我輩はレッドである。   作:黒雛

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 ここまで更新が遅れたのはすべてモソハソが悪い。秘伝珠なんて廃人装備絶対作らねーし、と決意していたのに。


ニビシティ~
第六話 「トレーナーズホテル」


 

 ニビシティと言えば、今も昔も灰色の都市として知られている。珍しい鉱石が取れると有名な"オツキミ山”がすぐそばにあることもあり、とにかく石の資材が豊富であり、採掘して石を住宅や彫刻に利用しているのだ。不揃いな石と石を接着するように組み合わせた石造住宅が連なることから灰色の都市と呼ばれているのである。

 発掘作業と密接した関係性を築き上げているニビシティはとにかく力仕事が重要であり、岩タイプや格闘タイプのポケモンが何よりも求められ、愛されていた。力自慢の作業員や無骨な職人がたくさん在住しているせいか、この街の人間はどこか豪放的で熱いモノが感じられた。

 フラウたちと別れて早々、二人は入り口にあった案内所を参考にトレーナーズホテルに入り、バスルームで旅の疲れを癒していた。さすがカントー最大の森と言うべきか、一日で横断しようとするとかなりの体力を消耗してしまう。ポケモントレーナーの旅はただ歩くだけじゃない。野生のポケモンと戦い、トレーナーと戦い、行く先々に波乱万丈の展開が待ち受けている。新人トレーナーの大半は予想以上の過酷な旅に肉体的にも精神的にも疲れ果て、しばらく夜は泥のように眠ってしまうはずだ。

 それは当然の如くレッドも同じである。トレーナーになる以前から頻繁に外の世界に飛び出していたレッドの移動手段は専らラティアスの背に乗って空を飛ぶに限られており、こうして自分の足で歩くことはあまりなかった。

 もちろん、だからと言って体力がないわけじゃない。むしろ同い年の平均値を大きく上回っているのだが、旅の疲れはソレとはまた別に辛いものがある。こればっかりは経験を積んで、身体に馴染ませていくしかない。 

 そこにきて、この最高級のバスルームは、まさに渡りに船。

 ピカピカに磨き上げられた真っ黒な大理石に、同色の壁。三方にはほのかな燭台が薄暗く部屋を照らしており、幽玄な世界を演出していた。

 最大の見せ場は出入り口の正面にある壁一面のガラス張りである。ガラス張りの向こう側は、思わず魅入ってしまうほどの、黄金に煌くニビシティの夜景を鮮明に映し出していた。このご褒美は上階にあるスイートルームの滞在者だけが授けられる恩恵だ。

 

「あー、ヤバイ。最近世の中がチョロ過ぎて溺れてしまいそう」

『うにー』

 

 レッドとラティアスは同じ湯船に浸かりながら気持ち良さそうな表情を浮かべていた。

 金塊を宝箱に押し込めたような煌びやかな夜景はもちろん、冷める様子のない熱々のお湯は高級の入浴剤により滑らかに、花の香りを匂わせていた。備え付けのスピーカーからは穏やかなクラシックの音楽が優しく耳朶に触れる。

 五感のうちの四つを充足できる空間はなかなか存在しない。ここまで至れり尽くせりの贅沢三昧を、しかも、無料で過ごすことができるのはこのトレーナーズホテルくらいだろう。

 

 このトレーナーズホテルは隣にあるポケモンセンターと同じく国費によって運営されている公共の施設であり、ポケモントレーナーが無料で寝泊りできる宿泊施設だ。

 トレーナーとは、立派な一つの職業である。

 ポケモンセンターやトレーナーズホテルはトレーナーたちのために運営しているので、トレーナーがそれらの恩恵を無料(追加オプションは有料)で受けられるのは当然と言えよう。もちろん、トレーナーは職業なのだから、定期的に幅広いポケモンのジャンルのなかで、たった一つでもいいから相応の活躍をしないと、この援助は断ち切られてしまうが。まあ、これはニートに使う国費はねーよ働けバカ野郎という国民の声なのだろう。

