今回は七夕の日(もう過ぎてますけど、細かいことは気にしない!)ということで、兵藤兄妹の七夕の思い出です!
コカビエル襲来から幾日が過ぎた頃。
放課後、部活を終えた俺達は近所のスーパーに寄っていた。
「とりあえず、こんなもんか?」
「はい。イッセーさんのお母さんに頼まれたものは揃いました」
俺が買い物かご片手に問うとアーシアがメモを見ながら答えてくれた。
今は俺、美羽、部長、アーシアの四人で仲良く買い物中だ。
まぁ、母さんに頼まれたおつかいをこなしているだけなんだけどね。
一通り揃えた俺達はかごを持ってレジへ。
すると、レジのおばちゃんが俺の顔を見て、話しかけてきた。
「あら、イッセーくんじゃない。今日はおつかい?」
この人は俺が子供の頃からの知り合いで、昔から良くしてもらっている。
俺は財布を取り出しながら頷く。
「ええ」
「それにしても美人さんばかり連れてるわねぇ。もしかして、デートだったり?」
ムフフ、とニヤニヤ顔で見てくるんですけど………。
残念ながら違うんだよね!
普通のおつかいです!
俺もおつかいじゃなくて、四人でデートが良かったよ!
って、こんな場所で『デート』なんて単語を使ったら………。
「イッセェェェェェェッ! 美羽ちゃんだけでなく、リアス先輩とアーシアちゃんとデートだとぉぉぉぉ!?」
少し離れたレジで松田が騒いでいた!
そう、このスーパーは松田のバイト先なのだ!
しかも、現在進行形でバイト中!
なんてタイミングの悪いこと!
明日は元浜とのダブルラリアットが飛んでくるに違いない!
つーか、あいつ、バイト中に騒ぐなよ!
ほら、店長さん来たよ!?
おばちゃんはレジを打ちながら美羽に話しかけた。
「そういえば、美羽ちゃんは今年の七夕祭りも浴衣を着るの? 去年のが可愛かったからねぇ」
「うーん。お兄ちゃん、今年に入ってから忙しくなったから………一緒にいけないんじゃ、着てもあれだし………」
「あぁ、去年はベッタリだったわね。ウフフ、相変わらず仲が良いことで。はい、お釣りの五百六十円。ありがとうございました」
お会計を終えた俺達は買ったものを袋に詰めて店を出る。
家に帰る道の中で、アーシアが訊いてきた。
「イッセーさん、七夕ってなんですか?」
あー、そういや、アーシアって七夕知らないんだよな。
今年から日本に来たわけだし。
それに、教会で育ったから日本の行事とか知らないことの方が多いか。
すると、部長が人指し指を立てながらアーシアに説明する。
「七夕というのは日本の行事の一つね。七月七日に行われる夏の行事として昔から行われてきた日本の伝統とも言えるものなの。願い事を書いた短冊や飾りを笹の葉に吊るして星に願うのよ」
「お願い事をですか?」
アーシアが聞き返すと、部長は頷いた。
「そう。七夕には色々と由来があるのだけれど、最も有名なのが織姫と彦星のストーリーね。そのストーリーはね――――――」
と、部長がアーシアに七夕の解説を始める。
部長もよく知ってるなぁ、と感心しながらも町を見渡していると、あちらこちらに立てられているのぼり旗が目に入ってくる。
どれもが色鮮やかに『駒王町七夕祭り』と描かれていた。
もうそんな時期なんだな。
二年生になってからは色々あったから、あっという間だった気がする。
確か―――――
「去年は二人で行ったよね」
美羽が買い物袋をぶら下げながらニッコリと微笑んだ。
レジのおばちゃんが言ってた通りで、去年は美羽と二人で七夕祭りに行った。
いや、あの時は松田と元浜もいたっけな。
「そういや、美羽にとって七夕は去年が初めてだったな」
俺が美羽をこちらの世界に連れてきたのが中三の夏。
その時は既に七夕は過ぎていたから、美羽が七夕の存在を知ることになったのが高校に入ってからだ。
