よかったら見てください。
プロデューサーさんのことをずっと見てるのは幽霊!?それともストーカー!?
「うわーきたきたー! ニューアルバムのサンプルー!!」
「魂の共鳴を封じ込めし箱か!」
「お姉ちゃんと聞こおーと!」
あのアイドルフェスから1ヶ月が経った。美城プロダクションシンデレラプロジェクトのみんなは、一歩ずつ活動の幅を広げ成長している。
今は届いたサンプルをみんなで手に取っているところだ。
「私またたくさん買っちゃいます!」
「へぇ……どのくらい?」
「えっとですね……お母さん、お父さん、おばあちゃんの分、自分の分……お母さんも自分でたくさん買ってきちゃうんですよ」
「卯月ちゃんの家すごいね」
お金とか置き場所とかどうなってるんだろう?
「えへへ、あ、後お店に置いてあったら気になってついつい買っちゃうから、また増えちゃって……」
「本当に凄いね!?」
一体何枚CD持ってるんだろう……。
「あ、それ私もやっちゃうなぁ」
未央ちゃんもやっちゃうのか……俺ももしアイドルになってたら同じことするのかもな。
「嬉しいなぁ。 私、みんなのソロ曲早く聞いてみたい」
「上手くできてるか、不安です」
「……アイドルフェスからもう、1月も経つのね……」
「ウン……とっても、はやいです」
アーニャちゃんがそう言うと、みんなホワイトボードの方に顔を向ける。
ホワイトボードには行動予定表や各ユニットの予定表が貼られている。
仕事が少しずつ増えてきているから、みんなの予定表は空欄が減ってきている。
「仕事、少しずつ増えてきたよね……」
「うん」
「凄いです!……本当に」
卯月ちゃんがそう言うとみんな笑顔になる。
本当に凄いよなぁ……。 みんなかっこいいや。
「こちらです」
そんなことを思っていると、廊下の方から男の人の声が聞こえた。
そして、直ぐに開く扉。
そこから歩いてきたのは今西部長と、女性にしては背が高く仕事ができそうな方が現れた。
この人は誰だろう? みんな知ってる人かな?
俺は周りの様子を伺う。
みんなもこの女性は誰だろうって感じだった。
「ニュージェネレーションズ、島村卯月さん、本田未央さん、渋谷凛さん、だったわね?」
「「「は、はい…!!」」」
「仕事、頑張りなさい」
「「「はい!!」」」
なんとなくお偉いさんだってことは分かるけど、本当にこの方は誰なんだろう?
ガチャ。
「……!?」
扉が開く音が聞こえてみんなが振り返ると、そこには我らのプロデューサーさんがいた。
今西部長に会釈した後、謎の女性の近くに向かうプロデューサーさん。
それを見て、今西部長が話し始めた。
「じゃあ改めて紹介しよう。みなさん、こちら美城常務。ニューヨークの関連会社から、本日帰国された。来週から、我が社のアイドル事業部の統括重役として赴任される」
「「「「よろしくお願いします!」」」」
常務って偉い人だよな? しかも、海外で働いてた。 仕事ができるキャリアウーマンって感じだなぁ。
しかも、アイドル事業部の統括重役。
凄い地位が高い方じゃないか。
「常務。彼がこのプロジェクトを担当しているーーーー」
「君の資料は読んだ。 優秀な人材は大歓迎だ。期待している」
「……よろしくお願いします」
プロデューサーさんが会釈すると、常務はプロデューサーさんの方に近づいていく。
そして、プロデューサーさんのネクタイを締めた。
どうやらネクタイが曲がっていたようだ。
「クライアントが最初に会うのはアイドルではなく君だ。 身だしなみには気をつけるように」
「はい」
「ところでそこにいる男の子は誰だ?」
そう言って常務が俺の方に体を向ける。
常務の鋭い視線が俺に刺さる。悪い印象は与えないようにしないと……!!
