扇矢萩子の捜査録~艦これRPGリプレイ~   作:長谷川光

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GM:企画ホール 現在時刻16:25
響@:「……もう喋り始めてる。まぁいいか。どうせ最初はお偉方への定形の挨拶だし」
GM:はは… まーそうなんですが
響@:出雲が壇上に上がった時の観客のリアクションが見られなかったのは極めて残念である※響のせいです
清霜@:まあ、ファンブルはしゃーない
*まさにその通りである。ファンブルは仕方がないのだ。



出雲の演説

GM:後ろの方のドアから入ると、壇上には出雲が一人の軍人として立っていることが分かります。所謂、勲章じゃらじゃら状態

出雲:『…共通敵を満足に打ち破るには国家間の信頼が絶対に必要不可欠なのです。』

出雲:『我が遣支艦隊はこれからも各国海軍との合同演習などを通じて親交を温めるなど、多くの友人を得る為の努力を惜しみません。』

GM:と、全て流ちょうな英語で出雲はしゃべり続けるんですが…

**:「Shut up!You're just Emperor's killing machine!!」

GM:という、とんでもなくタドタドシイ英語がどこからか叫ばれます

響@:「…………むっ」

野分@:声の方向に顔を向ける

清霜@:「むむ…!」

龍鳳@:「!」

イタリア兵:『君、この場を乱すとはどういうことだ!! きたまえ!』

出雲:「……」

龍鳳@:「この声…どこかで」

スリ男:『やめろ、俺は本当のことをいっただけじゃねーかよ! 何がわりぃーんだ!!』

イタリア兵:『貴様、誰に向かってものを云ってるかわかっているのか!』

スリ男:『解ってやがるよ、このパスタ男!殺人マシンに殺人マシンといってなにがわりぃか説明しろよ!あぁ!?』

イタリア兵:『くっそ、こいつイカレテやがる!』

清霜@:よし、CQCで黙らせに行こう(

GM:<<無個性で目標値9をお願いします>> CQC補正込々でどうぞ!

清霜@:はーい

清霜@:2D6+4>=9

ダイス判定 : (2D6+4>=9) → 10[5,5]+4 → 14 → 成功

清霜@:よし

龍鳳@:おー

響@:おっと、清霜がイタリア兵じゃなくてスリ男の方に向かおうとするなら響が止めに入るぞ

野分@:では私も響とともに清霜を止めようか

龍鳳@:「あれ…清霜ちゃんが消えました?」

スリ男:『くそおおお!何がわりいんだよ、この人殺しがああ!』

清霜@:では、その叫んでいる人に向かって、飛び上がって、くるくると回転して超人パワーをチャージしつつ…フライングクロスチョップを二人の間にぶちかます! 要するに地面に激★突です

GM:HAHAHA

響@:きよしーが二人の間にぶちかましたなら、響はスリ男の方を助け起こしに行こうか……

清霜@:「…ふう!」むくり

スリ男:『くっ…なんだよ、何なんだよおおお!!!』

響@:「とりあえず、よくやった清霜……」

清霜@:「ねえ、自分達を守る兵隊さんを殺人鬼だって言うの?」

スリ男:『俺たちを守るだと!? いつ守ったんだと?お前らは力に任せて奪う典型例だろうがくっそお!』

野分@:相手は中国語かな?

龍鳳@:じゃあ、こっちはわからなさそう…。

GM:完全に中国語の上海訛りです

清霜@:じゃあ…きよしーはフィーリングで話してます(

GM:そのフィーリングを少尉が伝えているという体です。毎度ながら

清霜@:「じゃあ、キミから清霜たちは何を奪ったの?バカな清霜に教えてよ」

響@:極大の地雷を容赦なく踏み抜きに行くという

野分@:「…」何も言わず、で居た

龍鳳@:「清霜ちゃんの行動力ってすごい…」

スリ男:『あぁあぁ、教えてやんよ!貴様らが何をしたのかなあぁ!!』

清霜@:「国だのなんだの、そんなのはいいよ。キミ個人から何を奪ったの?」

響@:とりあえず響はスリ男を周りから庇える位置で黙って立ってる!