一年前の美羽も今のアーシアみたいな感じで―――――。
▽
午前の授業が終わった後のことだ。
「ねぇ、お兄ちゃん。七夕ってなに?」
昼休みになり、二人で弁当箱を机の上に広げていると、美羽がそう訊ねてきた。
ちなみに、俺達兄妹は昼休みに入ると二人で弁当を食べるのが習慣になっている。
「あ、そっか。美羽は七夕知らなかったな」
「うん。さっきの授業で先生が『今日は七夕だな』って言ってたし。それに最近、町で『駒王町七夕祭り』って書いてる旗が立てられてるし。それでね」
今日は七月七日、七夕の日だ。
中学生になってからは特に何かをすることもなくなってたけど、小学生の時は短冊に願い事を書いて笹に吊るしてたっけ。
いや………中学生になってからもしてたか。
『彼女が出来ますように!』って願った記憶あるな。
松田と元浜の三人で。
俺にとっては三年以上前の記憶だからな。
すっかり忘れてたわ。
「七夕ってのは日本の風習………行事みたいなもんだな。七月七日の日に短冊に願い事を書いて、笹に吊るすんだよ。ま、一種のお祈りみたいなもんだな」
叶ったことないけど………。
彼女、出来なかったし!
それでも願うのは………悲しい性といいますか何といいますか。
「でも、なんで七月七日なの?」
「それはな………」
俺はそこまで口を開いて………静止した。
あれ………七夕の由来ってなんだっけ?
………………。
………………。
………………ヤバい。
ヤバい………ヤバいヤバいヤバい!
完全にド忘れしたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
俺は背中に嫌な汗が流れるのを感じながらも、頭をフルスロットルさせて記憶を探りだす。
思い出せ、俺!
ここで思い出せないのは、なんか恥ずかしい!
昔、小さい頃に聞いたことあるんだよ!
彦星と織姫の話!
えーと………確か――――――。
ダメだ………!
彦星と織姫の名前しか出てこねぇ!
あの二人が何したんだっけ!?
脳ミソがトリプルアクセルを決めて、着地したところで――――――俺はポケットに手を突っ込んだ。
取り出したのは携帯だ。
「お、お兄ちゃん………?」
美羽が怪訝な表情を浮かべる。
そんな美羽に俺はニッコリと微笑んで、
「すまん。忘れたから今から検索するな?」
「あはは………」
俺は………心の中で盛大に泣いた。
▽
天の神様には織姫という娘がいました。
織姫は機織りが上手で、それはそれは美しいはたを織っていました。
神様はそんな娘が自慢でしたが、毎日化粧もせず、身なりに気を遣わずに働き続ける様子を不憫に思い、娘に見合う婿を探すことにしました。
すると、ひたすら牛の世話に励む勤勉な若者――――彦星に出会います。
この真面目な若者なら、娘を幸せにしてくれると思い、神様は彦星を織姫の結婚相手に決めました。
二人は毎日仲睦まじく暮らしました。
しかし、真面目だったこれまでとは一転して遊んで暮らすようになってしまいます。
仕事を全くしなかったため、天の服は不足し、牛達はやせ細っていきました。
神様が働くように言うも、返事だけでちっとも働こうとしません。
怒った天の神様は、織姫を西に、彦星を東に、天の川で隔てて引き離し、二人はお互いの姿を見ることも出来ないようにしました。
それから二人は悲しみにくれ、働こうともしなかったため、余計に牛は病気になったり、天の服はボロボロになっていくばかりです。
これに困った天の神様は、毎日真面目に働くなら七月七日だけは会わせてやろうと約束します。
すると、二人はまじめに働くようになり、毎年七月七日の夜は織姫と彦星は会えるようになりました。