「私は三村陸と申します。三村かな子の兄です。シンデレラプロジェクトのみなさんのお手伝いをさせていただいてます! よろしくお願いします!」
俺は常務の目を見ながら喋り、お辞儀をする。
すると、常務がこっちに歩いてくる音が聞こえた。
ヒールのカッカッと床を叩く音が嫌に耳に残る。
背中から冷や汗がツゥーと一筋流れたのが分かった。
「ふむ……よろしく頼むよ三村くん。頑張ってくれたまえ」
常務は俺の肩をポンと叩く。
そして、レッスン室と衣装室を見るために部屋を出て行った。
……はぁぁぁ緊張した。心臓バクバクだ。
「カッコイイ方ですね!」
「うーんできる女って感じだね!」
卯月ちゃんと未央ちゃんの横で俺は相槌を打つ。
うん、2人とまったく同意見だなぁ。
俺も社会人になったらできる人になりたいな。
そう思いながら、俺は常務が消えた方を見た。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「誰かにずっと見られてる!?」
「振り向くと謎の女の影!?」
「それって幽霊!? 幽霊なのぉ!?」
「私も幽霊みたいー!」
ある日のお昼。 プロデューサーさんがストーカー? 心霊現象?にあっていることをシンデレラプロジェクトの部屋で教えてくれた。
今いるメンバーは未央ちゃん、莉嘉ちゃん、みりあちゃん、凛ちゃん、きらりちゃん、卯月ちゃん、俺、プロデューサーさんだ。
莉嘉ちゃんとみりあちゃんはドキドキワクワクといった感じ。
怖くないのかな? 卯月ちゃんは両手で頬を挟んで怖がってるように見えるけど。
「はっきり見たわけではないのですが……」
プロデューサーさんがそう言って、体を丸める。
どことなく背中から不安そうな感じが汲み取れる。
「ふむ……この会社呪われてるのかも。昔アイドルに挫折した女の子がこの会社でぇぇえぇぇ」
「「ひいい〜! 怖い! やめてくださいよぉ!」」
卯月ちゃんときらりちゃんが顔を真っ青にしながら抱き合っている。
相当怖そうだ。
「あれ?陸足震えてーーー」
「凛ちゃんこれは武者震い。いいね」
「いや、でもーーーー」
「武者震いなんだ……いいね」
「あ、うん」
まったく凛ちゃんには困ったものだ。
決して俺は怖がってるわけじゃない。
できれば卯月ちゃんときらりちゃんと抱き合って、人肌を感じて安心したいなんてこれっぽっちも考えてない。
さっきからチラチラ扉を見てるのだって、別にストーカーとか幽霊がでないように見張っているわけでもないんだ。
本当に本当だ。 嘘じゃないよ?
「幽霊ってどうやったら見えるのー?」
「あ、あたしテレビでお姉ちゃんと見たよー! 写真とるとそこに写ってるんだってー!!」
「じゃあみんなで写真撮ってみる?」
凛ちゃんの提案で写真を撮ることになった俺たちは、プロデューサーさんを囲む形で写真を撮った。
未央ちゃんの携帯からシャッター音が鳴る。
「さてさてどうかなー?」
未央ちゃんの周りにみんなで集まって写真を見る。
そこにはーーーーーー
「なんか写ってるんだけどー!!」
「女の影が写ってますぅぅぅぅ」
「やばいよこれぇ!」
「本物だよこれ」
「どうしよぉ〜!!」
ーーーー女の影が卯月ちゃんとプロデューサーさんの間に写っていた。
身長は卯月ちゃんと同じぐらい。
紛れもなく写真に写っていた。
てか、みりあちゃんだけ驚いてないんだけど。
この子前から思ってたけど度胸座りすぎじゃない?
