三村かな子に双子の兄がいたら。   作:ラムネ色

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陸くんとかな子のオリジナル話。


よかったらどうぞ。


兄妹は久しぶりの外出を名一杯楽しむ。

「兄さん早く早く!!」

 

 

「ちょっと待ってよかな子!!」

 

 

ある休日。

 

 

俺とかな子は久しぶりに、2人で買い物などをしに来た。

 

 

かな子がアイドルになってから、2人で外出する機会も減ってきていたからかな? かな子がいつもよりはしゃいでいる気がする。

 

 

「兄さんがここの猫カフェは良いって言ってたでしょ? なら、早く行こうよ!」

 

 

「猫は逃げないから大丈夫だって」

 

 

「え〜でも、久しぶりに兄さんと外出できたんだよ? 時間も限られてるんだから楽しまないと!!」

 

 

かな子が俺の手を引っ張りながら早足で進む。

 

 

確かにかな子の言う通りかもしれない。

 

 

それに、これからかな子は更にアイドルとして忙しくなるだろう。

 

 

なら、その前に名一杯楽しむのもありかな。

 

 

「かな子の言う通りだな。でも、怪我とか事故に気をつけて歩かないと」

 

 

俺がそう言うと、かな子は分かってるよと言って、少し歩くペースを落とす。

 

 

こういう素直なところもかな子の良いところだよな。

 

 

「あ、兄さん。 私の変装大丈夫かな? 初めて変装したんだけど、私が三村かな子って分かる? 後、この変装変に目立ってないよね?」

 

 

そんなことを思っていると、かな子が自分を指差しながら聞いてくる。

 

 

今日のかな子は全体的にいつもより違う服装をしており、メガネを掛け、ニット帽子を被っている。

 

 

髪型もいつものショートカットではなく、小さなおさげが2つ、肩の辺りで揺れている。

 

 

全然可笑しくないし、とても可愛い。

 

 

いつもと違う感じだし、これで三村かな子と分かる人はそうはいないだろうな。

 

 

「変じゃないし目立ってないよ。それに、いつものかな子とは違う魅力があるよ」

 

 

「そうかな?」

 

 

「そうだよ。 次からもこんな服装すればいいのに」

 

 

「 へへ……そっか」

 

 

「あ、でもこういう服装増やすと、三村かな子だってバレるようになるかも……やっぱり、その服装は似合っているけど、ほどほどにした方がいいかも」

 

 

「そっか……あ、でもさ」

 

 

かな子は少し拗ねた様な表情を見せたが、なにか思いついたのか、表情が嬉しそうになる。

 

 

そして、俺の顔を見ながらにっこりと笑い、こう言った。

 

 

「この服装の私を知っているのは兄さんしかいないし、これからも兄さんしかこんな私を見ることができないね♪」

 

 

かな子の言葉に妙な恥ずかしさを感じてしまう。

 

 

俺しかこんなかな子を見ることができない、知らないってことは、俺の前でしかこんな服装をしないとかな子は言っているようなものだ。

 

 

俺と出かける時などにしかしない服装。

 

 

とても特別に感じる。

 

 

……かな子にとって俺は特別なんだろうか?

 

 

そう思うと嬉しさと恥ずかしさで顔が熱くなるのが分かる。

 

 

それを見たかな子も少し顔が赤く、照れているのか少し頬をかきながら笑った。

 

 

……なんだろう? 凄くムズムズする。

 

 

かな子はアイドルになって、少し男心をくすぐるようなことが増えたような気がする。

 

 

そんなかな子が女の子として魅力的になっていくのは嬉しいけど、兄としては変な男を引っ掛けるのではないかと少し心配してしまう。

 

 

……プロデューサーさんとその辺の話はしっかりしとこう。

 

 

「へへ……ほら、早く猫カフェ行こう? 今日は猫カフェ以外のところにも行くんだから、最後まで付き合ってね兄さん」

 

 

俺が決意していると、かな子が握っている手に力を入れ歩き出す。

 

 

少しすると猫カフェが見えてきた。

 

 

さて、猫に癒されつつ、かな子と幸せな時間を過ごすか。

 

 

俺は店の扉を開ける。 かな子も俺の後をついてきた。

 

 

……今日は楽しむぞ!!