―――――『七夕伝説』
▽
………というストーリーがあったことが、検索の結果分かった。
うん、そういや、こんな話だったわ。
完全に忘れてたな。
昼休みから時間は進んで放課後。
夕焼けが町を照らし、赤く染まっている。
そんな中、帰路につく俺と美羽。
「織姫さんも年に一回だけだけど会えてよかったよね」
「そうだな。ただ、雨が降ると会えないみたいだけど」
「年に一回だけなんだから、その日ぐらい晴れって決まっても良いと思うんだよね。神様ならそれぐらい出来ると思うんだ」
あはは………確かに天候を司る神様とかいるよね。
こっちの世界はどうか知らないけど、美羽達の世界にはいるようだ。
神層階でも会ったことないけどね。
町を歩いていると、目に映るのは『駒王町七夕祭り』という文字が描かれたのぼり旗。
行き交う親子連れ。
たまに恋人同士と思われるカップルもいて、中には浴衣を着ている女性の姿も。
美羽がそれは町の様子を見ながら訊いてくる。
「七夕祭りってどこでやってるの?」
「商店街と駅前の広場だよ。結構な人が毎年来ていてな」
今思うと、この町の人達ってこの手のイベントに積極的な人が多い気がする。
まぁ、それはともかくだ。
「美羽も行ってみたいだろ? 一緒に行くか?」
「うん! もちろんだよ」
美羽は嬉しそうに俺と手を繋いできた!
うぅぅ………やっぱり、美羽は可愛いなぁ!
いつもだけど!
お兄さんまでご機嫌になっちゃうぜ!
俺までルンルン気分になっていると―――――。
バンッ!
いきなり、肩を強く叩かれた!
何事かと思い、振り返ると―――――。
「うふふ………。二人ならそういう会話になると思ったわ!」
「か、母さん!?」
「お母さん!?」
不敵な笑みを浮かべた――――――母さんが立っていた!
ちょ、ええええええええ!?
いつ後ろに立った!?
全く気がつかなかったぞ!?
つーか、俺の背後を完全に取るとか、うちの母さんどんだけ!?
驚く俺と美羽を他所に母さんは買い物袋を片手に顎に手をやる。
………買い物帰りだったのな。
「今朝言いそびれたから、どうかなって心配だったのだけど、問題なかったようね。二人が行くのなら話が早いわ。二人ともダッシュで帰るわよ!」
「「は………え、ちょっと!?」」
俺と美羽は母さんに手を引かれ猛ダッシュで帰宅することになった。
………な、なんなんだ!?
▽
母さんに無理矢理、ダッシュで帰宅させられた俺と美羽は母さんに言われるまま、シャワーを浴びて汗を流した。
ちなみに………一緒に風呂に入ったんだが………美羽のおっぱいが成長してて色々元気になってしまった………!
お兄さんは嬉しいぞ!
風呂から上がって着替えた俺は外出用の服に着替えて、リビングで美羽の仕度を待っていたんだが………。
待つこと二十分。
リビングの扉が開き、部屋に入ってくる者がいた。
それは―――――浴衣姿の美羽。
水色の生地に水玉模様がはいった何とも可愛らしいデザイン。
幼い顔立ちの美羽との相乗効果が抜群だった。
「ど、どうかな………?」
美羽が恥ずかしそうにしながらも、目の前でクルリと回る。
浴衣に目が行きがちだが、今の美羽は浴衣に合わせて髪をアップにしていて、それがいつもとは違う雰囲気を出していて――――。
か、可愛い………!
美羽の浴衣姿………!
こ、これは………これは………イケる!
美羽に続き、リビングに入ってきた母さんがドヤ顔で言った。
「どう? 私のチョイスは完璧でしょう?」
「………お母様。僕はあなたの息子で良かったと心から思っています。………最高っす!」
「でしょ!」
俺と母さんのテンションはマックス!
互いにカメラを構えて、パシャパシャと浴衣姿の美羽をフレームにおさめていく!