「どうしたのー?」
「「「「「ヒィ!?」」」」」
「うわっ! なんにゃ!?」
俺たちがビビりながらも扉の方を向くと、みくちゃんが立っていた。
なんだみくちゃんか……。
「みくちゃんを見てこんなに安心したのは初めてだよ」
「それはどういうことにゃ陸チャン!?」
「うんうん確かに」
未央ちゃんが頷くとみんなも頷く。
それを見たみくちゃんは目を白黒させながら叫んだ。
「もう!! 一体なんなのにゃー!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「なるほど。幽霊なら専門家に頼るのが1番なのにゃ! なので、アイドル界No.1の霊感の持ち主に、神社の巫女さんを呼んできたにゃ!」
場所は変わってロビーにきた俺たち。
みくちゃんが話を聞いて、いい考えがあるにゃと言ったのでここにきた。
目の前にいるのは片目を髪で隠している小柄な女の子、白梅小梅ちゃんと、巫女服を着て巫女さんがよく持っている棒を持っている女の子、道明寺歌鈴さんだ。
「うおーすごいコンビ」
確かに凄いコンビだ。 前から思ってたけどアイドル個性強い子多くない?
時々アイドルとはって考えちゃうんだけど。
「じゃあさっそくお願いするにゃ!」
「「「「「「「「お願いします!」」」」」」」
「あ、はい!」
道明寺さんが緊張しながらお祓いを始める。
それを緊張しながら見守るみんな。
みんな表情は固く、身体も固い。もちろん俺もだ。
「なに、してるの?」
「なにってお祓いにゃ」
小梅ちゃんが呟いた言葉にみくちゃんが返事をする。
「だ、だれを……?」
「誰ってPチャンを」
「え……な、なんにも憑いてないよ?」
…………えぇ!?
小梅ちゃんの衝撃発言にみんな小梅ちゃんの方を向く。
お祓いをしていた道明寺さんもポカーンと口を開けて驚いていた。
「女の人、なんて見えない、です」
「本当に!?」
「うん。笑ってるお侍さんならそこに」
そう言って小梅ちゃんが指差した場所はきらりちゃんと莉嘉ちゃん、俺がいる場所。
体から血の気が引くのが分かる。
あ、ヤバイ。
「「うわぁぁぁぁぁぁ」」
きらりちゃんと莉嘉ちゃんが思いっきり俺に抱きついてくる。
普段なら照れたり身体の感触で真っ赤になるところだけど、そんな余裕はない。
きらりちゃんの腕が俺に極まっているし、莉嘉ちゃんの腕が俺の腰を破壊しようとしている。
このままでは俺の魂が抜けて、笑ってるお侍さんとこんにちはしてしまう。
「幽霊でないとしたら生きてる人間ってことにゃ。つまり犯人は幽霊ではなく、ストーカーだったということにゃ!」
みくちゃんの推理を聴きながら俺の意識は遠くの方に向かっていく。
あぁ……かな子。 お前のお菓子を最後に食べたかったなぁ。
「陸くーーーーん!!」
「ちょっ! 陸しっかりしなって!!」
最後にみりあちゃんと凛ちゃんが俺を呼ぶ声を聞きながら、俺は気絶した。
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「ストーカーさんなら専門家さんにお願いするにぃ」
俺が目を覚ますと、いつの間にかレッスン室近くのベンチにいた。
みんなが俺の目が覚めたことに気づくと、莉嘉ちゃんときらりちゃんが謝ってきた。
それを許し、体を起こすと探偵っぽい女の子と、警官の服を着ている女の子?女性?がいた。
なんでここに警察の人が?
「元警官さんと兼業探偵さんだよぉ」
どうやら話を聞くと2人ともアイドルらしい。
元警官さんは片桐早苗さん。なんとあの見た目で28歳らしい。 色々経歴とか見た目が凄い人だなあと思った。
もう1人の探偵さんは安斎都ちゃんと言うらしい。 探偵服装がとても可愛らしい女の子だ。赤髪と帽子がとても似合っている。
「美城プロって人材豊富なんですねぇ」
卯月ちゃんが関心したように言う。
いや、でもさすがに色々凄すぎじゃない?
これ以上キャラ濃い子まだいるのかな?
