扇矢萩子の捜査録~艦これRPGリプレイ~ 作:長谷川光
于武陵
君に
花
人生 別離に
~エピローグ~
GM:さて、皆さんがステージから戻ってくると、ここしばらく沈鬱気味な状態の少尉が迎えます。
少尉@:「皆さん、お疲れ様でした。とても素晴らしいものだと思いますよ」
野分@:「顔と言葉が矛盾していますけど…」(ぽそり
龍鳳@:「少尉、お出迎えありがとうございます!」手を握り
少尉@:「龍鳳さん…えぇ、どういたしまして」
龍鳳@:「少尉から頂いたイヤリングのおかげで勇気が湧いたんです^^」
少尉@:「…そう、ですか。それは、嬉しいです。」
GM:龍鳳ちゃんの言葉のおかげで苦笑めいた笑みを浮かべた山部だが、まじめな顔に戻る。
少尉@:「皆さん、警備司令がとある場所にてお待ちしております。どうぞ、小官についてきてください。」
清霜@:「………?」
響@:「……ふむ」
龍鳳@:「はい…」
野分@:「どうしたのですか?」
少尉@:「それはお楽しみというやつですよ。」(ようやくにやりと笑う)
GM:さて、少尉が車で皆さんを送り届けた先はかなり立派な旅館、というよりホテル!
龍鳳@:「立派な旅館ですね…」
吉野お姉さん:「いらっしゃいませ、こちらヤマトホテル『東路』に御座います♪」
龍鳳@:「あっこの間の?龍鳳です。こんにちはー」
吉野お姉さん:「龍鳳さま。お待ちしておりました~どうぞ、お寛ぎ下さいませ」
龍鳳@:ラリアットで強盗を気絶させたのは懐かしい思い出
響@:「…………」興味深げに館内をきょろきょろ
吉野お姉さん:「ささっ皆様…細やかにではありますが、ご祝宴の用意をさせて頂いております~ いらしてくださいませ」
野分@:「そんな大げさな…いいんですか」
清霜@:きょろきょろぱたぱた
龍鳳@:てくてく
響@:とことこ
吉野お姉さん:「五名様をおとーししますがよろしいでしょうかー?」
出雲:「……入れ」
吉野お姉さん:「お先客さまのご了承も得られましたことですし、どうぞお入りください」
響@:「!」びくっ
野分@:「出雲さん!」
清霜@:「あ、やっほー!」
GM:では、部屋の中に入りますと割とそうそうたる面々が集まっています
長谷川長官:「大手柄だったな、お前ら」
扇矢少佐:「優勝、おめでとう。上海沈黙師団の四人さん?」
龍鳳@:(うう…なんだか緊張します…)少尉の陰に隠れ
少尉@:「へぇっ!?」
響@:むにゅっ
野分@:「出雲さんや扇矢さん、そして皆さんのおかげなんです。」
出雲:「………ふっ、そうか」
清霜@:「うんうん、本当だよー」
八意時宗:「上海に来たかいがあったよ。いや、年いってからも新発見とはあるものだな」
少尉@:(びくっ)
出雲:「ごほん…皆の活躍を、心から感謝する。各自、飲み物を手に取れ」
響@:「…………」おずおずとグラスを手に取り
龍鳳@:「……」おずおずとオレンジジュースのグラスを手に取り
清霜@:(そっと手に取って
野分@:ゆっくり手に取った
出雲:「この祝杯を、我が戦友たちに贈る。乾杯」
龍鳳@:「乾杯」
響@:「………かんぱいっ」
野分@:「乾杯!」
清霜@:「かんぱーい!」
扇矢少佐:「…ふふ」 (小さくガラスを上げる
吉野お姉さん:「ささ、お好きなだけ飲み食いしてください。吉野も頑張って料理の腕を振るいますので~」
龍鳳@:「あっ吉野お姉さま、私も手伝いたいです」
吉野お姉さん:「え?いえいえ、お客様を働かせるなんて、そんな滅相もありません!」
響@:「…………」ちびちび
清霜@:はむはむはふはふっはふっがぶがぶっ
龍鳳@:「いえいえ、是非お姉様のお手伝いがしたいんです!」皿とか用意しつつ
吉野お姉さん:「龍鳳様は吉野の恩人なのですから、ごゆっくりくださいませ…あぁ、りゅうほーさまぁー」
響@:貫禄の「世話焼き(面倒見)○」である
野分@:「…」ガラスを手にしたまま、考え事に耽けた