 そしてこのスイートルームは運営側が出した課題を見事達成したトレーナーだけが利用できる施設である。課題はトレーナー歴や取得バッジ数、公式戦における成績、ポケモン分野における活躍などに応じて変化する。ちなみにレッドの課題はトレーナーバトルの五連戦だった。当然、余裕である。おそらくグリーンとブルーの二人もこのホテルのスイートルームの宿泊権利を獲得しているはずだ。

 

「この贅沢三昧を知ったら普通の部屋に宿泊とかありえねーよなぁ……」

『うにー……』

「価値観が崩壊したわぁ~…………」

『うに~…………』

 

 間延びしたとろけるような声音が如何に快楽の極地であるかを証明していた。

 

「おいで、ラティ」

『んっ。おいでたっ』

 

 湯のなかで両腕を広げるとそこにラティアスが小さな飛沫を散らして抱きついてくる。すりすりと擦り寄ってくるラティアスに笑みをこぼして、その頭を優しく撫でる。

 

「――に、してもやっぱり徒歩で旅をするのは結構しんどいよな。時間掛かるし、不用意に野生のポケモンと遭遇するし、疲れるし、非効率的にも限度ってモンがあるわ」

『マスターは意外と効率を重視するよね』

「面白くもない作業に時間を掛けるのが嫌いなだけだよ。楽しいことなら効率は度外視して楽しむことに集中するし。……あいつらの自転車ブチ壊して正解だったな」

 

 こんな思いを自分だけがして、幼馴染のバカどもはすいすいと自転車を漕いで先に行く――? ああ、想像しただけでわなわなと殺意が沸いてくる。あいつらのことだ。間違いなく「プギャー」と笑い、後ろ指を差してくる。そうなったら、もう殺し合いしかないじゃないか。

 レッドは自分の選択に間違いなどなかったと深々と頷く。自転車二台で人の命が救われたのだ。これほど尊いことはあるまい。むしろ感謝すらしてほしいものだ。

 

「自転車か……。明日ニビシティで売ってないか探してみるか」

『二人の自転車壊したのに?』

「ソレはソレ。コレはコレ。俺は自分が楽をしてあいつらが苦しむ姿を見るのは好きだけど、あいつらが楽して俺が苦しむのは大嫌いだ」

『おー、なるほどー』

 

 パチパチとラティアスは清々しいまでのクズに拍手を送った。

 

「もし自転車を買ったらあいつらに見つからないよう注意しねーとなァ」

 

 もし見つかってしまった場合どうなるか、思考するまでもない。ブラッディフェスティバルの始まりである。幼馴染とはこんな殺伐とした間柄だっただろうか。

 

『明日早速ジムに挑戦はしないの? マスター、一年でバッジを集めてポケモンリーグに挑戦するって言ってたのに』

「そうだけど――そんな焦ることもねーよ。ポケモンリーグの開催は十二月の下旬、受付の締め切りは十一月の下旬だ。今は四月だから、一月に一個のペースでバッジを集めていけば、ぴったり間に合う。俺が目指しているのは最速でバッジを集めることじゃない。公式戦を無敗で駆け抜けることだ。存分に道草を食って、道中を楽しみながら旅を満喫するんだよ。その街にしかない美味しい食べ物や施設を探す物見遊山も含めてな。ジムリーダーに挑むのはそういうの全部楽しんでポケモンがベストコンディションのときにすりゃ完璧だ」

『美味しいもの! ケーキ!』

 

 ラティアスの目にキラキラと星が浮かんだ。

 

「お前は相変わらず甘いモノに目がないな」

『むー、マスターも同じくせにー』

「残念、俺はそこまで露骨じゃありゃーせんよ。ニビシティと言えば、なんと言っても博物館だろ。あそこには古代に絶滅したポケモンたちの化石が展示されてんだぞ。白骨化したお前のパイセンたちが人間の見世物になっているんだ」

