バトルスピリッツ~恋する太陽と輝きの剣~   作:東雲楓

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バトル前半。

この場を借りて、感想を頂いている方とお気に入り登録していただいている方に感謝の言葉を贈りつつ、第5話です。

かなり不安なバトル内容ですが、ご容赦いただけると幸いです。
そしてバトルは基本こんな感じで進めていきますよ、と言っておきます。


闇を照らせ、光の翼。

「スタートステップ」

 

目の前の彼、帯刀君のスタートステップ宣言でバトルが始まった。ドローステップを宣言した後にデッキからカードを引き、ドローしたカードを一瞥するとメインステップを宣言。手札のカードを一枚場に置いて宣言。

 

「ブロンズ・ヴルムをLv1で召喚」

 

初めて見るカードに少なからず首をかしげる。陽菜のカードプールはかなり前で止まっているので今はこんなカードがあるんだ、程度ではあるが。それよりもカード上の英語表記が無いことのほうが陽菜にとっては驚きだった。その後、帯刀はターンエンドを宣言し、陽菜のターンに移る。

 

「スタートステップ」

 

コアステップ、ドローステップと続き、メインステップの開始宣言をした時点で手札を見る。ブレイドラ、イグア・バギー、サジッタフレイム、戦竜エルギニアス、そして今引いたブレヴドロー。なんともまぁ、どうしたものかと悩ませる手札になったと陽菜は思いながら、それほどに淀みなくプレイを進める。

 

「ブレイドラをLv1、続けてイグア・バギーをLv1で召喚。続けてマジック、ブレイヴドローを使用」

 

各々のカードを場に出していく。

 

「ブレイヴドローの処理をします。デッキから2枚ドロー。後にデッキの上から3枚をオープンし、ブレイヴがあれば1枚を手札に。残りは好きな順番にデッキの上に戻します」

 

そう言いながらデッキから2枚を引き、後に3枚をオープンする。牙皇ケルベロード、太陽龍ジーク・アポロドラゴン、サイレントロック。牙皇ケルベロードを手札に加えるとして、デッキに戻す順番をどうしようか悩んだところで、前半の処理の2枚ドローの内1枚を見てあまり悩むことなく決める。太陽龍ジーク・アポロドラゴン、サイレントロックの順番でデッキに戻した。次のターンのドローがサイレントロックで固定される形になる。

 

「ターンエンド」

 

エンド宣言をして一旦相手を見ると、少し驚いた表情をしている。何故だろうと首をかしげると帯刀は視線を彷徨わせながら言ったのは聞いた陽菜も改めて首をかしげるものだった。

 

「ん、なんというか、様になっていた。ほんとに初心者か疑うぐらいに」

 

様になっていた、のだろうか。自分では解らない。何度も何度もアニメ――ブレイヴを繰り返し――見ていて、ステップの処理も覚えていただけだし、この流れも手札と相手の場を見てなんとなくでやったものなのだ。だからこれが最善とは決して言えないと思う。

 

けど、まぁ、なんだ。そう言われるのは、悪くない。

 

そうは感じる。褒められて喜ばない人は滅多にいない。この場合は先輩に褒められているようなものなのでその感動もプラスされている。さて、目の前の彼はここからどう動くのだろう?

 

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「じゃ、俺のターン。スタートステップ」

 

首を傾げる姿に気を取られていたのを、首を振って仕切りなおしてターンを進める。しかしながら本当に初心かと問いたい程にはスムーズなプレイングだった。そしてドローステップで引いたのはライト・ブレイドラ。こちらの手札の悪さがかなりやばいことになっているのを感じながら、このターンは動かないことを決めつつ手札を1枚手に取る。

 

「マジック、チャージドローを使用。デッキから2枚ドローし、その後デッキトップから2枚をオープン、その中で【強化】を持つスピリット・ブレイヴを全て手札に加え、残りはデッキの上に戻す」

 

ブレイヴドローみたいだねという陽菜の言葉を聞きながら、帯刀はまず2枚をドローする。ライト・ブレイドラと輝きの聖剣シャイニング・ソード。ここまでは理想通り。続けてのトップオープンの中身はサンピラー・ドラゴンとグローリー・ガードラー、2枚とも【強化】を持つので手札に加えられる。なんとかデッキトップ固定は避けられたことに安堵し、ターンエンドを宣言する。

 

そして始まる、目の前の女の子のターン。淀みなくリフレッシュステップまでの処理をこなした後のメインステップで彼女は角獣ガルナールをLv1で召喚した。

ああ、なるほどと帯刀は関心する。先のターンで固定されたデッキトップはサイレントロックとジーク・アポロ、そのうちサイレントロックはドローステップで引いたので、今のデッキトップはガルナールで手札に加えられるジーク・アポロだ。本当に初心かと疑いたくなってしまうプレイングだが、素直にすごいと感じる。カードに愛されているな、とも感じる。

 

「ブレイドラをLv2にアップして、アタックステップ。角獣ガルナールでアタック。角獣ガルナールLv1・2の効果、デッキから3枚オープンしてその中の系統:星竜を持つスピリットかブレイヴを1枚手札に加えて、残りはデッキの下へ」

 

そうして開かれたカードは太陽龍ジーク・アポロドラゴン、炎の楽園、サジッタフレイムの3枚。ジーク・アポロが手札に加わり、残りがサジッタフレイム、炎を楽園の順番でデッキの下に置かれた。サジッタフレイムがデッキボトムに行ったのは嬉しいがジーク・アポロの手札参入はご勘弁願いたかった。ケルベロードも見えている現状ではかなりのプレッシャーだ。しかしまぁ、それはまぁとりあえず置いておくとして、まずは。

 

「ライフで受ける」

 

ガルナールのアタックはライフで受ける。こうしないとコアがたまらないからだ。純正の赤デッキの宿命とも言うべきコア不足、こうでもしてなければ展開もできない。

その後、陽菜はターンエンドを宣言した。ブロンズ・ヴルムのBP3000がいい具合に牽制になったようで安堵する。

 

「スタートステップ」

 

しかしながら、どうにかして場だけでも荒らしておかないと安心はできない。手札の驚異度を鑑みればこのターンで勝つぐらいの意気込みを持たなければ、負けるだろう。

 

「ドローステップ……。ん」

 

そういう意気込みでの、ドロー。そしてドローしたカードは、相手の場を壊滅させるのにはもってこいのカードだ。この状況でのこのドローは、何か運命めいたものを感じる。デッキが勝てと言ってくれているようでとても頼もしい。手札も悪くはないし、コアもギリギリ、足りる。攻勢に出る価値は、十分にある。さぁ、派手に行こう。

 

「メインステップ。ライト・ブレイドラをLv1で2体召喚。そして……」

 

闇を照らせ、光の翼。

 

「輝龍シャイニング・ドラゴン、Lv1で召喚」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




運がいい?そのドローは都合良すぎ?
フィクションだと、こんなものだとおじさん思います!(断言

そして、烈火伝4章2パック買ったら戦国姫綾芽が出て「ファッ!?」と声を出してしまった。そしてデッキが増えることが確定した(ぇ。
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