アナトリアの傭兵が着任しました。 作:ラインアーク所属の元レイヴン
レイヴン「ここは...?」
肌寒い空気に目を覚ます。俺は、あのリンクスに殺されたはず...誰かが助けた? いや、あり得ない。彼処はもう汚染で人間が1分も生きることはできないだろう。ふと、外を見る。
レイヴン「海が、ある?」
どういうわけだ?
まさかクレイドルの中という訳ではあるまい。
どうやっても地上から8000メートルも上空にいくことなど不可能だ。突然、脳内のレーダーが反応する。
この部屋に近ずいてきている。
敵か?少し警戒しながら、部屋のドアを見つめる。
ドアをノックする音の後、ドアが開く。
男がこちらに来ると、口を開いた。
??「起きた様だな。」
レイヴン「あぁ。あんたが俺を助けたのか?」
やはりこれは気になる。
??「そのとうりだ。倒れていたのを私がひろった」
レイヴン「倒れていた?」いったいどこで?
??「覚えていないのか?」
レイヴン「あぁ。」ネクストから出た覚えはない。
博文「まずは自己紹介でもするか。私は、博文(ひろふみ)という。大本営最高司令官をしている。」
彼は博文というのか。最高司令官...軍隊なのか?
レイヴン「レイヴンだ。リンクスをしている。」
博文「リンクス?なんだそれは」
レイヴン「何?」リンクスを知らない?そんなこと..
どこかの論文で見たパラレルワールド理論という言葉が浮かび上がる。まさか、
レイヴン「なぁ聞いていいか?」
博文「なんだ。」
レイヴン「国家解体戦争、アーマードコアネクスト、コジマ粒子。この言葉に聞き覚えはないか?」
博文「...ないな。」
レイヴン「...そうか。」本当に異世界にでも来てしまったのか?
博文「話が噛み合っていない気がするな。」
レイヴン「そうだな。情報交換だ。まずは、此方から説明しよう。」
俺の世界のこと。リンクス、アーマードコア、国家解体戦争、リンクス戦争、カラード、クレイドル。
全てのことを説明した。
博文「ネクスト、リンクス..」
レイヴン「ああ。聞いたこと、無いか。」知っていることを願い、聞いてみる。
博文「...無いな、残念ながら。」
レイヴン「やはり、そうか...」
博文「落ち込んでいるところ悪いが、こちらも説明したいことがある。」
彼が言ったことは深海棲艦、艦娘、妖精、提督。等という単語だった。
全ての説明はこうだ。
最近、軍艦が攻撃される事件が頻発した。これを行っていたのが深海棲艦。軍艦の主砲などの兵器やミサイルは効かない。大量の軍艦を沈められ、海は占拠され掛かり、日本は窮地に陥ったのだが、この時に救世主が現れた。通常兵器が効かないはずの深海棲艦にダメージを与えれる兵器。これが艦娘。そして、彼女らの艦載機に搭乗したり、艤装の修理等をするいわば乗組員やメカニックである妖精。
現在艦娘は多く存在しており、彼女らの指揮を執る軍人、それが提督。要するに司令官という事か。
博文「傭兵か...」
2秒ほど間を置いて、彼は言った。
博文「なぁ、依頼をしてもいいか?」
話を聞くだけしてみるか。
レイヴン「話は聞こう。」
博文「とある鎮守府の提督の殺害及び生存している艦娘の救出をしてほしい。」
レイヴン「何故だ?提督は、あんたの部下のようなものだろう。」
博文「奴は、艦娘に随分酷い仕打ちをしている。妖精によると、ろくに修理もさせずに出撃させ何人もの艦娘を殺し、まだ生きているものは、地下室に幽閉して暴行をしているらしい。」
レイヴン「...」
博文「此方から逮捕しようにも、証拠を残さない。もうどうしようもない。情けないが、此方からは手を出せないんだ。頼む。受けてくれないか?」
レイヴン「...報酬は?」
博文「無論、用意する。」
レイヴン「受けよう。」彼には、助けてもらった恩義がある。
博文「ありがとう。では、付いてきてくれ。車で行く。」
所変わって車内にて。
博文「もう鎮守府に付く。ミッションを再確認するぞ。今回は、鎮守府の提督を殺害したのち、生存している艦娘の救出をしてもらう。」
レイヴン「あぁ。ミッション終了後、指令室にある電話で連絡を取ればいいのだったな。」車が止まる。
博文「そうだ。妖精には、お前のことは知らせてある。」
博文「ミスをするなよ。」
レイヴン「無論だ。」
そう言ってレイヴンは、鎮守府に歩みを進めていった。
ここのレイヴン(アナトリアの傭兵)は、42歳ぐらいのイメージです。
納得いかなかったのでもう一度書いてみることに。
何だよ、暴力の捌け口って。