「そういえば、玲さんの事まだ聞いてませんでしたよね。?」
唐突に話が俺の自己紹介になる。
「えっ別に俺は、特にみんなにいう事なんかないよ。」
「あんた不公平よそれは、私達もしっかり自己紹介したんだから、あんたもしなさいよ」
「分かったよ自己紹介だな!するよ自己紹介!」と自分の事を言おうとすると。
「みなさーんお茶にしませんか。さっき自販機で冷たいジュース買ってきました〜」
「…………」
もうやだ。
そして、みんなでお茶をする事になった。やはり、普通の女子中学生。俺ら男子高校生のように
ハズレのジュースなどを持ってこなかった。ヤシの実サイダーなどの安定した飲み物を持って来てくれた。だが、一つ気づいた事がある。それを俺が聞く。
「なぁ初春ここから自販機って結構遠くないか?なのに何でこんなに冷たいんだ?」
「あぁそれは、私の能力です。私の能力は定温保存《サーマルハンド》暖かい物や冷たい物をそのままの温度に出来るんです。」
「へー珍しい能力なんだなぁ。」
「まあLevel1なんですけどね」
「でも、手で触ってないと発動する事が出来ないので、手に持ってないジュースがぬるくなっちゃって」
初春がジュースを出すが、見事にぬるくなってしまったようだ。
「ああそれなら、俺の能力でなんとか出来るかもしれない。」
「本当ですかぁ。」
初春の目がキラキラしている。
「ジュースを貸してくれ。」
「ああ、どうぞ、」
俺はジュースを持つと能力を発動した。
「はい、終わったよ」
ジュースを差し出す。
「もうですかぁ!」
初春は、驚いていた。だが、ジュースに触った途端初春がさらに驚いている。
「確かに、冷えています。」
「で、結局のところ玲さんの能力って何なんですか?」
佐天が早く聞きたいようにうずうずしている。
「たしかに、私も知りたいな」
「俺の能力は、熱量を変化して形に現する能力なんだ。」
「えっそんな事出来たら、Level5だっていけるじゃないの」
御坂が驚いている確かに温度を操る能力者なんて御坂の能力よりも珍しいし、応用も聞くが、俺には、欠点があるのだ。
「でも、使えるのは俺の両手だけなんだよ、だから道路とかに手をつけないと凍らせない。まぁそれだからLevel4止まりなんだよな」
「ふーんでも、なんで、炎は温度が変化出来るんなら出せるんじゃないの?」
「ダメダメありゃあ使えるけど、人相手には使ええねぇんだよ。」
実際使って大事な人を傷つけた事があるし。
あんまり、ひと相手に使いたくないのだ。
「じゃあ、何で玲さんって有名な高校に行かなかったんですかぁ?」
制服を見てから疑問に思ったか佐天が聞いてくる。
「俺には理由があってな。」
「へぇどんな理由なんですか?」
「それは…」
俺が言うか悩んでいると。後ろから。
「佐天さん!人には言えない事情だってあるんですよ。」
初春が助け船を出してくれた。
「悪いね初春さん。」
「いいですよこの位、佐天さんを止めるのは親友の役目ですから。」
えっへんと言った感じに胸を張る初春。
「初春ぅー愛してるよ〜」
抱きつく佐天。おおこれが百合って奴なのか。
とこんな感じで話が進み。
「もうこんな時間ですの。」
黒子が時計を見て、気づいた。
「じゃあ私達も、帰りますね。」
「んじゃあ俺も、」
そう賛同して帰ろうとすると、
「待ってくださいまし。」
白井に止められた何だよ帰ろうとしてんのに、若干イライラしながら後ろを振り向くと
「あなた何で来たかお忘れですの?」
「えっと何でしたっけ?」
「あなたの事件の関与の反省文ですの。」
「そうでしたっけ?」
「そうですの!」
白井に怒られた。白井って怒らすとかなりこえーよ。
「分かったよ。」
と紙を持って帰ろうとする。
「だったら連絡先を教えてください」
佐天が言った。
……はい?あなた何言ってんの?
「ここで会ったのも何かの縁ですし、白井さんもその方が助かるんじゃないですか?」
佐天が携帯を出しながら言った。
「確かにそうですわね」
「だから、玲さん連絡先教えてください。」
「えっと俺でいいなら。」
そして、女子中学生の連絡先をゲットしたのだった。
帰っている途中玲はスキップをして寮に帰った。
会話とかって難しいね。