「すぅ……すぅ……。ん?ふぁあっ……」
ああ……身体痛い。
今何時だろ……うわっ、もうこんな時間か。
ふと、空を見上げてみるとだいぶ赤くなっていた。
「そろそろ部屋に戻ろうかな……」
さっきまで寝ていたベンチから立ち上がり歩き出すとポケットに入れていたスマホが震えだす。
「おや?誰かなっと……ん?大淀ちゃん?はい、もしもし?」
「あ、提督ですか!?ようやく繋がりました……」
「あ、ごめん。つい、うとうとして」
現在、本部が計画した練度上昇演習に参加するため大淀ちゃん指揮の下、十数名の艦娘を連れて演習島に遠征に行ってもらっていた。
「て、提督!あの!」
「落ち着いて大淀ちゃん何があったの?」
「そ、それが、演習島が深海棲艦からの攻撃を受けて壊滅状態なんです!」
「……なんだって」
最近攻めて来ないと思ったら……やってくれるじゃないか。
「わが部隊も多大な被害を受け修理が追いつかない状態で……」
「今は?今は攻撃を受けているのかい?」
「いえ、つい先程攻撃は止み現在は被害状況を確認している状態です」
「そうか……演習島にある資材は足りそう?」
「それが資材庫に攻撃を受けたらしく燃料と鋼材の備蓄が僅かです」
「大体わかった。
今からうちの鎮守府の資材をタンカーに積んで増援を向かわせるからそれまでなんとか凌いで。
それと港に着いたら中破以上の子を全員タンカーに移して避難させるから準備お願いね」
「は、はい!分かりました!」
「じゃあ一旦切るからね?また何かあったら連絡よろ」
さて、そうと決まれば急がないと。
まずは……電ちゃんかな?
「あ、もしもし電ちゃん?休みにごめんね。で、聞きたいんたけど今うちの鎮守府で自由に動かせる資材ってどんくらい?」
「いえ、大丈夫ですよ。それより資材ですか?そうですね……各7万程度ならいいですよ。暫く大規模作戦もありませんし、備蓄がもういっぱいいっぱいなので出来れば消費して欲しいのです」
「ん、ありがと。また後で連絡するね」
ふぅ、資材は確保できたから次はタンカーか。
「あー、もしもし、夕張ちゃん。今からタンカー用意してもらってもいい?」
「え、今から!?」
「うん、今から。なるべく早くね」
「まぁ提督が言うならすぐに準備するけど」
「じゃあ本当に早めにお願い。準備終わりそうになったら連絡してね。あー、それと資材を各7万ずつタンカー入れといて。電ちゃんには許可得たよ」
タンカー確保。
いやー、皆深く聞いてこないから話が早いねね。
後は……あ、誰連れて行こうか。
1人で決めるのには時間かかりそうだし……電ちゃんと相談しよう。
忙しく……なりそうだ。
大まかな全体の流れは頭に浮かんだのですが、細かい話が虫食い状態なので次がいつになるな分かりません
恐らく全30話行くか行かない……もう少し少ないかも
完結したら今作品の短編というか文字数足りなくて省いた話を不定期に上げるかもです