『ニンゲン、怖い! そんなものを見て、なにが面白いの?』

「さあ? さほど興味ないし」

 

 レッドは平然とかぶりを振った。

 確かにニビシティと言えば博物館だが、レッドは一言も行きたいなんて言ってないし、そもそも化石なんて眺めて一体なにが面白いのかまるで理解できない人種だった。絵画などの美術品を展示する美術館も同様である。頭と心のアトラクションと言うが、そんな繊細な心など持ち合わせていない。そんなものを見るくらいならこのスイートルームでゴロゴロしていた方がマシだと思っていたほどだ。

 

「けど、せっかくの旅なんだ。時間はたっぷりあるんだし、いろんなものに手を出してみるのも悪くないだろ?」

『そういうものなの?』

 

 んー? と小首を傾げるラティアスはすっかり甘味に洗脳されてしまったのかもしれない。

 

「そういうものだよ。旅は、なにごとも経験だ。――さて、俺はそろそろ上がるけど、どうする?」

 

 もう三十分も湯船に浸かったまま話し込んでいた。ここの入浴環境は文句なしに最高級だが、そもそもあまり長風呂をするタイプではないので、これ以上浸かっていたらのぼせてしまう。

 

『私はもう少し入ってくー』

「ん、りょーかい」

 

 女は本当に長風呂が好きだよな、と苦笑しつつレッドは、ざばあ、と水滴を散らしながら立ち上がり、浴室を出て行った。

 

 

 

 

 

『ただいまー』

 

 ふかふかのベッドにうつ伏せに寝転び、ネットでニビシティのジムリーダー、タケシのバトル動画を観賞していると、浴室からラティアスが帰ってきた。レッドはパソコンの画面から目を離さず「おかえり」と言う。カチリとクリックボタンを押して動画を停止させると、その背中にラティアスが抱きついてくる。ふにゅり、と柔らかい二つの丘は特にないが、全体的に柔らかく、そして心地良い香りが鼻腔をくすぐる。女の子特有の甘い香りと稀に表現があるけれど、残念、正体はただの洗剤の香りです。

 しとりと首筋にかかる濡れた白髪に、

 

「おい、貴様、ちゃんと髪を拭いてないな」

『んっ』

 

 すいとラティアスは手に持っていたドライヤーをレッドに見せる。

 

「ったく、しょうがないな」

 

 コロンとラティアスが背中の上から転がり、レッドは上半身を起こしてドライヤーのコンセントを接続して電源を入れる。大きな欠伸をかきながらスイッチを入れ、暖かな風でラティアスの髪を乾かしていく。

 

「熱くないか?」

『ん』

 

 コクリと頷いたラティアスは上機嫌にジュースを飲みながら、両足をパタパタさせている。

 

『なにを見ていたの?』

「タケシのバトルの動画だよ」

『のび太くんを苛めてるの?』

「そりゃタケシくん違いですわ。お前のタケシくんはロトえもんのタケシくん。俺の言ってるのは、ニビシティのジムリーダーのターケシくんだ」

『ターケシくん』

 

 ターケシくん。

 

『とうっ』

 

 ラティアスがクリックボタンを押して動画を再生する。

 動画はちょうどタケシの扱うイワークが相手の扱うエビワラーの連続ラッシュにより劣勢に立たされているところだった。エビワラーは“マッハパンチ”を起点に、“インファイト”で懐に飛び込み、防御を度外視した、半ば捨て身にすら映ってしまうラッシュを苛烈なまでに打ち込んでいる。

 そのエビワラーは極限に無駄を省いた最小限の動きを披露している。おそらく基礎を固め、地道な反復練習をひたすらこなしてきたのだろう。

 

『ターケシくん、負ける?』

「いんや」

 

 岩タイプのイワークにとって、間違いなく格闘タイプのエビワラーは天敵だ。しかしイワークのトレーナーは岩タイプのプロフェッショナル――カントー地方一の岩タイプ使いだ。

