三村かな子に双子の兄がいたら。   作:ラムネ色

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オリジナル話。


よかったらどうぞ。


バイト先でアイドルが新メニューの味見をしてくれました。

「はい! 今日は皆さん忙しい中お越し下さってありがとうございまーす!」

 

 

そう言うのはいつもと同じメイド服を着ている安部さんだ。

 

 

場所は美城カフェ。

 

 

俺は今日バイトだから制服でこの場にいる。

 

 

他にいるのは店長とかな子、卯月ちゃんと日野茜さんだ。

 

 

……なんだこのメンツ。 珍しすぎるぞ。

 

 

「兄さん、どうして遠くを見てるの? 元気ないの?」

 

 

「えぇ!? 大丈夫なんですか陸さん!!」

 

 

「お兄さん元気出していきましょーう!!!」

 

 

……本当珍しすぎるメンツだよなぁ。

 

 

日野さんに至っては今日初対面、初会話だよ?

 

 

「いやーそれにしても店長ー!! いきなりだったのにたくさん来てくれて良かったですねぇ!」

 

 

安部さんは店長に話しかける。

 

 

店長はニコニコ笑いながら頷いていた。

 

 

……なんでこんなことになったんだっけ?

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

「さて、今日も1日頑張るぞー」

 

 

そう言って俺はスタッフルームに入って制服に着替えた後、ホールに出た。

 

 

すると、店長と安部さんがなにか話していたから聞いてみると、新しいメニューを考えたから、味見をしてくれる人を探しているという内容だった。

 

 

俺と安部さん、店長でどうしようかと話していると、安部さんが「じゃあ、知り合いに声をかけてみるのはどうですか?」と意見を出し、店長がそれを承諾。

 

 

安部さんは知り合いに電話をかけ始めたから、俺もかな子に電話した。

 

 

すると、かな子が後二人連れて行っていいかって聞いてきたから、店長に聞いてみると許可が貰えた。

 

 

そして、かな子が連れてきたのは卯月ちゃんと日野さんだった。

 

 

今からちょうど試食会を始めるところだ。

 

 

……今日の出来事振り返ってみたけど、やっぱり珍しい日だな今日は。

 

 

「いやーそれにしてもお兄さん、かな子ちゃんと似てますね! 流石兄妹!!!」

 

 

「そんなに似てますか?」

 

 

「それはもう似てますよ! ! 初めて見た時ビックリしました!!」

 

 

「そんなにビックリしましたか」

 

 

俺も目の前に日野さんがいて驚いてるよ。

 

 

予想以上に声が大きいし、身長もちっちゃくて可愛らしいな。

 

 

「何が出てくるのかなぁ卯月ちゃん」

 

 

「分かりませんけど、ここのメニューは美味しいものばかりですし、今回もきっと美味しいものだと思います!」

 

 

隣で卯月ちゃんとかな子が楽しそうに笑いながら会話をしている。

 

 

あ、そういえば……

 

 

「ちょっと日野さんいいですか?」

 

 

「?? どうしましたお兄さん!!」

 

 

「かな子と卯月ちゃんとは知り合いなんですか? あんまり一緒にいるイメージじゃないんですけど」

 

 

そう言うと、さっきまで楽しそうに会話をしていた卯月ちゃんとかな子がこっちを向いた。

 

 

「私はライブの時に助けてもらったんです!」

 

 

「ライブ?」

 

 

「はい! 私がバックダンサーとして出た時のライブです!」

 

 

「それって城ヶ崎さんとか日野さんが出てたやつ?」

 

 

「そうですよ! 陸さんも見に行ってたんですか?」

 

 

「見た見た。 あれが初めてのライブだったんだよ」

 

 

「おおー!! ならもしかしたら私も見ましたか!?」

 

 

「ちゃんと見ましたよ!」

 

 

「わーありがとうございます!!!」

 

 

「私も卯月ちゃんの応援で行ったよ〜」

 

 

俺達はライブの話で盛り上がる。

 

 

いやー立場は違うけど、あの場所にみんな居たんだな。

 

 

じゃあ、かな子もライブの時に知り合ったのかな?

 

 

そう思った俺は日野さんに聞いてみる。

 

 

すると、日野さんは違うと答えた。

 

 

じゃあいつ知り合ったんだ?

