやるよ」

俺は、あえて挑発に乗ったそれは、白井を傷つけたあいつをボコボコにしてやるためだ。

 

「そうかよっ!」

男は、走ってこっちへ向かってきた。

俺は、迎え討とうと構える。……ん何かおかしいぞこいつ。

俺は、男の事を無視して、自分のいる位置から右を左手で殴った。

 

「グハッ」

そうすると、さっきいた男の姿は消えて、今殴られて倒れている男だけが残った。

 

男は、よろめきながら立ち上がった。

「てめぇ、何で俺の位置が分かった!」

どうやら、男は自分の能力が破れて相当動揺しているらしい。

 

「何で、お前に教える必要があるんだよ、って言うかお前の能力ってのは、だまし討ちかよだっせぇ能力だな」

 

 

「なっ何だと!!」

男はそのまま俺に一直線で向かってきた。

 

「バレバレだよばかっ!」

今度は、横に振ったナイフをそのまま後ろに避けて、右手で腹を正確に捉え殴る。

 

「グッ!」

どうやら堪えたようだ。だが、相当なダメージをくらい足が震えていた。

「ふざけやがって!!」

ガチ切れした男は、全力でナイフを振り下ろした。

しめた!そこから、冷静に避け俺は、右手を男の顎めがけて振り上げた。

見事なアッパーを決めた。

男は、そのまま倒れてしまった。

「顎を打った事で、脳震とうを起こさせたしばらくは、立ち上がれないだろうよ」

 

そして、俺は怪我をしている白井に駆け寄った。

 

「白井、お前大丈夫か?」

 

「見て分かりませんの?」

白井は、呆れて言った。

見てみると、脇腹と頭を打たれたようだった。

 

「でも、何で奴の居場所が分かったんですの?」

白井は、首を傾げて俺に、聞いた。

「ああ、それは俺の熱感知が働いたおかげだ、最初に襲ってきた時、熱感知が働いてあいつを見たら何もいなくて、横を向いたらあいつらしい奴が歩いているのを見たから殴ったらビンゴってわけだ」

 

「そうでしたの」

 

「それよりも、白井大丈夫か?」

俺が、心配そうに聞くと。

 

「大丈夫ですの、何のこれしき」

と立ち上がった白井その瞬間

 

「っ」

声にならない悲鳴を上げていた。

 

「本当に大丈夫か?」

と手を貸そうとした瞬間。

 

「てめぇら!」

振り向くとさっきの男が立っていた。

伊達にスキルアウトのリーダーをやっていないようだと感心しているその時だった。

 

「玲さんあれ…!

白井の小さい声が聞こえたそいつの手を見ると拳銃を持っていた。

多分、一度俺に倒された後、起き上がり焦って拳銃を構えたのだろう。

 

「死ねぇ!!」

その言葉と共に弾が俺に向けて放たれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




坂城玲の能力を変更しました。
玲は自分の能力を使わないのは、自分の能力が嫌いだからです。
ですが、これからはこの能力を使う予定です。
熱操作《ヒートコントロール》
温度を変化する能力。
火や氷などを発生できる。
だが、両手でしか熱操作はできない。
全身には、熱耐性がついており、どんな温度でも耐えれる。
視覚には、熱感知がついており、集中すればサーモグラフィーのように敵の居場所が分かる。
熱感知と熱耐性は能力の副産物という事で。
玲がおかしいと気づいたのは、構えた時に周囲に人の体温を感じたからです。
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