FAIRY TAIL 妖精の凍てつく雷神 作:タイトルホルダー
───ナツやラクサスとの試合から数日後───
トールside
トール「う~ん。そろそろ産まれると思うんだけどなー」
グレイ「まだ産まれねえのか?」
俺が卵のことについて悩んでいると半裸のグレイが現れた。
トール「うん、卵から産まれる時期も分からねえしな。あとグレイ服」
グレイ「のわっ!?いつの間に」
そこにナツやリサーナたちがやってきた。
リサーナ「私も手伝ってるけど、動く回数も増えているからもうすぐじゃない?」
ナツ「卵を暖めればいいんだろ?だったら俺が暖めてやるよ!」
そう言ってナツが炎を吹こうとしたので、俺とリサーナは卵の前にたつ。
リサーナ「だめだよナツ!」
トール「そうだよ!ナツがやったら卵が焦げちゃうよ」
ナツ「なんだとー!」
トール「だってナツの炎は強力だから卵を暖めるのに適さないよ」
ナツ「そ、そうか!俺の炎は強いのか!うひょー!!そうと決まれば早速エルザを倒してやる!エルザはどこだぁ!!」
ナツは嬉しくなって炎を吐きながらギルドを飛び出していった。
トール「行っちゃった」
グレイ「おだてんのうめえなトールは」
カナ「あれはナツが単純なだけじゃないの?」
グレイ「ははっ、ちげえねえ!」
トール「んじゃあ気分転換に仕事でも行こっかな」
リサーナ「卵はどうするの?」
トール「一緒に連れてく」
カナ「誰かに預けたら?」
トール「いや、いいんだ。俺決めたんだ。生まれてくる生き物とずっと一緒に生きていくって」
俺がそう言ったそのとき、
ーーーピキッーーー
何かが割れるような音がした瞬間、ギルドにいた全員が卵をみた。すると卵にはヒビが入っていた。
『おおー!!』
『ついに産まれるのか!?』
『おい押すなよ!』
リサーナ「どんな子が産まれるのかな?」
ーーーピキピキピキッーーー
ヒビが卵全体に広がっていく。
誰もが卵に夢中になっていた。
ピカ一ーーーーーー!!!!
卵が割れ、産まれる生き物が光っている。
光が薄れ、見えるようになると、
そこには羽の生えたネコがいた。
『ネコ!?』
トール・リサーナ「わあっ!!!」
「羽はえてんぞ・・・鳥か?」
「いや、ネコだろ」
「オレンジのネコだ」
そのネコは小さな羽で俺の頭まで何とか飛び、頭の上に着地した。
リサーナ「かわいー!!!」
『かわいー!!!』
「・・・んんっ」
ギルドのみんなが騒いでいると、ネコが目を開けた。
俺は頭の上に乗っているネコを抱き抱える。
トール「おはよう!」
「・・・・おはよう?」
トール「俺はトール。よろしくな!」
「・・・トール・・・・・・ずっと一緒・・・」
トール「!!!」
リサーナ「さっきの話聞いてたんだ!」
トール「ああ、ずっと一緒だ!」
「・・・えへへっ」
リサーナ「ねえ、名前はどうするの?」
トール「無難にミカンってのはどうかな?」
グレイ「それは流石に単純すぎだろ」
トール「それもそうだな。うーん、じゃあっアニスてのはどうだ?」
リサーナ「それいいね!」
トール「よし、今日からお前の名前はアニスだ!」
アニス「うん!よろしくね、トール!」
こうしてアニスはフェアリーテイルに入り、トールのパートナーとなった。
名前つけるのに以外と苦労しました。
はじめは本当にミカンにしようと思ったけど食べ物が名前は流石にどうかと思ったのでこうなりました。