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

「兄さん、猫カフェ初めて行ったけど良かったよ。 兄さんやみくちゃんが好きになるのも分かるような気がする」

 

 

「でしょ? かな子ならきっと好きになると思ったよ」

 

 

猫カフェで猫に癒されつつお茶会をした。

 

 

かな子は元々動物が好きだったから、すぐに猫カフェにハマった。

 

 

猫を撫でているかな子を見ると、やっぱり俺とかな子は血が繋がっている兄妹なんだなと思った。

 

 

だって、猫を撫でている時の様子が俺そっくりだったからなぁ。

 

 

血は争えないな。

 

 

「次はショッピングに行こうよ兄さん」

 

 

「服とか買うの?」

 

 

「うん!!」

 

 

かな子は俺の隣を歩きながら、色々な店を物色する。

 

 

これは長い方のショッピングになるな。

 

 

「兄さんあそこ入っていい?」

 

 

俺が覚悟を決めると、かな子がある店を指差す。

 

 

見えるのは可愛らしい服と多くの女性。

 

 

完璧に女性向けの店だ。

 

 

「入っていいけど俺はどうしようか?」

 

 

「兄さんも来てよ。 意見聞きたいなぁ」

 

 

かな子の言葉にやっぱりかっと諦めてしまう。

 

 

結構な確率で、かな子と服を買いに来ると一緒に店に入る。

 

 

そして、試着した服の感想を聞かれるまでがいつもの流れだ。

 

 

「分かったよ。 でも、ああいう店は落ち着かないから出来るだけ近くにいて欲しいな」

 

 

「分かってるよ。 兄さんは私の試着見て、感想言ってくれたらいいから!」

 

 

「りょーかい」

 

 

俺とかな子は店に入る。

 

 

店の多くは女性で、かな子と同年代か20代の女性が多く見えた。

 

 

数少ない男性は彼氏だったり夫なのだろうか?

 

 

兄妹でこの空間にいるのは俺達だけかもな。

 

 

俺はかな子の後をついて行く。

 

 

不審な動きは見せず、目立たないように行動する。

 

 

そして、かな子が気になる服を何着か持って試着室に向かった。

 

 

俺は試着室の近くで待機する。

 

 

かな子は服を選んでから試着室に向かうまでの時間が、他の女の子に比べて早いらしい。

 

 

智絵里ちゃんや卯月ちゃんは長くて、杏ちゃんやきらりちゃんは早いらしい。

 

 

こういうところも個性出るよな。

 

 

まあ、男の俺から言わせてもらうと早くて越したことはないかも。

 

 

そんなことを思っていると、試着室のカーテンが開く。

 

 

中から出てきたのは白いロングスカートを履き、落ち着いた服装をしているかな子だった。

 

 

「どうかな?」

 

 

かな子はその場で一回転してみせる。

 

 

やっぱりかな子にロングスカートは似合うな。

 

 

「うん。 似合ってるよ。 落ち着いた雰囲気があって好き」

 

 

「ならこれとかは?」

 

 

かな子は試着室に戻って、着替えを何回も繰り返す。

 

 

その度に俺は意見を言い、かな子から言われた服を取りに行った。

 

 

結構な時間が流れる。

 

 

結局かな子は何着か購入した。

 

 

用がなくなったので店を出る。

 

 

荷物を持とうとしたが、これぐらいは大丈夫だよぉっと言って、かな子は自分の荷物を持っていた。

 

 

「次はどこに行くの?」

 

 

「う〜ん……次は腕時計見たいかな?」

 

 

「かな子持ってなかった?」

 

 

「持ってたのは仕事用にしたんだぁ。 だから、プライベート用の腕時計が欲しいなって」

 

 

「ふーん……」

 

 

そういうもんか。 俺も社会人になったら、仕事用とプライベート用の腕時計を分けるようになったりするのだろうか?