…………いそうだ。
「事情は聞いたわ。 みんな冷静にその場を動かないで!」
片桐さんはそういうとこっちに歩いてくる。
そして、プロデューサーさんの手に手錠を嵌めた。
……ん?? プロデューサーさんの手に手錠嵌めた?
「15時28分……逮捕ぉぉ!!」
え、ちょっと待て! まさかそういうパターン!?
俺たちは片桐さんに必死に誤解だと言うことを伝える。
それを見ながらプロデューサーさんはため息を吐き、みんなに落ち着いてほしいと言った。
本当に、プロデューサーさんお疲れ様です……。
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「むぅそれは怪しい!」
「じゃあまゆちゃんがストーカー?」
「たまたまなんじゃないの?」
ある日、みくちゃんから話したいことあるからこれる人集合!という連絡が入った。
来たのは莉嘉ちゃん、みりあちゃん、きらりちゃん、未央ちゃん、卯月ちゃん、凛ちゃん、みくちゃん、李衣菜ちゃん、俺。
どうやら佐久間まゆちゃんがストーカーではないかという話らしい。
話聞いた限りだと、まだまゆちゃんがストーカーだって断言できないな。
「まゆちゃんきっとPくんのこと好きなんだよ! だから、ストーカーしてるんじゃない?」
莉嘉ちゃんの意見に賛成派と反対派に別れる。
うーん……まだ判断しにくいよなぁ。
「もうこうなったらまゆちゃんに直接聞くにゃ!」
みくちゃんの意見にみんな賛成して、まゆちゃんを探すことになった。
でも、美城プロダクション大きいからなぁ。
来てたとしても探すのに手間がかかりそうだ。
「あれー?どうしたの?」
俺たちが探していると、レッスン終わりだと思われる城ヶ崎さんが声を掛けてきた。
まゆちゃんの居場所を知らないか未央ちゃんが聞いてみる。
城ヶ崎さんは不思議そうな顔をしながら見てないと教えてくれた。
まぁ、俺たちがまゆちゃん探す理由見当もつかないだろうなぁ。
「もうちょっとこのフロア探してみようよー」
みりあちゃんの提案にみんな頷いて、また歩き始める。
でも、凛ちゃんだけはその場に立ったままだった。
どうしたんだろ?
「凛ちゃん行かないの?」
「ん……先行ってて。ちょっと聞きたいことあるからさ」
凛ちゃんが城ヶ崎さんの方を見ながら話し始める。
城ヶ崎さんも不思議そうな顔をしていた。
まぁ、話があるなら俺は消えた方がいいな。
「了解。 先行っとくね。城ヶ崎さんも失礼します」
俺がそう言うと、凛ちゃんと城ヶ崎さんが返事してくれた。
さて、みんなのところに戻るとするか。
「おーいみんな佐久間さんいたー?」
俺がそう聞くと、みんないないーと答えてくれた。
別のフロアを探してみるかという話が出始める。
そんな時、卯月ちゃんの後ろから探していた佐久間まゆちゃんが現れた。
みんな突然の登場にビックリして動きが固まってしまう。
そんな俺たちを佐久間まゆちゃんは不思議そうに見ながら、お願いがあると言って手紙を渡してきた。
白い手紙に真っ赤な紐をたくさん巻きつけている。
正直怖い。
でも、受け取らないわけにはいかないので俺たちは手紙を受け取った。
佐久間さんが言うにはプロデューサーさんに渡してほしいそうだ。
佐久間さんが消えた後、これはラブレターだよーと言ってはしゃぐ人がたくさんいたけど、本当なんだろうか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「呼び出し♪ 呼び出し♪」
「よくないんじゃない? 覗き見とか」
「ここまできたら見届ける義務があるにゃ!」
「ええ……」
「なんだか緊張してきました」
俺たちは手紙を読んだプロデューサーさんの後を追いかけて屋上へと来た。
どうやら、佐久間さんの手紙には屋上に来てほしいということが書かれていたみたいだ。
告白するとしたら屋上は鉄板かもしれないな。
「あ、まゆちゃんきたよ!」
李衣菜ちゃんの声でみんなガラスの方を見る。
プロデューサーさんの後から佐久間まゆちゃんが薄っすらと微笑みながら歩いてくる。
なんだろう。 告白に対するドキドキじゃなくて、なんかホラー映画を見ているときのようなドキドキだ。
まゆちゃんが遂にプロデューサーさんの後ろに立つ。
プロデューサーさんはそれに気づくと佐久間まゆちゃんと話始めた。
「どんな告白してるんだろー」
「きっと情熱的なやつだよー!」
「いや、まゆちゃんはお淑やかに決めてくると私は思うね」
「李衣菜ちゃんはまゆちゃんのなにを知ってるのにゃ……」
みんなワイワイ小声で話しながら様子を見守る。
すると、プロデューサーさんは首に手を当て始めた。
あれは困ってるってことか?
