三村かな子に双子の兄がいたら。   作:ラムネ色

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ちょっと知識とか足りないけど頑張ります。


アニメ一期+オリジナル話
妹がアイドル?


俺の名前は三村 陸(りく)。

 

高校2年生。

 

好きな事はスポーツ、主に野球が好きで天体観測も好きだ。最近カメラも買ったので旅行や散歩で色々な写真を撮りたいと思っている。

 

 

好きな物は甘い物、特に妹が作るお菓子が好きだ。 妹は昔からお菓子を作っているのでとても美味しいお菓子を作ることができる。 俺も時々一緒にお菓子を作ることがあるが、妹の手際の良さには驚くばかりだ。

 

 

さて、こんな妹だがお菓子作りに関して少しだけ残念なところがある。

 

 

それは見境なしにお菓子を作り続けてしまうことだ。ほぼ毎日作っては家族みんなにお菓子をくれる。妹のお菓子はとても美味しい。 何度でも食べたいってなるだろう。

 

 

しかし、実際にほぼ毎日食べると辛いものがある。

 

 

最初に父さんが風呂上がりに「これが幸せ太りってやつか……」って言いながら贅肉をつまんでいる姿を見た時、俺はなんともいえない気持ちになった。

 

 

そして、遂に父さんが背中から悲壮感を出しながら鏡の前で腹太鼓をしている姿を見た時、俺は決心したんだ。

 

 

妹のお菓子を作る回数を減らしていこうって。

 

 

でも、決心したけど最初はとても苦労した。

 

 

妹にそれとなくお菓子を作る回数を減らそうと言ってみたが気付いてもらえないからだ。

 

 

だからと言って、お菓子が不味いなんて嘘を俺が言えるはずがない。

 

 

実際にお菓子は美味しいし、可愛い妹が作ったお菓子だ、兄としては食べてあげたい気持ちの方が強かったからだ。

 

 

だから、とても苦労した。

 

 

色々な方法でお菓子を作る回数を減らそうとしたけど、結局は空回り。

 

 

最終的にはヤケになって妹にそのまま話してしまった。

 

 

 

話した時には妹に嫌われたかもしれないと思うととても悲しい気持ちになったが、実際に話してみると妹は俺の話したことをちゃんと理解してくれた。

 

 

それからというもの、妹はお菓子を作る回数を減らしてくれた。

 

 

まあ、減らしてくれただけで作る量は変わってないんだけどね……。

 

 

俺は階段を下りながら自分のお腹を触る。

 

 

まだ大丈夫だけど、気を抜くといつ脂肪がつくか分からない。 気をつけないと。

 

 

そう思っていると、リビングにいる妹に声を掛けられた。

 

 

「兄さん、チョコクッキー作ったんだけど一緒に食べない?」

 

 

そう言って、お皿に置かれているお菓子を持ってくるのが俺の可愛い妹、三村かな子だ。

 

 

双子の妹で、身長153cmの可愛いらしい女の子だ。

 

 

趣味はお菓子作りで基本的にマイペースでおっとりしている。 一緒にいると本当に落ち着く。

 

 

「うん、もらうよ」

 

 

「わー♩ 兄さんならそう言ってくれると思ったよ」

 

 

かな子は俺の返事を聞いた瞬間、嬉しそうに笑いながら飲み物の準備などをしてくれた。

 

 

普段はマイペースなのにこういう時の行動はとても素早い。

 

 

「はい、兄さんの飲み物だよ」

 

 

「ありがとね」

 

 

かな子からもらった飲み物を口に含む。うむ、美味い。

 

 

「じゃあ、チョコクッキーももらうね」

 

 

「どうぞどうぞ」

 

 

俺はお皿に置かれているチョコクッキーを一つ取り、口に含む。

 

 

相変わらずの腕前だ。

 

 

「うん、美味しい。 やっぱりかな子が作るお菓子は美味しいな」

 

 

「えへへ……そう言ってもらえると嬉しいなぁ」

 

 

かな子はちょっと照れくさそうに笑う。

 

 

本当に可愛らしい妹だ。 俺には勿体無い。

 

 

「でもね、なんか私、最近ちょっと太った気がするの」

 

 

そう言うかな子の表情はさっきとは違い暗い。 さっきまでの笑顔が嘘のようだ。

 

 

よし、ここは兄として元気つけよう!

 

 

「そうか? そんなに変わってない気がするけど」

 

 

「そうかな? でも、なんとなくだけど太った気がするの」

 

 

「なんとなくなら気のせいじゃない? ってか、前から言ってるけどかな子は全然大丈夫だって」

 

 

「それは身内だからそう思うだけだよぉ」

 

 

うーん、前々からかな子は大丈夫だと言っているけど、なかなかかな子は言うことを聞かない。

 

 

どうやらかな子は自分のことをちょっとぽっちゃり、もしくはムチムチだと思っているみたいだ。

 

 

俺から言わせれば標準体型だと思うし、周りの女の子が細すぎるだけだと思うんだけどな。

 

 

それにちょっとぽっちゃりしてる方が愛嬌があって可愛いらしいと俺は思うんだけど。

 

 

「うーん。 なら一緒に運動してダイエットするか?」

 

 

「ええ!? 兄さんの運動量についてく自信ないよぅ……」

 

 

「そんなにキツくないはずなんだけどなぁ」

 

 

本当にキツくないはずなんだが……帰宅部の友達でも普通についてこれるレベルだし。

 

 

「いや、でも待って……うん、やっぱり兄さんと一緒に運動するよ」

 

 

かな子は少し考えた後、俺にそう言ってきた。

 

 

珍しいな、かな子が運動を自分からしようとするなんて。

 

 

なにがあったんだ?

 

 

「珍しいね、なにかあったの?」

 

 

そう聞くと、かな子はモジモジしはじめる。

 

 

なんだなんだ。 本当になにがあったんだ?

 

 

「えっとね、多分兄さん驚くと思うんだけどね……」

 

 

「うん」

 

 

「私ね、アイドルになるの!」

 

 

……ええ!?




かな子の口調ってこんなんだっけ?
キャラの口調って書いてみると難しいなと思う今日この頃。
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