死んだ僕は提督に志願した   作:猫舌36@活動停止中

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上旬、中旬、下旬に投稿してるってことは不定期じゃない…?


第2話

7時30分。予定時刻ぴったりに柱島泊地の執務室に入ってきた明石、大淀、間宮の3人。彼女らは司令部運営艦と言う各鎮守府には必要不可欠な存在…らしい。

この世界において明石は工廠を稼動させるのに必要だし、大淀は大本営との連絡や各艦隊の管理の補佐だし、間宮は言わずもがなだ。

ゲームでも手に入れるまでは戦闘には参加しないものの鎮守府や泊地には最初から居る艦娘達だ。

 

「初めまして、柱島泊地の提督の濱本大悟(はまもとだいご)です」

 

挨拶、大事。挨拶出来ないと先生に怒られた高校時代。懐かしいなぁ。

 

「司令部運営艦隊大淀、明石、間宮。着任しました。よろしくお願いします」

 

大淀が簡素に報告と挨拶をする。やっぱり挨拶は大事だよ。

 

「こちらこそよろしく」

 

「それでは私は色々準備があるので失礼しますねぇ」

 

「私も食堂での仕事がありますので失礼します」

 

明石と間宮は執務室を出て僕と大淀が残る。

 

「はぁ、あの二人は…。提督、私達の着任が遅れた件なんですけど」

 

鎮守府や泊地には最初から居ると言ったけどこれはゲームだからであって、現実的には必ずしもそうではないと納得しようとしたけど、彼女は遅れた件にについて話そうとしている。

 

「続けて」

 

「本来なら私達は大本営から一度呉鎮守府へ行きそこから柱島泊地に移動して、提督が到着する前に司令部の基本的な機能の立ち上げを済ませて置くのですが、呉鎮守府の提督からこのような書類を渡されまして」

 

差し出されたA4のコピー用紙を受け取り目を通す。

 

「もしかして呉鎮守府の奴らってエリート意識高い?」

 

「かなり高いですね。あそこが現状では最高戦力ですので」

 

なるほど。奴らからしてみればこの歳で大した苦労も無く偉そうなおっさんに気に入られたと言う理由で提督になった僕はさぞかし気に入らないだろう。

つまりは嫌がらせと言うことだ。

コピー用紙には僕の到着が1日遅れることと、それに合わせ運営艦隊は呉鎮守府で1日待機するようにと言うようなことが大本営名義で書かれてた。

エリート様が考え付く嫌がらせとしてはとてつもなくレベルが低いけど。

 

「ま、そのうち嫌がらせも無くなるさ。気楽に行こう」

 

ところで、吹雪はどこに行ったんだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから未だに部屋で寝ていた吹雪を叩き起こし寝坊したペナルティとして書き取りをやらせたり、初めての建造で戦艦レシピを回したり(時間的に軽巡か古鷹型、つまりはずれ)、大淀から資材の使いすぎと怒られたりしているうちに13時だ。

建造できたのは那珂ちゃんだった。解体なんてしないよ。ダブらない限りはね…。

駆逐艦と軽巡が居れば1‐1なんて勝ったも同然だけど僕がゲームでやったときは攻略に3日掛かった。羅針盤マジ許さん。

あと万が一のことを考えて駆逐艦がもう1隻欲しい。出来れば夕立が欲しい。出来ることなら陽炎型が欲しい。でもロリは嫌いなんだよなー。特にうるさい奴。別にうるさい奴は嫌いじゃないけどうるさい子供は嫌いだ。

 

「と言う訳で明石、最低値で建造回して」

 

工廠に行き明石に指示を出す。

 

「どう言う訳かは知りませんが了解しました!…提督、22分です」

 

お、もしかしたら夕立が来るぞ。来い、夕立!

 

「明石、高速建造材使っていいぞ」

 

「いいんですか?しばらくは資材が厳しい時期が続くと思うんですけど」

 

「大丈夫だ。問題ない」

 

「分かりました。妖精さーん!バーナー使ってくださーい!」

 

明石が妖精に指示を出す。あれは公式でバーナーなのか?

しばらくすると工廠の奥から見覚えのある陰が現れた。

 

「こんにちは、白露型駆逐艦『夕立』よ。よろしくね!」

 

勝った…計画通り。

 

「夕立、今日から君は第1艦隊に配属だ。期待してるぞ」

 

「がんばるっぽい!」

 

そこは断言して欲しかったな。




次回は戦闘回っぽい?
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