「まゆちゃんに告白されて困ってるんでしょうか?」
「うーんそうなのかなぁ?」
「告白じゃないことで困ってるんじゃない?」
みんな各々自分の意見を言っていく。
すると、まゆちゃんがプロデューサーさんに会釈して歩き始めた。
どうやら話は終わったみたいだ。
「早くここから消えた方がいいんじゃない? プロデューサーさんにも佐久間さんにもバレるよ」
俺がそう言うと、みんな慌てながら屋上から去っていく。
さて、一体なんの話だったんだろう。
気になるけど、まずはバレないようにしないとな。
俺はそう思いながら、みんなの後ろについて屋上から去った。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「え、自分の担当プロデューサーの誕生日プレゼント?」
「そのためにまゆちゃんはプロデューサーのストーカーしてたのぉ?」
あの後、みんなシンデレラプロジェクトの部屋に戻って各々すごした。
ラブライカ、キャンディーアイランド、蘭子ちゃん、途中で用事があって抜けたきらりちゃんに今日あったことを伝える。
それが終わるとちょうどプロデューサーさんが戻ってきた。
みんなに緊張が走る。
すると、プロデューサーさんはご迷惑をおかけしましたと言い、佐久間まゆちゃんがなぜプロデューサーさんのストーカーをしていたのか話してくれた。
理由は自分の担当プロデューサーに誕生日プレゼントを贈りたかったらしい。
でも、なんでプロデューサーさんに聞こうとしたんだろう。
「彼と私は同期入社だったので、なにか良い誕生日プレゼントを知っているのではないかと思い、尋ねたかったとのことです。ここ数日はその為に機会を伺っていたそうです」
プロデューサーさんがそう言うと、みんな肩の力が抜ける。
なんだ、そういうことだったのか。
「でもPくん残念だったねーせっかく告白されると思ったのにー!!」
莉嘉ちゃんが笑いながらそう言うと、卯月ちゃんがフォローを入れる。
それを聞いてプロデューサーさんは首に手を当てた。
まぁ、大きな事件じゃなくて安心したよね。
でも、ここ数日なんかスリルあってドキドキしたな。
俺がそう思っていると、卯月ちゃんもそう思っていたらしい。
でも、卯月ちゃんはちょっとそのドキドキが楽しかったみたいだ。
それを聞いて、プロデューサーさんは聞いたことない声で、えっと言って驚いた。
それを聞いたみんなも、そんな声出るんだと言って笑った。
こうして、プロデューサーさんの幽霊!?いや、ストーカーか!?事件は幕を閉じたのだった。
後日。
ある会議室にて。
「みんな、忙しく中時間を取らせて申し訳ない。手短に統括重役としての私の方針を言っておく」
その言葉を聞いて、ここにいる人間の多くに緊張が走る。
それでも美城常務は御構いなしでこう言った。
「現アイドル事業部門のすべてのプロジェクトを解体し…………白紙に戻す」
さて、アニメ二期のお話始まりました。
これからもアニメのお話やって、オリジナル話をかいたりすると思います。
これからも読んでもらえると嬉しいです。
それでは、また。