 

 

「日野さんとかな子ってどうやって知り合ったんです?」

 

 

「それはですねーーーー」

 

 

「ちょ、ちょっと待って茜ちゃん〜!」

 

 

かな子は日野さんに抱きついて口を塞ぐ。

 

 

かな子は少し涙目だ。

 

 

あの、かな子さん?

 

 

日野さん凄い暑そうだから離してあげたらどう?

 

 

「んんーー!! んんー!!」

 

 

「あ、ご、ごめん茜ちゃん!」

 

 

「い、いえ大丈夫です!!」

 

 

そう言う日野さんは少し顔が赤い。

 

 

やっぱり抱き着かれて暑かったみたいだ。

 

 

ってか、かな子の反応でなんとなく分かった気がする。

 

 

「あーかな子。 そんなに気にしなくていいと思うよ?」

 

 

「うぅ……やっぱりバレたぁ」

 

 

「大丈夫ですよお兄さん! 身体を壊さないようにちゃんと減量メニューを考えてますから!!」

 

 

「うぅ……」

 

 

「あ、もしかしてダイエットの話だったんですか?」

 

 

「そうだよ」

 

 

多分お菓子の食べ過ぎか何かで太ったかな子は、ダイエットをしようと考えたんだろう。

 

 

そこでなにがあったかは分からないけど、日野さんと知り合った。

 

 

そして、日野さんにダイエットについて聞いたことがキッカケで知り合いになったんだろうな。

 

 

「みなさんお待たせしましたー! これが今回の新メニューでーす!」

 

 

いつの間にか消えていた安部さんと店長が戻ってくる。

 

 

手に持っているのはパフェだ。

 

 

……デカイな。

 

 

「うわ〜美味しそう!」

 

 

「おおー!! この大きさ凄いです!! なんか燃えてきました!!!」

 

 

「た、食べれるかなぁ?」

 

 

「俺も卯月ちゃんと同意見かな」

 

 

「大丈夫だよ〜余ったら私が食べるから!」

 

 

かな子、今ダイエットしてるのか分からないけど、そんなに甘い物をたくさん食べていいのか?

 

 

「私も手伝います! 大丈夫! ちゃんと運動しますから!!」

 

 

日野さんはむしろ食べたカロリーを直ぐに消費しそうだなぁ。

 

 

「島村卯月、頑張ります!」

 

 

そんなに無理しなくていいんだよ卯月ちゃん。

 

 

「さあさあ、みなさん食べちゃって下さいー!」

 

 

そんなことを思っていると、安部さんが一人ひとりにパフェを渡す。

 

 

さて、食べようかな。

 

 

「じゃあ、頂きます」

 

 

「「「頂きまーす!!」」」

 

 

俺達はパフェを食べ始めた。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

「今日のパフェ美味しかったね! あれは売れること間違いないよ!!」

 

 

「かな子がそう言うなら期待しようかな」

 

 

俺達が食べたパフェはとても美味しく、みんなから高評価を貰えた。

 

 

華の女子高生、しかもアイドル全員が高評価を出したから、今回のパフェは近々メニューとして出す予定だ。

 

 

さて、作り方覚えないとな。

 

 

「兄さん、あのパフェって兄さんも作れるの?」

 

 

「作れないよ。 だけど、これから仕事としてパフェ作りも入ってくるから覚えないといけないだろうなぁ」

 

 

「なら、作れるようになったら私にも作ってほしいな」

 

 

そう言って隣を歩くかな子は笑う。

 

 

本当にかな子は楽しそうに笑うよな。

 

 

見てて癒される。

 

 

「気が向いたらね」

 

 

「そう言って、なんだかんだいつか兄さんは作ってくれるって知ってるよ」

 

 

「………」

 

 

「ふふ、楽しみにしてるからね兄さん」

 

 

「……はいはい」

 

 

俺達は歩いて家に向かう。

 

 

もし、パフェを作る機会があったら、その時は卯月ちゃんと日野さんにも作ろうかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

陸達がカフェを出た後の安部さんと、あるアイドルの会話。

 

 

「パフェもいいけど、アルコールをアンコールしたいわ菜々ちゃん」

 

 

「ええええぇ……」

 




選考理由。
かな子→甘い物大好き
卯月→美味しく食べてくれそう
茜→沢山食べてくれそう

安部さんと会話していたアイドルは分かりやすいかな。

次もオリジナル話かもしれないし、アニメ9話を書くかもしれません。


それではまた。
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