龍鳳@:「吉野お姉様、揚げ物は大皿の方がいいですよね^^」テキパキと<面倒見><食べ物>で働く
吉野お姉さん:「あぁ…はいぃぃ。それでよろしゅうございますうぅ…」
龍鳳@:「お姉様、もう3品も完成ですか?さすがです!」尊敬のまなざし
扇矢少佐:「くっくっく…」 (吉野の姿を見て笑っている
龍鳳@:「清霜ちゃん、おかわり持ってきましたよー」大盛りの唐揚げっ
響@:響は頭の中がごちゃごちゃして言葉が出せそうにないな……
清霜@:「まぐまぐ、ありがとー!もぐもぐもぐもぐ」
龍鳳@:「響ちゃんと野分ちゃんは食べない?」
響@:「食べる。ありがとう……」もぐもぐ……
野分@:「あっ、そう…ですね、すみません、ぼうっとしました」
龍鳳@:「うんうん、遠慮しないでね。」
吉野お姉さん:「えっとぉ…コンソメスープはまだあるけど…卵料理がもうすぐきれちゃう…からぁ」
八意時宗:「******」>出雲
出雲:「**********」>八意
野分@:「私も清霜や響に負けないよ!」もぐもぐはむはむ
龍鳳@:「はーい、買い出しいってきますー」
吉野お姉さん:「あぁ!りゅーほーさまぁああ」 (半泣き
龍鳳@:「お姉様?」よしよし(吉野お姉さん可愛いw
響@:おっとり&しっかりかと思ったらおっとり&かわいい系だった
吉野お姉さん:「吉野の、仕事を取らないでくださいませ!」
龍鳳@:「ご、ごめんなさい」シュン 素直に謝る
吉野お姉さん:「え!?いえ、あの…その、龍鳳様には…」(あたふた
長谷川長官:「******」>出雲
出雲:「……あぁ、行くさ」
龍鳳@:「少しでもお役に立ちたかったので」ちらっ
吉野お姉さん:「えっと、その…吉野にも、ホテルクラークとしての意地と申しますか…その、えっと、あの…」
扇矢少佐:「……」(感心した風に龍鳳との様子を遠くから観察していっる
龍鳳@:「お姉様、お一人で調理と給仕を両方やるのは難しいですよ?」
吉野お姉さん:「で、ですが…龍鳳様の手を煩わせるなど…」
出雲:「…響」
響@:「……ん」
龍鳳@:「ここは素直に甘えてくださいまし♪少尉もそう思いますよね?」
少尉@:「へっ!?しょ…小官でありますか?」
清霜@:まぐまぐまぐまぐ
出雲:「……少し、歯を食いしばれ」
響@:「…………」ぎゅっと目を瞑る
野分@:「ごぐん!…」二人をじっと見る
龍鳳@:「ほら、お姉様。清霜ちゃんの前の料理が無くなりかけてますよ!?」あれだけあった唐揚げの山が見る影もなく…
吉野お姉さん:「あぁああ!今すぐ準備しますから!!」
出雲:「……この、馬鹿者!」 (ウメボシを食らわせます。しかも、最初からとんでもなく力を込めてる
響@:「……んっ?!」
龍鳳@:「すぐ運びますから!」艦載機で会場内を索敵しつつ的確に給仕を行なう
野分@:野分は口の周りは食べかすとソースまみれながら、ぼうっと出雲の暴拳を始終見た
響@:ちょっと龍鳳さんと吉野の掛け合い可愛すぎ
龍鳳@:同じ場所とは思えないほど空気が違うのです
吉野お姉さん:「えっとぉ、からあげ揚げて。点心蒸して…ああぁ、スープが切れかけぇ!?」
響@:「痛゛ッだだだ……! げ、拳骨じゃないのか! あっががが」
清霜@:そんなことはつゆ知らず、とにかく食いまくり
出雲:「この場で、貴様を殴り飛ばしたいのはやまやまだがな…手加減が出来そうにないのでな」
響@:「ご、ご親切痛み入るぅっぐぐぐぐぐ……」
出雲:「ふうぅ…」 力を緩める
響@:「…………」プシュー…… 口から白い幽霊的な何かが出たり引っ込んだりしてるアノ状態
野分@:「既に手加減がまるでないとみえたんけど…あはは」
龍鳳@:「お姉様、こちらお肉を切ったものです。点心も種類ごとに並べておきました。こちらのスープの具材も先ほどのものを見て均等に切っておきました^^」
吉野お姉さん:「あ、ありがとうございます、龍鳳様。」
龍鳳@:清霜ちゃんの食欲が半端ないw
清霜@:おなかすいてたんだよ!
