「はぁ〜美味しかった。ご馳走!昼ご飯にホットケーキなんて久しぶりだよ」
「ふふ、お粗末さまでした」
「提督さん、これカフェオレ入れてみました」
「ん、ありがとう伊良湖ちゃん。うん、美味しいよ!」
「本当ですか?それはよかったです!」
「ほんとほんと。珈琲ジャンキーの僕が言うんだから間違えないって」
「ジャンキーって……」
間宮ちゃんと伊良湖ちゃんと話すのは楽しいけど多分人が増えてくるし、そろそろ出ようか。
「じゃあまた夜に来るよ」
「はーい、楽しみにしててね」
「ありがとうございましたー!」
はー、食堂出たのはいいけどちょっと苦しいな。
少し休んでこう。
「お、丁度ベンチあるし一休み、一休み」
「アンタは一休さんか」
「んあ?お、曙ちゃんじゃないか。これからお昼?」
「まぁ、そんなとこ」
「今日はホットケーキだったよ。ホイップクリーム乗ってて美味しかったよ」
「あー、道理で。アンタ、口にサンタ髭ついてるわよ」
「え?マジ?」
「マジで」
「私に恋しなさい?」
「右の口元、あー、動かないで」
スルーしないでほしいなぁ……。
というか曙ちゃん知らないか。
って、ハンカチで取ってくれるとは。
「あれぇ〜?こういうのって、ペロッとしてくれるんじゃ?」
「パイをぶつけてやりましょうかクソ提督?」
「はは、ごめんて」
「ふん!……そういえば最近アンタにクソ提督って言っても泣かなくなったわね。前は涙目になってたのに」
そういえばそんな時期もあったね。
「まぁ、色々あったんだよ。というか特訓?」
「罵倒に特訓もクソもないでしょうが……何したのよ」
「普通に秘書官を満潮ちゃんと霞ちゃんと叢雲ちゃんにして一ヶ月過ごしたんだよ」
「えー……それどうなのよ」
「お陰様で女の子にゴミクズクソ言われても、へこたれなくなったんだよ!」
「誇るな」
「まぁその頃になったら皆優しくなってたしね。あ、勿論曙ちゃんもね」
「そんな事ないと思うけど?最初と同じくらいじゃない」
「最初と同じだったら僕がベンチに座ってても無視してたじゃないか」
「……まぁ、そうなのかもね。信頼感でも手にいれたんじゃないの?」
「そうだと嬉しいなぁ」
「ん、それじゃあもう私は行くわね。じゃあねクソ提督」
「またね〜」
「あ、そうそう」
僕の側を離れてから何かを思い出したのか戻ってきた。
「さっき霞で思い出したんだけどさ」
「うん?」
「アンタ陰で霞の事ママって言うのやめた方がいいわよ」
「い、いいい言ってないし!!」
「言ってるんか……このクソ提督!!」