 たとえ相性が最悪の相手だろうと、関係ない。ひたすらに岩タイプのポケモンを愛し、そこに全身全霊の熱意を尽くしてきた物好きな――そして最高に熱いトレーナーだ。

 ジムリーダーにジムトレーナーはみんなそう。それぞれ自分が好きなタイプに誇りと自信を持っている。

 そんな彼ら、彼女らが、相性が悪いからと対策を練らず、挑戦者たちとがむしゃらに戦うわけがない。

 

「イワークは岩ポケモンのまさに典型だ。堅牢な防御力を得る代わりに素早さを犠牲にしている。だからイワークが攻撃をかわすのは不可能だし、悪手以外のなにものでもない。巨躯を強引に動かして回避しようとしたなら、エリートトレーナークラスは確実に追撃でイワークの体勢を崩して確殺コンボを決め込むからな。だからイワークは体勢を崩さないように身体を丸めて防御に徹しているが、この防御の仕方が上手すぎる」

『んんー?』

 

 ジーとラティアスは動画を眺めるが、小首を傾げるだけである。

 

「ほら、エビワラーの拳が入るところに、すかさずイワークの長い胴体が内側で交差するように動いているのが見えないか? 格闘タイプのポケモンがガード越しに打ち抜いてくる強打を防ぐときにクロスアームガードをするけど、アレと同じ理論だよ。受ける面を増やすことで攻撃を吸収しているんだ」

『あ、ホントだ。ちょっとずつ動いている』

「んで、もう一つ」

『まだあるんだっ』

「あるある。イワークは下半身のいくらかを地面に突っ込んで、まさに大地に根を張るように立っているんだ。だから多少の攻撃じゃ少しも揺るぎやしない。こうやって相手にプレッシャーを与えているんだよ。プークスクス、お前の攻撃とかちょっとも効かないんですけど、え? もしかして今攻撃とかしたんですかー、ヤダー――みたいな」

 

 と、戯言はともかく、

 

「巧妙なのが、ソレを相手に見え辛いように位置取りをしているとこだな。そこを見抜けないと相手は、泥濘に嵌まっていく一方だ。相性が抜群のはずなのにまるで攻撃が通ってないんだからな」

 

 エリートトレーナークラスのポケモンバトルになれば、トレーナーのメンタル面すらも十二分に勝敗を分ける材料になる。なってしまう。トレーナーの動揺はポケモンに伝わってしまうのだから。

 トレーナーとポケモンは常に一心同体。ポケモンは非常に感受性の高い生き物だから、主であるトレーナーの感情を良くも悪くも過敏なまでに感じ取ってしまう。

 トレーナーが動揺すれば、ポケモンも動揺する。

 そして、タケシの狙い通り――致命的な隙を生んでしまう。

 

「決まったな」

 

 刹那に過ぎない、しかし、致命的な隙をタケシは見逃さなかった。

 耐えて、耐えて、ひたすら耐えて、相手のミスをジッと待ち続ける忍耐の戦術。

 

 ――強くて堅い、(意志)の男。

 

 イワークがエビワラーの身体を“しめつける”。身動きが取れず、じわじわと体力が削られているところに、突如、イワークの口がパカリと開いて、

 

 

 ――“ジャイロボール”“ジャイロボール”“ジャイロボール”。

 

 

『うわぁ……』

「あははははははははは! やっぱスゲェわ、ジムリーダーって!」

 

 素直な尊敬と昂揚を露にレッドは大きく口を開けて笑い転げた。

 この対戦相手のバッジ所得数は六つ。つまりタケシは「俺はまだ変身を二回残している」状態で、この“しめつける”を起点に“ジャイロボール”の連射という確殺コンボを組み込んでくる。ということは、タケシの引き出しには、まだまだ高度な戦術とより効率的な技のコンビネーションが残っていると判断して良い。