スリ男:『そんなら、そんならもっと単純だ!土地だよ土地。俺の青々としていた畑だよ。端た金で買い叩きやがって…商売する金もなければ、その場の食いもんを賄う金もねえ』

清霜@:「……そっか」

スリ男:『どこに行っても職はねえ!糊口を凌ぐためには嫌でも盗まなきゃいけねえ。楽しみなんざ薬を舐めるぐらいで、ほかには何にもねえ』

清霜@:「そっか…そうなんだね…」

スリ男:『何にも、なんにもねえんだよ!! お前らが、先祖から代々守ってきた土地を奪いやがって…俺には…俺にはなあああ!』

清霜@:「うんうん、そこで『死んでやる』とかにならない…強いんだね、キミは」

スリ男:『死んだら負けだろぉが!俺は、お前等を絶対に許さねえって決めてんだ!』

野分@:目を開けて清霜を見つめた

清霜@:「清霜は、そんなキミの心の戦艦を…心の46cm砲を尊敬するよ」

少尉@:「き、清霜さん…」

龍鳳@:「言葉がわからなくても通じることはあるかも」

野分@:『負けるのが嫌いなら、勝てばいい…ううん、勝てねばならないでしょう』

清霜@:「君は、ただその強さを向ける方向を、少しだけ間違えたんじゃないかな」

野分@:『あなたの悲しみや恨みは、私達じゃあ謝れないし、謝ったとしても君のそれが消えることはないでしょう』

スリ男:『ちくしょおおおお!ちくしょおおおおおおおおおお!!!!』膝をがっくりと地面につけます

清霜@:ぎゅっと抱きしめ…られるかな?

響@:それは響が立ちはだかる

清霜@:ほむ

GM:おぉおぉ…

*ザ・カオス☆

響@:「御託を抜かす前に返すんだ」

響@:「尊敬だの、強さだのと口にする前に、彼に、彼の故郷を返せ」

清霜@:「どうやって返せばいいの?」

野分@:「…返せない、そもそも返して済むものじゃないでしょう!」

清霜@:「返すにしても、開拓とかして、開発とかして、滅茶苦茶になってるよ?」

清霜@:「そこに人が住んでたら、今度はその人達がこの人と同じになる…」

響@:「黙れ! 奪ったのは私たちだろう!!!」

野分@:「わかってる!だけど、だからこそ…話し合うしか無い」

 

野分@:『でも…あなたは負けるのが嫌いなら、勝ち取る事もできる』

野分@:『あなたが『今』を嘆くなら止めないけど、『今』を勝ち取りたいなら、きっといつか私達は、ようやく話しあうことが出来るだろうから』

 

響@:「……故郷を奪われた人間の怒りを、それは間違っていますと断じるのが“話し合い”とは聞いて呆れる」

野分@:「間違ってないでしょう」

清霜@:「響は何かあるの?返してあげる方法」

野分@:「でもそれが間違ってないとしても嘆き、暴れるだけの相手に私達ができることなんて、一つもない」

響@:「あるとも。私は、最もしかるべき方法を一つ知っている。鉄風雷火を以て、侵略者をかつての故郷から駆逐することだ。ありもしない相互妥結の結論なんてものを模索しようとしているなら、自体はそこまで突き進むぞ」

清霜@:「……でも、それって奪って奪われての繰り返しになるよ?」

響@:「これから、奪って奪われての繰り返しになるんじゃない……もう、とっくの昔に始まっているんだよ。彼らの中の“戦争”は」

龍鳳@:「……」黙って聞いている

野分@:「だから、話し合うしか無い。戦争に勝てる様にするためにも、戦争を止めるためにも」

清霜@:「……ふと思ったけど、深海棲艦どうするの?」ぼそっと

*超正論、どうしようかとこのときGMは痛切に思った(GMの答えは第三回セッションへ)

野分@:『あなた、負け戦は好きですか?』男に聞く

スリ男:『あぁ?好きなやつがどこにいると!?』

野分@:『ならば勝てる戦を出来るように頑張って欲しい、私はあなたの勝利に祈ります。もう…嘆くだけの負け戦、体験するのは一回だけでいいから」

スリ男:『…たりめえだ!俺が一生かかってお前らをぶち倒せなくとも、俺の、俺たちの子孫がお前たちをぶちかましてやる!』

野分@:『そう…ですか』寂しい笑顔をして、野分は現場を離れる。

スリ男:『お前らが、お前らの子孫が俺たちの子孫にへいこらするようになるまで、俺の心は晴れねえんだよおお!』

出雲:「響・野分・清霜、貴様らには追って沙汰を言い渡すが…」

清霜@:「あ」忘れてた、って顔

出雲:『私が…私の仲間たちが殺戮機械だと?私たちは力と責任、そして誇りを持った一人の女だ。あんたと同じ血を通わせた人間だ。』

 

――だから云ってやる。貴様の根性は認めてやる、だが道徳性のない行為は断じて認められない。新時代は、旧時代の法に従って切り開かれねばならない。そのための一つの方法として、国家間の戦争は考えられる。本公演の最初にも申し上げたが、我々人類は先の大戦で現代戦の凄惨さを知った。私も、その凄惨さを知る人間の一人だ。故に、私は戦争を避けるべく努めている。

我が艦隊、延いて我が大日本帝国は特殊国家だけとの交流を望むものではない。全ての国家勢力との対等で平和な交流を望んでいる。私は、そのために必要な信頼を得るために身を粉にして働く所存だ。