あぁ………またコレクションが増えてしまうではないか!
いや、これも兄としての勤め!
コレクションが増えることは仕方がない!
つーか、どんどん増えろ!
ありとあらゆる角度から撮っていると、俺はとんでもないことに気づいたしまった。
な、なんということだ!
写真撮りまくってたら、デジカメの容量が足りねぇ!
だが、しかし!
この俺を舐めるなよ、デジカメ!
メモリカードも予備のバッテリーもまだまだあるのだからな!
『シスコン………』
そーですぅぅぅぅぅ!
俺はシスコンですぅぅぅぅぅ!
妹ラブですぅぅぅぅぅ!
妹を可愛がって何が悪い!
ドライグ、おまえには美羽の可愛さが分からんのか!?
「ドライグくん、この可愛さが分からないとかどうかしているわ! 後でお説教よ!」
「ほら見ろ、母さんも俺と同意見だろうが!」
『なんで俺が説教されるんだ!?』
「イッセー! カメラのバッテリーが!」
「分かっているよ、母さん!」
『俺は無視かぁぁぁぁぁぁぁぁ!』
ドライグの叫びが部屋に響く。
「あ、あの………お祭り、終わっちゃうよ?」
未だ撮りまくる俺と母さんの姿に美羽は苦笑するだけだった。
▽
「おー、今年も人が集まってるな」
俺は広場の光景を見て、そう漏らす。
美羽のプチ撮影会が終わった後、俺と美羽は駅前の広場に来ていた。
広場には大きな笹竹が何本も置かれていて、その葉にはいくつもの短冊が吊るされていた。
広場の端には屋台もいくつか開かれていて、焼きそばからリンゴ飴まで売っている。
今年も例年通り賑わっているようだ。
「夏祭りみたいな感じだね」
「まぁな。夏祭りはもうちょい屋台が多いけど」
夏祭りがあるのは八月。
それも駅前の広場でやってるんだけど、屋台は今よりももっと多い。
去年の夏祭りには美羽を連れていくことが出来たけど、あの時の美羽は浴衣じゃなかったからなぁ。
今年はもう一度、浴衣姿の美羽が見られるということか!
今から楽しみだぜ!
すると、向こう側に見知った人物がいるのが見えた。
その人物もこちらに気づいたようで、手を振ってきた。
「おー、松田、元浜。おまえらも来てたか」
「毎年来てるからな」
「というより、毎年毎年祈りに来ているだろう? 神頼みというやつだ」
元浜はそういうと、一枚の短冊をこちらに見せた。
そこには―――――『彼女! 彼女がほしい! とりあえず可愛い彼女をください!』
すんごい達筆で書かれた願い。
松田も同じ願いをこれでもかと言うほど、短冊一杯に書いていた。
………ここまで来ると執念だよね。
ま、まぁ、俺も似たようなことしてたけどさ。
と、ここで二人の視線が美羽に移る。
「なんと………! ここで美羽ちゃんの浴衣姿が見られるとは!」
「うんうん! すっげぇ可愛いよ!」
「ありがとう、元浜くん、松田くん」
「「おっふ………」」
美羽が微笑みながらお礼を言うと、その可愛らしさに悩殺される二人。
そして―――――。
「イッセェェェェェッ! 貴様はやはり許せぇぇぇぇぇん!」
「どうして貴様にだけ、こんなに可愛い妹ができるのだぁぁぁぁぁぁ! 理不尽だぞぉぉぉぉぉぉ!」
血の涙を流して襲いかかってくる悪友二人!
分かってたよ………分かっていたよ、こうなるのは!
