僕のスキルと安心院さん   作:レインコート

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後付け設定らしきもの
・緑谷君の顔には、そばかすがありません。
・オールマイトは緑谷君にの能力を渡そうと思っています。
・安心院さんは、一応現実に出れます。ただし、出れても範囲が決まっている。

活動報告の所に、この作品のヒロインの話を出した。
一人目は耳朗響香、二人目が決まってない。できれば意見を出してくれるとありがたいです。もう正直、安心院さんで良いかな? いいよね!


No.6 サイレン

 安心院さんにスキルを渡されてから1週間程経った。使えるようになったか? と言われると全然無理です。

 スキルの影さえ見えやしない………本当にスキル渡したのかなぁ? と疑うレベルだ。

 単に僕の実力不足かもしれないが。

 

 まあ、スキルの話はこの辺にして、次は試験の話をしようと思う。結果はまだ分かんない。

 多分今日明日、明後日位に届くらしい。安心院さんの期待してるよ? みたいな目と、母の良く頑張ったね、みたいな目があって腹が痛くなってくる。

 

「出久? 大丈夫? さっきから様子が可笑しいけど…」

 

「………大丈夫、大丈夫」  

 

 母に対して、とても大丈夫には思えない返事を返す。やはり少しだけ心配させているようだ。

 

「………なら良いけど……………」

 

 ちなみに言い忘れていたが、筆記の方は余裕だった。安心院さんのお陰だ………てかスキル持ってから頭良くなった気がする。

 それに加えて安心院さんのお勉強会もあったから、圧倒的に余裕だった。

 多分平均95点はいけたと思う。

 

 代わりに実技は終わってるけど…………僕は覚えている範囲では五体倒して2Pばっかりだったから、10P位だと…………思いたい。

 10Pだけじゃ駄目だよね。

 

 まあ、つまりは…………通知待ちなんだよ。

 

「通知……今日明日くらいだっけ!?」

 

「そう………」 

 

「雄英受けるってだけでも凄いことだと思うよ、お母さん!」

 

 安心院さんとの事は母にも話していない。

 話した所で信じてくれる訳ないだろうし………話したら安心院さんは怒るだろう。

 たとえ家族だとしても、話す事はない。

 

 安心院さんに色々してもらったけど、試験……合格出来ないかもしれない。

 けど………僕は正しいことをしたと思います。

 

 僕がそんな事を考えていると、母が僕の名前を叫びながら走ってきた。

 

「出いずいずく出久!! 来た!! 来てた!!! 来てたよ!!」

 

 来た、の三段活用だ。声が大きい、走らない、来たは一回でいい。

 そんな事思いながら、母から通知表を貰う。母には見られたくないので部屋に戻る事にしよう。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

 

 

「…………………ん~、どうしよっかな?」

 

 この通知を開けるのを躊躇ってしまう。結果を見るのが怖くなる。

 かと言って開けないのも駄目だよね…………よし、開けるか…………。

 

「……………ふん!」

 

 思いっきり緩く破いた。すると、破いた紙の中からスクリーンのようなものが出てきた。

 さすが雄英だな…………………近未来的だ…………やだ、カッコいい……。

 

 感心していると、声が聞こえる。声からしてオールマイトだと思われる。

 んん………渋いね。声が。

 

『私が投映された!!!』

 

 あ、てか何で雄英の通知なのに居るの? 

 もしかして雄英に勤めるのかな? さすが雄英だなぁ。

 教師も豪華だな…………資金力ってどれくらい?

 100億円なんて軽く越えてるよね、絶対。

 

『諸々、手続きに時間かかって連絡取れなくてね。ゲホッ いや、すまない!!』

 

『私がこの街に来たのはね、他でもない! 雄英に勤めることになったからなんだ』

 

 雄英に………? これは凄い……オールマイトが雄英に来るなんて、本当に凄いなぁ………。

 

『ええ何だい!? 巻きで!? 彼には話さなきゃいけない事が……………後がつかえてる!? ……あー、あー、わかったOK』

 

 話さなきゃいけない事? 

 なんだろ………ま、別に良いかな? 

 

『筆記は完璧だったよ。スペルミスや細かいミスがあったけど、殆んど満点……けどね………実技は10Pちょい………まあ………不合格だよ。それだけならね』

 

 予想通りだったよ………やっぱり実技がヤバかったかぁ…………でも、それだけって……どういう事?

 

 僕はオールマイトの言った事に疑問を覚える。

 それだけ………? よくわからないな…………。

 

『私もまた、エンターテイナーーー!!! こちらのVTRをどうぞ!!』

 

 そして、オールマイトの後ろに有ったTVが付く。

 そこに映っていた映像に、僕はビックリしてしまった。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

「あっと………すいませーん」

 

 そこに映っていたのは、試験の時に助けた女の子だった。イヤホンの子だ。

 もしかして怒ってるのかな? 

 ヤバいよ、僕怒られるのかな? 反省は凄いしてるけど……………。

 

『試験後すぐ直談判しに来たんだってさ!』

『何をって!? 続きをどうぞ!!』

 

 セクシャルハラスメントについて? な訳ないよ…………と思いたい。

 

「えっと………頭がもさもさで、学生服着てた……」

 

 僕だ………やっぱり。

 

「まあ、何て言うか………ウチのP、分けたいんです…私の事………助けたせいで、迷惑かけたし、だから………ロスした分だけ…………借りとか………ちゃんと返したくて」

 

 借りだなんて…………自分がしたいからしただけだよ。迷惑だなんて思ってなんか…………。

 

 

「試験だったのに………あいつ…………助けてくれたんです…………」

 

 

 これは…………凄く嬉しい……かな。自分のやった事が感謝……されてると思うと。

 でも体が勝手に動いたんだけどね。考えるより先に、体が反応したんだよ。

 

 そして、オールマイトの話は続いていく。

 

『先の入試! 見ていたのは敵Pのみにあらず!』

 

『人助けした人間を排斥しちまうヒーロー科など、あってたまるかって話だよ!!! きれい事!? 上等さ!! 命を賭してきれい事、実践するお仕事だ!!』

 

「つまりは?」

 

『つーまり! 救助活動P!! しかも審査制!! 我々雄英が見ていたもう一つの基礎能力!!!』

 

 マジでか…………奇跡起きた。その事を聞いて驚いていると………。

 

『緑谷出久 70P』『ついでに耳朗響香 30P!!』

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

「ムチャクチャだな………雄英って凄っ……」

 

 映像は、オールマイトの映る画面へと移る。そしてオールマイトより告げられる。

 

『合格だってさ! 来いよ、緑谷少年!!』

 

 

『雄英が君のヒーローアカデミアだ!!』

 

 

 

 僕は………多くの助けを受け、僕自信の人生は変わっていく。特に安心院さんには………感謝してる。

 よし、お礼言わなきゃ……………あのイヤホンの子にも…………ありがたいです。

 

 

 

 

 

 




耳朗さんがポイント貰ったのは、まあ…あれですよ。ポイント分けたいって言いに来たからです。
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