死んだ僕は提督に志願した   作:猫舌36@活動停止中

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イベントお疲れ様でした。私は…E1に1回だけ行きました。
そこで明石ドロップしてなんかもう…いいかなって思っちゃって、それ以降は行きませんでしたが、ガングートと神威は欲しかったなぁと終わった後に思ってます。
そして、更新遅れてごめんなさい、あけましておめでとうございます。


第3話

「朝になると朝風が、夜になると川内がそれぞれうるさい」

 

「すぐ終わる仕事をそうやって無駄に引き伸ばすから出世できないんですよ、司令官」

 

「その突っ込みから察するに今日の秘書艦は吹雪か。出世意欲は無いから別にいいんだよ」

 

遠くから『朝だああああ!』と叫ぶ声が聞こえる。うるさいとは思うけど、それに対する行動は一切しないのがここの提督と今日の秘書艦だ。

何かもうね、人として終わってるね。

外部刺激を受けてもそれに対する反応をしないと石と変わらない。昔そんなことを妹に言われた気がする。

 

「まぁ、確かにうるさいですよね。朝風ちゃんは目覚ましになるからともかく、川内さんは何とかする必要がありますね」

 

「朝風を目覚まし呼ばわりか。あとで神風に殴られても知らないぞ」

 

「大丈夫です。那珂さん仕込の合気道があるので」

 

「…あいつ一体前世で何をしてたんだ?」

 

「艦娘でしょう」

 

「そうだけどさ…そうなんだけどさ」

 

以前那珂ちゃんが所属していた佐世保鎮守府に行ったことがある。当然沈んだはずの那珂ちゃんがでここで建造できたなんてことは言ってないが、沈んだ那珂ちゃんについては聞くことが出来た。

曰く、後ろから声を掛けられたと思ったら目の前に居た。曰く、ライブの早着替え4秒。曰く、50メートル先からペットボトルを投げてゴミ箱にホールインワン。曰く、戦艦の主砲を装備して単艦で鬼級撃沈。これ以上は怖くて聞けなかったのだが、普通じゃないことだけは分かった。

流石に誇張があるとは思うが…いやでも最高錬度だ。何ができても不思議じゃないと見るべきか。

 

「そうじゃなくて泊地の騒音問題。朝風はともかく川内をどうにかしなければ。一部の艦娘は不眠症を訴えているレベルだ」

 

「夜間警戒任務でも与えたらどうです?」

 

夜間警戒任務。深海棲艦の夜襲を警戒する任務。名前そのままである。

一見妙案だと思うが。

 

「それはもうやった。結果は深夜の花火大会事件」

 

「あれ川内さんが犯人だったんですか!」

 

深夜の花火大会事件。某名探偵のアニオリ回にありそうなタイトルだが、実際は夜間警戒中の川内が興奮して主砲を四方八方に撃って撃って撃ちまくったものである。犯人は伏せていたが、明日の朝には広まっていることだろう。

やっぱり夜戦させないと駄目なのかな?

 

「と言う訳で、夜戦訓練を行おうと思います」

 

「解決策思いついてたんですか」

 

「まぁ、一応吹雪の意見を聞いておきたかったからさ」

 

「はぁ、そうですか。で、その夜戦訓練で何をするんですか?」

 

「その名の通り夜戦の訓練だけど?」

 

「質問が悪かったです。夜戦訓練の狙いは何ですか」

 

「うーん、ここってある意味特殊部隊じゃん?今はまだ無いけど、こっちから敵拠点に夜襲することがあるかもしれないからさ、一応夜戦に慣れておいて貰おうと思って」

 

今はまだほとんど受動的な迎撃とたまに大規模反攻だったことと、日本の艦娘は他国と比較して夜戦への適性が高かったことから、夜戦訓練を必要としていなかった。しかしいつかは能動的な攻勢に移るだろう。

そうなるとこちらから夜襲を仕掛けることもあるだろうから、早めにそういった訓練をしておく必要があると思ったのだ。

 

「なるほど。で、それに川内さんを参加させて満足させて一石二鳥と言うことですか。…いいんじゃないですかね、一度大淀さんにも相談しておきましょう」

 

吹雪は賛成のようだ。ふむ、これが実現したら夜ゆっくり休むことが出来る。酒保の人気商品ランキングから耳栓が消える日も近い。

その後、大淀も交えて詳細なプランを作成。この1週間後には1回目の訓練が行われることになった。なお、指導者は川内の模様。

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