「世界は理不尽なもんなんだよ」
俺は残酷な一言と共に二人の拳を受け流した。
悪友二人を放置した俺は美羽を連れて、祭りの委員が待機するテントに短冊を貰いに行く。
赤、オレンジ、黄色、ピンク、青、水色と様々な色があり、形も長方形から星形とバリエーションが多い。
俺は黄色の長方形、美羽はピンクの長方形を選択。
短冊を受け取った後は専用のテーブルに願い事を書いていくのだが………。
さて、何を願おうか。
今までなら松田、元浜と並んで彼女が欲しいと神頼みしていた。
だけど―――――。
俺はふと隣で願い事を書く美羽を見る。
………やっぱり、今の俺の願いはこれだよな。
いや、願いじゃないか。
俺は思うまま、浮かんだ言葉を短冊に書いていく。
あまりに短い言葉だけど、これしかないかな。
書き終えた俺はペンを専用の場所に戻す。
それと同時に美羽も書き終えたようだった。
「書けたか?」
「うん。お兄ちゃんは?」
「俺も書けたよ」
「何を願ったの?」
うっ………それを聞きますか。
改めて見られると少し恥ずかしい気もするが………まぁ、いっか。
俺は息を吐くと、自身の短冊を美羽に見せた。
「え………」
短冊に書かれた文字に目を開く美羽。
俺が書いた言葉。
それは―――――。
『美羽を幸せにする』
言葉を失う美羽に俺は頬をかきながら言った。
「願いというよりは俺の想いかな? こういうのって誰かに願うものじゃないと思うし………こうして書いた方が叶うかなって思ってさ」
神に頼むのも良いけど、こうして宣言に近い言葉にした方がいい気がするんだよね。
というより、この手の願いは自分で叶えないといけないと思うんだ。
「美羽はこっちに来てから幸せか?」
「もちろんだよ。お父さんがいて、お母さんがいて、学園の皆がいて………そして、お兄ちゃん―――――イッセーがいる。ボクは幸せだよ?」
「そっか。………それなら、この願いは少し訂正だな。俺は美羽を
俺が問うと美羽は少し頬を赤くして、手に握るものを見せてきた。
そこに書かれていたのは―――――。
『イッセーとずっと一緒に』
美羽は俺の胸に手を当てた。
「これがボクの願い。これからもずっと一緒にいてほしいなって。………良いよね?」
潤んだ瞳で俺の目を見てくる。
俺は美羽の頭を撫でて微笑んだ。
「いつまでも一緒だよ。これからも、ずっとな」
見上げると雲一つない晴れた夜空。
白くて川のように見える星の群れが見えた。
彦星と織姫も今の俺達のように抱き合っているのかな?
▽
なんてことがあったなぁ。
あの時の美羽の可愛いさを思い出していると、
「うふふ。今の願いもあの時と一緒だよ?」
そう言って美羽は俺の腕に抱きついてくる!
あぁ………!
おっぱいが………美羽のおっぱいが俺の腕を挟んでる!
制服越しでも分かる柔らかさ!
しかも、今は夏服だから、より感触が!
うーむ、妹おっぱい最高!
「はぅ! イッセーさんと美羽さんの間でそんなことが!」
「なんてこと! やはり美羽は強敵だわ!」
アーシア!?
部長!?
なに、人の回想読んでくれてるんですかぁぁぁぁぁ!?
つーか、回想なんて読めるものなの!?
「想いがあれば、回想の一つや二つ読めるわ!」
「さりげに心を読まないでくださいよ、部長!」
「イッセーさん! 私も短冊に願い事書きますぅ! 私もイッセーさんと一緒にいたいですぅ!」
部長とアーシアまで抱きついてきたよ!
はぅあ!
背中に部長の豊かなおっぱいがぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
流石はリアス部長だ!
ナイスおっぱい!
アーシアちゃんも可愛いぞ!
でも………ここ道のど真ん中ですよ!?
大胆過ぎではないですか!?
嬉しいことには変わりないけど!
「今年の七夕祭りは皆で行こっか?」
美羽の提案で今年はオカ研メンバー全員で七夕祭りに行くことになったのだが………。
ほんっと賑やかになったよね、家も!