だが、あくまでもそれは…守るべきものを守るための手段としてだ。私の背後にいる数千万の同胞を脅かすものには、屹然とした態度をとるだろう。

 

出雲:『本来の講演とは違ったテーマになったこと。部下の醜態をお目に掛けたことを最後に謝罪して終わる、以上。』

響@:響は帽子の唾を目深に引き下げて立ち尽くしていよう……

 

GM:この状況で、出雲の発言はこれでよかったのだろうか…

清霜@:それは誰にも分かりませぬ…

 

飛鳥:「お姉さま!なんてことを仰ったんですか!?」

出雲:「……」

飛鳥:「これじゃぁ…こんなんじゃ関東軍との折半は何のためにしてきたんですか!お姉さまの、お姉さまの…努力は!!」

出雲:「…飛鳥、今すぐに準備を整えて参謀本部の石原の元へ行け」

飛鳥:「なっ!?」

出雲:「…頼む、お前なら…解ってくれるだろ?」

飛鳥:「……はい、お姉さま…」

GM:騒然とした雰囲気の中、出雲の講演は幕を閉じるのであった。仁義なき世界に、希望をともすのはなんであるのか。陸軍か、海軍か?政治家か?

フランスか?英国か?日本か?コミンテルンか?米国か?

一人一人さえ、感情は異なるというのに だれが、それを決められるのか。

数多の感情交錯する摩都の一日は、こうして終わる

 

**************

GM:ってなわけで、ヒャッハーやっちまったぜ!

清霜@:やっちまったぜ(頭抱え

GM:延長戦に突入… むぐぐ、申し訳ありません

響@:今回は自分も引き伸ばし要員だったので何とも……いやはや

清霜@:ま、まあ色々と盛り上がってきたので良しとしましょう

GM:すまぬすまぬ…

野分@:私もだ

響@:だが楽しかった……今日のところは、ひとまずお疲れ様でしたー!

GM:あっと、その前に明日のシーンをお願いします!

清霜@:はーい

GM:これ次第で、私の明日のセッション練練りが変わるんで!

響@:最後キヨシーか

清霜@:さて、どうしようか

清霜@:本部に行った方がいいかな?

GM:因みに、このタイミングで起こってほしいイベントは4番のブロマイド屋 うん

清霜@:ww

GM:3番が起こったほうが、龍鳳ちゃん的には楽だけど…うん。4番がいいな

清霜@:場所は官業企画街、イメージ的には企画ホールでの出来事の後って感じか

清霜@:SEV

ダイス判定 :上海ランダムイベント表(3[3]) → U.Sバーガー

響@:バーガー!

清霜@:ばーがーくおうぜ

GM:あーあー、やっちった

清霜@:えっ

GM:いや、何でもないんです はい

清霜@:えっ えっ

GM:萩ちゃんの評価が二分される仕掛けなんで (ふふ

清霜@:大丈夫。皆が「これも清霜って奴の仕業なんだ」って言えば大丈夫

********

野分@:石原…石原莞爾ですかー!

響@:次回、冷静になった響が自身のあまりの失言っぷりに真っ青になって塞ぎこむ様子が見られると思うと二度美味しい

清霜@:PLがドSだw

GM:次回のセッションの伏線をはっちった>石原参謀部長

清霜@:なんと

GM:いや、予定していたんですけれど…

響@:そもそも任務続行できるのかな……響は艦娘籍剥奪で特別高等警察行きでもおかしくないんじゃ……

清霜@:どうだろうね・・・

GM:そこは… うん

響@:次回、響が清霜にごめんと謝り倒すところからスタートと予告させてもらおう!

清霜@:www

少尉@:というか、小官がもはや影も形も(しくしく

清霜@:あはは…

*********

 




響@:響が言ったことの要旨って「日本がやってるのは侵略戦争」「今すぐ中国に満州を返せ」だからハル長官もビックリな問題発言だぜフィッヒヒーこれは軍法会議ですな
GM:いや、一応リットン調査団も似たことは云っています>侵略戦争
ただし、リットン卿は満州での日本の特殊権益を認めましたからね…
そもそも、この問題は1920年代の国会で審議され続けて、満州事変まで答えの出せなかった問題ですからたった数日で結論が出ないのも当然かと。
GM:>満蒙問題 って呼ばれるそうです
清霜@:へー
響@:うむ……その国際社会でも当時の国会でも扱いが揺れるモノを、響は完全に中国側に偏った発言をしたという事実……やっちまったなぁ響ちゃんグヘヘヘヘ
GM:しかも、この当時の実際にあった調査によるとアメリカ人の70%が中国に同情するとのデータががが
響@:おとなしく列強と一緒に中国を食い物にしていればよかったものをのう……愚かな娘よ……
GM:響ちゃん、まじでやらかしたなー
清霜@:ほうほう…

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