 

 

「あ、兄さん! ここのお店どう?」

 

 

「いいと思うよ。 入ろっか」

 

 

「うん!!」

 

 

俺とかな子はお店に入る。

 

 

中には色々な物が置かれていた。

 

 

あ、あのクッション絶対人間をダメにする系のやつだ。

 

 

杏ちゃんには絶対渡せないな。

 

 

「兄さん、これ可愛いよ!」

 

 

俺がクッションに釘付けになっていると、かな子が腕時計がたくさんある場所へと向かう。

 

 

どれもデザインがよくて可愛らしい物だ。

 

 

「たくさんあって困っちゃうかも」

 

 

「なんか理想とかあるの?」

 

 

「う〜ん……可愛くて小さいのがいいな」

 

 

「そっか……ならこれとかは?」

 

 

俺は近くにあった腕時計をかな子に渡す。

 

 

かな子は腕につけてデザインなどを確認した。

 

 

「どう?」

 

 

「う〜ん……良い感じだけどちょっと高いかも」

 

 

確かに高校生が買うにはちょっとお値段は高めだ。

 

 

でも、かな子はアイドルやってるから他の女子高生よりはお金を持ってるはず。

 

 

買えない値段ではないと思うけど……。

 

 

「お金はあるから買えるんじゃない?」

 

 

そう聞くと、かな子は少し困った顔を見せた。

 

 

どうしたんだろう?

 

 

「お金はあるけど、まだ学生の範囲内でしか使いたくないんだぁ。 若いうちからお金使ってると、金銭感覚が可笑しくなっちゃいそう」

 

 

確かにそうかもしれないな。

 

 

俺も高校生にしてはお金を持ってるけど、アイドルグッズとか買うようになってから金銭感覚が可笑しくなってるような気がするし。

 

 

「それに……」

 

 

かな子の意見に同意していると、かな子がふっと顔を逸らした。

 

 

その顔は暗い。 どうしたのかな?

 

 

「お金があるとお菓子とか食べに行ったり、作っちゃうかも……そうなると必然的に体重が増えるわけで……」

 

 

「……あ〜それは問題だなぁ」

 

 

アイドルとしても、女の子としてもな。

 

 

「だから、お金は学生の範囲内でしか使わないの。 残ってるお金はお母さんに管理してもらってるよ」

 

 

「なら大丈夫か」

 

 

「うん!!」

 

 

お金持ってるのにちゃんと自重できるってことは凄いことだと思う。

 

 

俺もかな子を見習わないと。

 

 

「あ、これ可愛い♪」

 

 

そんなことを思っていると、かな子がある腕時計を手にする。

 

 

ピンクを基調にした小さな可愛らしい腕時計だ。

 

 

かな子は腕に時計をつけて確認する。

 

 

……笑顔で頷いているから、どうやら気に入ったみたいだ。

 

 

「これ可愛いし、私の腕にぴったりだよ!! お値段も良い感じだし、私これにするね」

 

 

かな子は良い買い物ができたからか嬉しそうだ。

 

 

心なしか歩き方が変わっているような気がする。

 

 

「かな子ー!! 俺先にお店出とくなー!!」

 

 

俺がかな子にそう言うと、かな子は手を振って応えた。

 

 

俺はお店を出る。

 

 

外は良い天気だった。

 

 

こういう天気を晴日和っていうのかもな。 陽射しがあったかくて、風が吹いていて気持ちいいや。

 

 

俺は目を閉じる。

 

 

このまま立ちながら寝ることもできそうだなぁ……。

 

 

ぷにっ

 

 

「うぇ!?」

 

 

「兄さん、隙ありだね」

 

 

目を開けると、そこにいたのは楽しそうに笑うかな子。

 

 

指は俺の頬を突っついている。

 

 

手首に腕時計してるな。もうつけたのか。

 

 

「兄さん眠たいの?」

 

 

「いや、陽射しがあったかくて気持ちよかったからさ」

 

 

「確かにそうだねぇ……」

 

 

「そうだろぉ……?」

 

 

「うん……あ、なら、日向ぼっこでもする? 昔私達がよく遊んでた公園も近いし」

 

 

ああ……あったなぁ。 最近は行ってないや。

 

 

「ならそうしよっか」

 

 

「うん」

 

 

俺たちは頷いて、公園へと向かう。

 

 

何年振りにあの公園行くのかな?

