・・・
・・・
・・・
うん、することがない。
ひまでひまでしょうがない。
まじで何すればよいんだろう。
俺はまず目標をたてることにした。
・・・とりあえず強くなろう。
”天の声”のやつもいっていたしな。
時間もあるし少年漫画のように修行をしようじゃないか。
まずスキルの確認をしようか、不老不死はもう死んで生き返ったから確認の必要はないし環境に適応するってスキルは今生きているのが発動している証拠だ。
だから最後のひとつである想像したことを現実にするスキルを試すことにした。
さて、何を想像しようか。
俺は別に想像力がすごいというわけでもないが大丈夫なのだろうか
とりあえず俺の好きな少年漫画でも想像してみよう
・・・
・・・
・・・
でない。
「でてこい!」
言葉を使ってみた。
・・・
・・・
・・・
でない。
あれ?全然でないんだけど、
実はそんなチートスキルはもってないっていうオチだったのか?
いやいやそんなばかな!
最後の望みとして目をつぶり、精神を研ぎ澄ませ本気で想像してみた。
1時間ぐらいしてあきらめかけていたそのときだった。
やっと完成した!
初めてだからってこんなに大変だなんて・・・これはこのままだと大事な時にまったく役に立たなくなってしまうな。
これで修行しないわけにはいかなくなったわけだ。
時間はあるっていってもめんどくさいなぁ・・・
・・・
・・・
・・・
ん?まてよ!?
そうだ! いいこと思いついたぞ!
《想像したことを現実にする》スキルってことは何を想像するかってのは幅広いわけだ。
このスキルはとても応用のきくスキルなんだろう。
そこで俺はいいことを思いついたんだ。
多分まだ難しいものは想像してもスキルがうまく発動しないのだろう。
例えば《新しい俺のスキル》を想像するとか、《新しい生命》を想像するとかは”今は”できないんだろう。
だが、例えば《頑張る自分》とかなら今でもなんとかできるかもしれない。
さっそくやってみることにした。
1時間、2時間と時間がどんどん過ぎていく中俺はずっと《修行を頑張る自分》を想像し続けた。
《適応のスキル》のおかげで睡眠なんてとる必要のない俺はどんなに時間がたっても黙々と想像を続けた。
あと付け足しておくと俺は二つの想像を同時に行っているのだ。
二つ目の想像とは《ある程度してから俺が正気に戻る》という想像をしているのだ。
だってもしかしたら一生修行をし続けるようになってしまうかもしれないからな。
そんなのはごめんだ。
~72時間後~
八幡は目をあけた、だが八幡の目は完全に光をうしなっていた。
その後八幡は何も言わずにただただ力を求めて体を鍛えながらも、スキルを使いこなすために何かを想像し続けるという日々が始まるのであった。