龍鳳@:「いえいえ、うちの艦隊もはいつも腹ペコの駆逐艦の子達ばかりですから、慣れてしまいました(笑)」
清霜@:「ぷへー、おいしかったー!」
龍鳳@:「でも、お姉様の料理の手際の良さは見事です…。私も見習いたいものです。」〆のおにぎりなどを作りつつ
吉野お姉さん:「いえ…これも大きなホテルで働いてますと、ついてしまうのです。やっぱり、料理を作るとき一番時間がかかるのは準備じゃないですか。ですので、こうして吉野に取ってやりやすいように、予め幾つか仕込みをしているのです」
龍鳳@:「確かにそうですね。清霜ちゃん、もうお腹いっぱい?」デザートのアイスを運ぶ
清霜@:「でざーと!たべるたべる!」
龍鳳@:「では、一緒に食べましょう^^」
出雲:2d6+7+1+1 「おい…おきろ、響」
ダイス判定 : (2D6+7+1+1) → 8[2,6]+7+1+1 → 17
響@:いかん避けようと思ったが出目11でも当たる
GM:いやいや、治療判定ですから。応急手当7 と医学1薬学1 という廃スペックさんですので
響@:こいつ衛生兵もこなすのか……
吉野お姉さん:「やっぱり、アイスはバニラだと…吉野は思うのです。」
龍鳳@:「お姉様のバニラアイス美味しいです」もぐもぐ
吉野お姉さん:「本当ですか!ありがとうございます、龍鳳様」
清霜@:「もぐもぐ、あまーい」
響@:「わっ……あ、大丈夫、だ。起きてるよ」すぅっと目を開けて
吉野お姉さん:「清霜ちゃんは、もう大丈夫ですか?ラムネとかご入用ならば申し付けくださいませ」
清霜@:「ふへー、今は大丈夫ー」
吉野お姉さん:「そうですか。では、吉野は少し下がらせて頂きますね」
*****
扇矢少佐:「……」 (ワインを一人で飲んでいる
吉野お姉さん:「萩ちゃんはいいの、食べなくても?」
扇矢少佐:「…吉野、私が小食なのは知っているでしょ」
吉野お姉さん:「…ん、だけどワインのつツマになるものが足りてないんでしょ?ごめんね、すぐ用意するから。」
早足でキッチンへと向かっていく吉野の背中を眺めながら、少佐はぽつりと漏らす。
扇矢少佐:「……いつまで、こうしていられるのかしら……ね、お姉ちゃん?」(囁くように)
*****
響@:「……これからのことを、少し考えていたんだ」
出雲:「…響。よく聞け」
響@:「うん」
出雲:「私は云った。『貴様の首が飛んでだれが喜ぶか』と」
響@:「あぁ……たしか、今回の任務の説明を受けていたときだ」
出雲:「…私の傲慢だった。許せ」
響@:「それは出雲が謝ることじゃない……長官の前では大層なことを行ってしまったけれど……。あのとき、私を駆り立てた怒りは、私個人のものだ……」
(まぁ長官そこにいるんですけどね
*気にせずにGO!(笑)
野分@:「……」
響@:「本当は、出雲も、清霜も、中国も日本も関係なくて……喚き散らすあの人を見たとき……二度と、愛する故郷の土を踏めない痛みは、一体どれほどだろうと、ふと思って。それで、それで…………」
*響、改二になると旧ソ連の駆逐艦としての艦名、ベールヌイに変更されることで有名(意味深
野分@:「……!」そんな響の言葉を聞いて、野分は響に近付いて抱きしめた
出雲:「別に何物でもいい。…貴様に『遣支艦隊でやっていることをしろ』と命じたのも私なのだから。」(二人を眺めながら
響@:「……うぎゅ」
野分@:「…ごめん、私はもう…何も言ってあげられないから…だから、これしか…できない、です。」
響@:抱き着いてくる野分を、甘えるように抱き返しつつ…
出雲:「貴様等は好き勝手してくれる。海鴎を連れ帰ってきたのもそうだろうが…なあ、野分?」
野分@:「そう…ですね」
響@:「いいんだ、野分。それでいい……野分の優しさは、きっと、多くの人を救うから……」
清霜@:「zzzz…」
GM:きよしーがねっちゃたあああ!