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

「結構変わってるねここ」

 

 

「一回作り直したらしいよ」

 

 

歩いて少しして公園に着いた。

 

 

昔の記憶とは違い、公園が小さく見えるし遊具が新しくなっているな。

 

 

「兄さん見てよあの砂場! 変わってないなぁ」

 

 

「よく2人で泥団子とか山作ったっけ」

 

 

「そうそう。 泥だらけになって遊んだっけ……」

 

 

「母さんに2人揃ってよく怒られてたね」

 

 

「そうそう! 洗濯するお母さんの身にもなってよ!って言われたね」

 

 

かな子とベンチに座りながら昔話をする。

 

 

少しずつここでの記憶を思い出してきたな。

 

 

「あそこの砂場で兄さん泣いたことあったよね」

 

 

「そうだっけ?」

 

 

「そうだよ。 綺麗な泥団子作って喜んでたけど、転けて潰しちゃったんだよ」

 

 

「あー……」

 

 

そういえばそんなこともあったなぁ。

 

 

「あの頃の兄さんって凄く泣き虫だったよね」

 

 

「そうだっけ?」

 

 

「そうだよ。 お菓子好きなの食べれなかったら泣くし、オモチャ買ってもらえなかったら駄々こねて泣いてたよ」

 

 

「…………」

 

 

うわぁ……そういえばそうだった。

 

 

……ヤバい恥ずかしい。

 

 

「そんな兄さんをよく慰めてたのが私だったね。 今思えば、どっちが年上か分からないや」

 

 

確かに慰めてくれたのはかな子だったな。

 

 

好きなお菓子は譲ってくれたし、オモチャ買ってもらえなかった時は、かな子が色々遊んでくれたっけ。

 

 

……本当にどっちが年上か分かんないや。

 

 

「背も昔は私の方が高かったし、精神的にも大人だった気がするよ」

 

 

「確かに。 あの時、かな子がお姉ちゃんじゃないかって疑問に思ったこと何回もあったよ」

 

 

かな子の方が背が高くて悔しかったし、親に褒められているかな子を見て、俺はもしかしたら弟かもしれないって悩んだっけ。

 

 

「でも、今は兄さんの方がちゃんと年上だなって感じる。 昔とは違うね」

 

 

「そうかな?」

 

 

「うん。 兄さんの方が私よりも背高いし、落ち着いてる雰囲気があるよ」

 

 

かな子は自分の頭に手を置き、俺と身長を比べる。

 

 

昔は同じ目線だったり、時には俺が見上げたりしてたのに、今ではかな子の方が俺を見上げている。

 

 

そう考えると、なにか感慨深いものがあるな。

 

 

「かな子は逆に小さくなったね」

 

 

俺がそう言うと、かな子はムッとした顔になる。

 

 

そして、俺の胸をポカポカと叩いてきた。全然痛くないな。

 

 

「私が小さくなったんじゃなくて、兄さんがおっきくなっただけよ!! 失礼しちゃうなぁ」

 

 

「本当?」

 

 

「本当だよ!!」

 

 

かな子がそっぽを向いてしまう。

 

 

ありゃ、ちょっと弄りすぎたかな?

 

 

「かな子怒ってる?」

 

 

「怒ってないよ!」

 

 

口調は強いけど、雰囲気が全然怒っていない。

 

 

明らかに私怒ってるんだからねプンプンモードだ。

 

 

「かな子どうしたの?」

 

 

「私、今怒ってるから!」

 

 

本当は怒ってないのに。

 

 

でも、ここはそういうことにするか。

 

 

「どうしたら許してくれるの?」

 

 

「今日はケーキが食べたいなぁ」

 

 

……あれ、そういう流れになっちゃうの?

