マギの世界に転生?したようです。 作:フお
「…………ん?あれ?」
目を覚まして、自分の部屋ではないというのは一瞬で認識出来た。異様に白い空間が広がってる。
「どこ……」
起き上がるとパジャマ姿の自分と、パジャマ姿であろう仙人みたいな人がいた。
白い空間に僕ら二人。地面?、白い床に直座りの僕ら二人。
「おはっぴー」
「は?」
「こ、こわ……そんな睨まんとって……」
仙人が手を振ってくだらないことを言ってきたのでつい睨みつけてしまった。いけないいけない。
「あー、誘拐ですか?」
「違うよっっ?!」
わたわたと……てか痩せてるから仙人と表したけど、ガリのサンタの方が合ってるかもしれない。髪の毛あるから。で、ガリのサンタが慌てる。
「誘拐じゃなくての、お主死んだんじゃよ」
「は?僕が?」
「睨まない睨まない、まぁ話を聞きなされ、というか僕っ子なんじゃの、かわういの」
胡散臭っっ!!
というかなに今更だけど、なにこの部屋ドラゴン某るのあの白い部屋みたいなんですが!
「あのな、地震があったんじゃ」
「地震?」
「そうじゃ、日本という国は大変地震の起こるところじゃったろ」
「え……まぁ」
「お前さんが寝てる間に日本は沈んでしまったんじゃ、ていうかだいたいどの国も全滅じゃの」
「…………」何言ってんのかな。
「儂が元々つくったものじゃったしの、かってに人間が生まれてかってに進化したんじゃが、これはかわいそうだと思ってのぉ」
「あの…………、何を作ったんです貴方」
「地球ってか太陽系?」
「……そうですか」
「あ、信じてないじゃろ」
そりゃそうです。
「若いから状況にはさっさと適応しないと世の中わたれんぞよ〜」
「いや……貴方がいう限り僕はその世の中から消滅したようなんですが??」あ、世の中自体壊滅したんだっけ?
「ん?ああ、大丈夫大丈夫、復活するから今から、儂の力でな!ほっほっほほごっごっごほぉっ!」
「復活ぅ、って、はい?大丈夫ですか?」いろんな意味で。
「お主はこれからマギの世界に飛ぶからの、頑張ってくれのぉ」
「は、ははは、何を?」マギだと、マギって、マギ?
「かわいそうだから、人が行きたいと望んだ場所に転送してあげてるんじゃよ、お主はマギの世界じゃ。生きてくのは大変じゃろうが、漫画やアニメで知ってるだろうしの、特別な力は一個だけ授けるから、がんばんなさい」
ごめんなさい。
何を言ってるの。ちょっと通訳。
「じゃあ、そろそろかのぉ」
「えっちょっと、なんかすごく眠くなってきましたがなんですかこれなんなんですかこれ!」
「あ、この記憶も今までの記憶も、一時的に忘れとるかもじゃが、思い出したらすぐだから安心しろの、これ特別じゃよ。お主、あんまりいい人生じゃなかったじゃろ〜」
「はいぃ?なんでそんなこと言われないといけないんですかというかなんか体の力が、」
「すぅっとねなさいの、」
抜けていく力をどうにかこうにかし、腕を上げ、近づいてきていたおじいさんの胸ぐらを掴む。
もう、もうだめだ。眠い。
でも、
「能力とかあるんなら、一個と言わずにいくつかくれないと、」
「え、」
「◯ぞ」
「え、えぇ〜じいさん君みたいなこタイプだわ〜、」
わ〜、わ〜……、
とおじいさんの声が脳内を駆け回っていく。
ああ。
意識を手放し、一時の快楽がおとずれる。
あれっ、
おじいさん、貴方の話が本当なら、
貴方は、
神様ってやつでしたか。
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そして目を覚まして。
シンドリアが目に入った時は卒倒してしまった。
この瞬間、僕の記憶は砂のお城のようにざらざらと崩れていった。
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主人公(こういう話外で設定とか書くのは好きではないのですが、能力とか諸々基本的なものを)
能力:
身体強化、
持久力などはないが反射神経や跳躍力といった基礎スペックがめちゃくちゃ。ファナリス並み、だけどパワーはない。基本、見たらなんでもできる。
二丁の拳銃所持、
片方には元からジンが宿っている。もう片方にはいずれシンの眷属がつく。(本来ならジンをもった者は王の素質があるので眷属とかないのですが、主人公は曖昧な存在ということで)
魔力めっちゃ多い。むっちゃ多い。
ちゃんとした能力としては相手の能力を無効化、あるいは弾き返す系。
こんなものでしょうか。
かるいチート入ってますね。
主人公、女です。ボクっ娘です。