闇夜を抜けて〜金色になれ!〜   作:翼人牙狼

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小説は書きたいと思うけど1万も書く人は本当にすごいと思う。
マジで1500とか2000が限界。


願い

 

 

 

 

 

 願い

 邪な気持ちもあればこころの底からの純粋な気持ちから生まれるもの。

 夫婦の願いは自身達の子供、決して叶わぬ願いと知りつつも夫婦は願った。

 

 

 2000年、7月

 その日はとても爽やかな朝だった。夫婦、霧島裕司(きりしまゆうじ)霧島冴子(きりしまさえこ)は朝の役割分担の冴子は朝食を作るためにキッチンへ裕司は新聞を取りに玄関へ向かった。

 裕司はポストから新聞をとりいつもの様に家の中に戻ろうとしたがいつもとは決定的に違う光景を見た。玄関の前に柔らかなバスタオルに包まれた赤ん坊、その赤ん坊の手には嫌に綺麗に光る悪魔の顔をした指輪が猿轡を咬まされた状態で握られていた。

 そして、包まれたバスタオルとバスタオルの隙間に2通手紙が挟まっていた。赤ん坊はスヤスヤと眠っており裕司は周りを確認し家へ赤ん坊を連れ帰った。

 

「あなた、遅かった…わね…どうしたの!その赤ん坊!」

 

 家へ入ると今日は新聞を取りに行くのに妙に時間がかかる夫の裕司を心配した冴子が少し心配した様に待っていた。

 

「いや、その、玄関の前にいた。」

 

「はぁ?」

 

「それに、ほら、手紙もついてるし、2通」

 

 そう言って裕司は2通の手紙を冴子に渡す。

 

「あなた、これ片方開かないわよ。」

 

 冴子から渡されたもう一方の手紙を裕司は受け取り片手間に読む

 

 

 霧島夫妻へ

 この子の名前は冴島雷牙(さえじまらいが)といいます。

 どうにもならない理由によりこの子を貴方方に託します。指輪、『魔導輪ZARUBA(まどうりんザルバ)』ともう一方の手紙は雷牙が15歳の転機を迎えた時に渡してください。

 貴方方は雷牙を間違いのない子へ育ててくれると信じています。

  冴島龍牙

 

念願叶って子供を授かることができた霧島夫妻だが、実の子供ではない上に見知らぬ人に託された子だ。微妙な面持ちになる。

 

「よし、役所に行こう。」

 

「え?なんで?」

 

「養子縁組をしなきゃ」

 

「でも!」

 

「別に、施設に預けてもいいけどそれは違うんじゃない?こうして手紙をつけて頼まれてるんだし。」

 

「だとしても!これは立派な育児放棄よ」

 

「冴島さんは間違いなく子供を危険に晒してしまう立場にあるから託したんだよ」

 

「どうして、そんな事言えるの?」

 

危険に晒してしまう。その裕司の一言でヒートアップ仕掛けてた冴子は冷静さを取り戻す。

 

「それはザルバのせいだよ」

 

「この気味の悪い指輪?」

 

「そ、この見たこともない金属でできているのとそれを加工する技術。冴島さんは間違いなく命を狙われている立場にあると思うよ」

 

霧島裕司、彼は科学者である。世界を代表する発明家でもある。故に現代のエジソンとも呼ばれている。その彼からしてみれば金属などの材質は一目みればわかる…が、ザルバの材質だけはわからずそして、その加工技術にも目をみはるものがあった。故に発明家としての直感がこれは何かしら世界を揺るがすものなのでは?と告げていた。

 

「それに、僕たち子供欲しかったし、丁度託されてるからさ?」

 

夫の言い分に押し負けた冴子は渋々といった形で役所に向かい手続きの準備を始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

教育、それは人の基盤を作る行為、人の教え方によってそいつの行動がきまる。善も悪もそいつ次第だ!

次回「教育」




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