清霜@:きよしーに難しい話をしないであげて!w
バカほど食べ、そのまま眠りに落ちた清霜に自らの外套を毛布の代わりにかけてやる為に出雲は野分達から離れた。「お前にも…苦労を掛けたな、済まない。」
眠っている彼女に一声かけながら、その灰色の髪を梳く。
野分@:「あの時、私が、私が響を止めれば、或いはもっと気の利いたことをすればいいのに…」
響@:「不器用でもいい。全て理解しなくてもいい。相手に差し出す手が、たとえ相手の返り血で汚れていようとも…それで、いいんだ。野分、優しくしてくれて、ありがとう」
野分@:「なのに!…私はあの場のことしか考えてられなくて…もう、悔しい、ですよ…!」
感情をぶつけ合う二人の少女たち、その想いに出雲は唯黙って耳を傾けていた。
すこしばかりの後、響は出雲の方を振り返り、呼びかけた。
響@:「……出雲」
出雲:「…何だ?」
響@:「出雲も、改めてありがとう。出雲が、私のちっぽけな怒りも、その大きな旗の下に庇ってくれて……それで、『守れなくてすまない』と、『許せ』と私に言ってくれるのであれば…私は、出雲を許すよ。はは、酷いな。『許す』だなんて……。呪いの言葉だ。ふふふっ」
出雲:「この馬鹿者が…」
野分@:「本当に…響の、馬鹿」
響@:「えへへ……。ごめんよ」そう言って、響はにっこりと笑った
清霜@:「むにゃむにゃ…」
出雲:「…ここに、明日より私の元を巣立つものがいる。巣立つ、といいながらもその実は私が切り捨てたも同然ではあるが…な」
小さくシニカルに笑いながら、出雲は間を取り周囲を見回した。
「ただ一言、言葉を贈る」
彼女は決然とした思いを込めて、こう続ける。
『君死に給ふ、事なかれ』
響@:「……お言葉、謹んで頂戴する……」
響は静かに目を閉じてゆっくり頷くと、そのまま野分にずいー……と体重を預け安らかな小さな寝息を立て始めましたとさ
GM:というわけで、お疲れ様でした!
響@:お疲れ様でしたー!
野分@:お疲れ様でした!
清霜@:お疲れ様でしたー!
~あるPLたちの呟き。~
A:わりと考えてた、もしあの時野分は響を殴ってても止めを入ったらどうなるのかとか
B:難しいな……戦後の国際社会の価値観から話をするなら、日支事変は侵略戦争だから、あの場で一番正しいのは実はあのスリの男
A:TRPGの醍醐味は選択の意味と誰かが言ってた
B:TRPGにおけるPLの選択の観点から話をするなら、野分が響を殴るタイミングは、響が「黙れ!」と叫んだ後になるから、大筋の展開は変わらない
A:つまり早めに腹パンして気絶させたらいいか!
GM:出雲は日露戦争の“武勲艦” なのに、日露戦争に反対の意を込めた詩の一節を贈るという…
A:歴史ままならないよな