 もう笑うしかなかった。

 レッドはこの対戦動画の他に、もう一つ、水タイプのポケモンと戦う動画も見たのだが、これも中々にぶっ飛んでいた。開幕と同時に“あなをほる”で地面に潜り、相手を地面の中に引きずりこんだのだ。そうなるとトレーナーは指示を出すなど不可能。やがて戦闘不能になった水タイプのポケモンがペイと地面から投げ捨てられて対戦は終わってしまった。

 ちなみに、他のジムリーダーもこんな感じだった。相性の悪いポケモンを相手が繰り出したのに「ヒャッハー! 確殺コンボだぜー!」と意気揚々に返り討ちにしていた。「相性が悪い? むしろもう相性が悪い相手の方が戦いやすいのですが?」と言わんばかりの態度である。

 レッドは大笑しながら、しかし、少しだけ残念に思った。

 ジムリーダーは挑戦者のバッジ所得数に応じて実力を変えてしまうから、レッドはタケシの全力と戦うことができないのだ。

 

(いや、バッジを全部集めた後で改めて挑戦すればいいのか。その頃には俺のパーティも完成しているはずだし)

 

 と、決意を新たにしたところで、ふわあ、と大きな欠伸がこぼれる。いい加減に睡魔の限界だった。

 ドライヤーのスイッチを切り、ソファに投げ捨てる。

 

「ラティ、今日はもう寝るからパソコンの電源落としてくれ」

『んっ』

 

 四年前はテレビの電源一つにあたふたしていたというのに、今では立派な現代人に適合したラティアスは慣れた動作でマウスを動かし、シャットダウンをクリックした。知性ある生き物はこのように、前進すると同時に“無垢なあの頃”を失っていくのだろう。まあ、それでも圧倒的な可愛さを誇っているので別に気にならないが。

 レッドは少し懐かしく思いながら消灯した。

 

 

 

 




 当然の如くトレーナーズホテルとか言うのはオリジナル設定です。アニメじゃポケセンに宿泊施設があるっぽいけど、トレーナーの数を考慮するとポケセンの隣にそういう施設を設けた方がいいんじゃね? と思ったので作りました。

 やっとジムリーダーが名前だけ登場した。作中のターケシくんは、シゲルのサートシくんのような口調です。
 ちなみにジムリーダーになるための最低条件は「教育や技能関連の国家試験の合格」と「ポケモンリーグベスト8に入ること」です。……アニポケやポケスペのように、二つ同時に技を放てる設定だから、“しめつける”とか“まきつく”なんかの拘束技が非常に強力な効果を発揮しまする。


ワタル「ハクリュー、“まきつく”! そして“はかいこうせん”の連射だ!」


 ラスボスはピカチュウと同じ6Vのカイリューか……。どうやって勝てばいいんだ。執筆が進むごとにバトルのハードルが上がっていくよぉ。


 
 話は変わりますけど、当初はレッドのポケモンにもニックネームをつけようとしていましたが、結局中断(ラティは例外として)。現実で言うなら自分の家で飼っているチワワを「チワワ」と呼んだり、柴犬を「おい、柴犬」と呼んでいるのだからニックネームは当然の如くあるべきなんですが……正直、二次小説でポケモンにニックネームをつけると作者はソレがどんなポケモンなのか把握できるけど、読者の方が「誰だねキミは」状態になる可能性があるんですよね(実体験)。三人称なら地文でポケモンの名前、会話文でニックネームと区別ができるけど、一人称だと地文もニックネームになるから久々に読んだりすると「こいつ、どんなポケモンだったっけ?」となってしまう。だから三人称にしたんだけど、結果はこの通り。まあ、ニックネームをつけるにしてもポケスペのレッドのように省略するようなニックネームなんですけどね。主人公のポケモンは分かりやすいニックネームじゃないとダメ。

 ちなみにブルーのサザンドラは当初「サザラ」「魔王」「悪逆皇帝」のどれにするかかーなーりー迷いました。



 次回からしばらく外道と悪魔と鬼畜とツッコミと天然が登場します。心温まるお話って素敵ですよね! ……どうしてこんなキャラクターしかいないんだぁ…………(泣)

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