 

 

「嘘だよ兄さん。 そんなマジかよって顔しないでよ」

 

 

「いや、そういう顔にもなるって」

 

 

思わず財布の中身を確認するとこだったよ。

 

 

「ねぇ、兄さん。 久しぶりにここで遊ばない?」

 

 

俺がそんなことを思っていると、かな子がベンチから立ち上がり提案してくる。

 

 

指差しているのはブランコだ。

 

 

……なかなか遊ぶ機会ないし、いいかもな。

 

 

「よし、遊ぶか!!」

 

 

「うん!!」

 

 

俺とかな子は公園で遊ぶ。

 

 

久しぶりにブランコで二人乗りしたし、砂団子を作ったりした。

 

 

昔はブランコの二人乗りが怖いって俺が泣いてたっけ。

 

 

今ではかな子が泣き言言ってるよ。

 

 

久しぶりに二人乗りしたけど、案外怖い〜って。

 

 

砂団子も昔より上手に作れるようになってた。

 

 

かな子の腕前も良いままで変わってなかったな。

 

 

「久しぶりに遊ぶと楽しいねぇ」

 

 

「そうだなぁ」

 

 

 

俺とかな子がある程度遊ぶと、少しずつ日が落ちてきた。

 

 

さっきまで一緒にサッカーをしていた子ども達も帰り始めている。

 

 

いやぁ、かな子も俺も子ども達に翻弄されっぱなしだったなぁ。

 

 

「俺たち翻弄されっぱなしだったな」

 

 

「最近の子は上手いねぇ。 ドリブルとか早くて追いつけなかったよ」

 

 

「しかも、チームプレイも上手かったね」

 

 

「私達の方が年上なのに、ボロ負けだよ」

 

 

そう言うかな子はどこか嬉しそうだ。

 

 

久しぶりだったもんなサッカーなんて。

 

 

「かな子は小学生ぶりじゃないの?」

 

 

「確かにそれぐらいやってなかったかも」

 

 

かな子はカバンから水筒を出して飲む。

 

 

良い飲みっぷりだ。

 

 

「今日はぐっすり眠れるかも」

 

 

「確かに。 すでに眠たい気がする」

 

 

「あはは……そうかも。 ならそろそろ帰る?」

 

 

「かな子はもう満足したの?」

 

 

「満足だよ! 久しぶりに兄さんと出掛けることができて楽しかった!」

 

 

「俺も楽しかったよ。 また遊ぼうな!」

 

 

「うん!」

 

 

俺たちは荷物を置いていたベンチに向かい、回収する。

 

 

見えるところに置いていたから、とくになにも取られてなかった。良かったぁ。

 

 

「さて、帰るか」

 

 

「うん!」

 

 

俺とかな子は家へと向かう。

 

 

今日1日の話、昔話をしながら帰った。

 

 

すると、ある出来事に関して、俺とかな子の間で記憶のすれ違いがあることが分かった。

 

 

俺とかな子はあーでもないこーでもないと話し合う。

 

 

結局、帰ってアルバムを見たり、親に話を聞くことで事実確認をすることにした。

 

 

そして、事実確認をした結果、俺の方が間違っていることが分かった。

 

 

くそぉ……昔あの公園でオモチャ無くして泣いてたの、俺じゃなくてかな子だった気がしたのに……!!

 

 

悔しがる俺を見て楽しそうに笑うかな子。

 

 

そんなかな子をくすぐりの刑にしてやると、かな子は泣きながら笑い続けた。

 

 

その様子を見て俺たちを叱る両親。

 

 

俺とかな子は仲良く正座をすることになった。

 

 

……まさかこの歳で叱られて正座することになるとは思わなかったよ。

 




陸くんとかな子だけの話を書くのは久しぶりだったような気がします。


これからも時々陸くんとかな子だけの話を書けたらいいな。


次はラブランコのオリジナル話です。


その次はまた一つオリジナル話を書くか、アニメ二期に入ろうと思います。


それではまた。
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