天の御遣いと小さな相棒 真・恋姫†無双外史伝   作:stella88

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初めましてstella88です

恋姫夢想の二次創作初めて描いてみました。一応原作はプレイ済みですが結構前だったこと、また英雄譚は未プレイですのでここおかしいぞ!とかこんなのありえない!とかそんな場面もあるとは思いますが大目に見てやって頂けると作者としては助かります

感想の方はできる限りはやく返すつもりですが仕事などの都合で遅くなる場合もあるのでよろしくお願いします

てなわけでこの話はある少女の登場から始まります
駄文、短文で申し訳ないですが是非ともご覧ください


1 夜明けの始まり

 

 

 

???「そろそろ路銀がつきそうなのです。いまだ仕えるべき主も見つからず旅を続けるのも限界がきたのです。」

 

少女は誰に言うともなくひとり呟く。

 

???「これではいくらなんでも家を飛び出してまで旅を始めた意味がないのですぞ〜………」

 

時は後漢末期、場所を兗州武陽県。少女は始めたばかりの旅を早々に後悔し始めた。

世を憂い、自らの知恵を振るう場を求めて始まった仕官を求めての旅。朝廷では十常侍が自らの欲を満たすためだけの政を行い、民の暮らしは苦しくなる。地方には最早自分たちの周りを守るための分の力しか持たず、弱者である民は困窮にあえぎ、命を落としていく。

それが嫌だったからこそ自分が世を変えてみせる!!とばかりに旅を始めた筈なのにどうしてこのようになったのか?

 

???「それもこれも全部あの護衛が悪いのです!折角雇ってやったというのに裏切ってお金を盗んでトンズラするとは一体どういう了見なのですか!!」

 

プンスカ!と聞こえてきそうなほど怒っている彼女はその日の朝起きてみると街で雇った護衛に裏切られそれなりに持っていた金、食料、馬を盗まれてその場に置いていかれてしまったのである。知恵を武器にというなりにあっさり裏切りに遭ってしまった少女。これが街の中でのことならまだしも場所はあたりになにもないような場所ではどうしようもない。

 

くぅ〜とどこからか可愛らしく音がなる。どこからかというか自分の腹の虫の音なのだが残念ながら今朝から何も食べていない。食料はもう残っていないのだ。

 

 

???「このままこのような場所で飢えて死ぬのですか……。どちらにしてもこのような状態では旅を続けるのも無理なのです。叶うのなら仕えるべき主に出会いたかったのです。」

 

思えば自分のそれまでの人生は不幸としか言いようが無かった。

生まれた家はそれなりだったのかもしれない。それなりの父親、それなりの母親。そんな2人は自分のことをできる限り大切に育ててくれた。決して十分でなかったがそれでもこの時代では庶民には縁が遠い読み書きを学ぶ機会にも恵まれた。しかしそんな日々も長くは続かない。自分たちの住んでいた街に賊があらわれたのだ。たまたま親の使いで街を離れていた彼女が巻き込まれることは無かったが、街に帰った時には最早かつての面影は見るも無惨な場所となっていた。まるで蝗害にあった田畑のように。街の全ては賊に食いつぶされていたのだ。至る所から火の手が上がり、道には逆らった者か、はたまた抵抗もできなかったのか多くの死体が転がり、まだかなりの血生臭さが残っていた。彼女は急いで自分の家へと向かった。しかしそこに残っていたのはかつて家であったであろう焼け落ちた物と、二つの焼けて炭化した遺体であった。夢だ、これは夢だ!!そう呟いても夢は醒めてはくれなかった。

 

それからのことはあまり覚えてはいない。別の街に住んでいた叔父夫婦に引き取ってもらった所までの間全く記憶が飛んでいたのであった。叔父夫婦は自分とどう接したらいいのか遠くで見るだけで必要以上に近寄って来なかった。何も言わず何も聞かず、生きてるのか死んでるのか分からない生気のない瞳をどこへともなく向けているそんな自分をどう扱ったらいいのか分からないのだ。

 

 

そんな日々がどれくらい続いただろうか。ある日夢を見たのだ。不思議な夢だった。どことも知れぬ場所で自分以外誰もいない、そんな中突然どこからともなく声が聞こえてきたのだ。曰く自分にはこれから起こるであろう大きな時代の流れの中、仕えるべき主を見つけそして強大な紅き力を携え世に変革を、民に光を与えるであろう……と。

 

 

目が覚めた後彼女はまず自分の面倒を見てくれた叔父夫婦に今までの礼とこれからについて話をした。はじめは怪訝そうに聞いていた二人だがこの少女の人生が再び動き出したのだとわかると、喜んで協力してくれた。こうして準備を終えて街で護衛を雇い出発したのである。

 

そしてその後はそれまでに説明したとおりである。

 

 

腹が減ってなのか、それとも諦めてしまったのか、兎に角そんな発言をしてからふと、彼女は自分のこれまでの人生を思い出し全てを諦めかけたその時だった。

 

???「何なのですか、あれは!?」

 

それは余りにも突然の出来事であった。空から何かが落ちてくるのであった。流星、というには余りにも明るすぎるその光は確かに地上に向かって落ちていく。まるで天が、太陽が落ちてくるかのようにそれはぐんぐん地上に近づいていく。

まだ夜も深い時刻にまるで昼にでもなったように空を明るく照らしながら。

夜空を切り裂きながら落ちてきたそれは、少女からさほど離れていない場所に落ちたようだ。大陸では隕石が落ちてくることは、それこそ珍しいことではあったがないことはなかった。だか今落ちたものはよく分からないが少なくとも隕石ではないことは分かった。

こんな近くに落ちたのであれば衝撃なり大地が揺れたりあってもいい筈である。しかしそれがなかった。

 

???「あれはもしや………」

 

 

話には聞いたことがある。管路という占い師の言うことには、宙天より眩き光を携えし者地上へと落つる。そのもの乱世において慈悲深き心と圧倒的な武を持ち、世を正しき方向へと導くであろう。名を天の御遣いという。

 

たしかそんな感じだった気がする。

 

???「兎に角確かめに行くしかないのです」

 

そう決めた少女は先ほどまでのことなど何処へやら、その光が落ちた方へと駆け出していった。

 

 

この出来事によってとてつもない未来が訪れる、そんな予感を感じながら………

 




というわけで1話目はここで終わらせていただきます。
正直まだ続きは途中までしか書いておりませんができる限り早く投稿したいと思っております

とりあえず導入はこんなところでいいかなと……

結構原作キャラを独自解釈したりしてるので気にくわないところも出てくるかと思いますが何とか頑張っていきたいと思っております

それではありがとうございました
また次回!!
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