死んだ僕は提督に志願した   作:猫舌36@活動停止中

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提督着任編
第1話


艦これ世界に転生出来たかどうかを確認したい所だけど、今のこの状況を解決しないといけない。

僕の目の前で偉そうに座っている偉そうなおっさん。例えるならGガンに出てくるカラト委員長みたいな人だ。

 

「さて、濱本(はまもと)君。突然で悪いが明後日から柱島泊地の提督をやってもらう」

 

「いきなりですか!」

 

反射的に言ってしまった。いや、誰だってビックリするでしょ。あ、濱本って言うのは僕の名字ね。フルネームはその内言うよ…。

 

「確かに君は海軍学校を卒業してから間もないが、君なら問題ないだろう。それに艦隊指揮の資格も持っているのだろう?」

 

そう言えば僕はこの世界での僕の記憶をある程度はインプットされてるらしい。パンフレットに書かれてた。それによると確かに僕は艦隊指揮の資格を持っているらしい。しかし記憶によると他にも持っている人はいる筈だ。

 

「持っていますが、他にも持っている人は居るでしょう?」

 

「ああ、君の同期にも持っているものは居るが君が一番評価が高いんだよ」

 

そこまで言い椅子から立ち、ドアのほうへ歩く偉そうな人。

当然僕とすれ違うことになる。

 

「それに君が提督になりたいと言う思いが一番強かったからね」

 

すれ違い際に耳元でそう言い、ドアを開け部屋を出る。

 

「何だあの人…超良い人じゃん…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二日後。

初期艦の吹雪(ここは堅実に選んだ)を連れて柱島泊地の執務室に入る。家族?死んだことになってた。意外と重い。そう言えば僕が居た世界だと僕が死んでるんだよな。あっちも大変そうだ。

途中妖精さんとすれ違ったが、当然艦娘は居なかった。大淀や明石、間宮さんは後日遅れて到着するそうだ。

とりあえず執務室の提督用コンピュータと神様から貰った携帯端末を接続する。

着任式?そもそも艦娘が初期艦の吹雪しか居ません。妖精さんとは既に廊下で挨拶をした。

話を戻そう。

この携帯端末はスマホの形をした何かである。

まず充電不要。この時点でおかしいことが分かるだろう。

次に僕が生きていた世界は勿論、あらゆる世界のネットワークに接続できる。神様ネットワークを使えばこれくらい出来るらしい。

それが理由かは分からないが圏外が存在しない。

他にも-100℃から200℃までの他の追随を許さぬ極地対応性、深海7千メートルでも壊れない耐圧・防水性。

メモリ容量の単位はヨタ、それでも読み込みは早い。演算処理能力はどこぞの霧の大戦艦級と同等らしい。

さらには非実体ディスプレイと空中キーボードを展開可能。

OSはなぜかアンドロイドだから僕はこれをスマホと呼ぶ。

最後に1つだけ言わせて欲しい。誰もここまでやれとは言ってない。

ただ、元々居た世界とネットワーク接続できる物が欲しいと言っただけだ。

まぁ、それは置いといてだ。

 

「吹雪、どうすれば良いと思う?」

 

「私に聞かれても…」

 

着任当日と言うこともあって仕事が無い。建造ドックだって明石が居ないから稼動してない。任務を受けようとしても大淀が居ないから無理。

そもそも着任と同時に全てのことが出来ることの方がおかしいのではないだろうか。

何か指示はないかとスマホで大本営からの連絡を確認する。業務連絡が1件。

 

「とりあえず今日はお仕事終了。明日の朝間宮さんたちが到着するらしいからそれまで自由時間ね」

 

「え、そんな適当で良いんですか!?」

 

「と言われても、現状で仕事が無いんだよな。大本営からもそれまで待機と言われたし。あ、食堂は動いてるからご飯の心配は無いよ」

 

時刻は丁度18時30分。

 

「じゃあ、僕はご飯食べに行くから」

 

「ああ、待ってください司令官!私も行きます!」

 

ところで、吹雪と夕食を食べるときは洋食を奢るべきなのだろうか?

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