扇矢萩子の捜査録~艦これRPGリプレイ~ 作:長谷川光
19CH年 1月27日 大連、特命捜査班 臨時拠点
前回、特命捜査班の指揮下に加わった艦娘の殆どが、各々の部隊に戻った。しかし、満潮は特命捜査班の元に残るように命じられた
満潮に対しても秘匿されているのだが、特命捜査班が力を入れている『何か』を成し遂げるために、口の最も堅そうな艦娘を選んだように感じている
臨時拠点には、しばしば見かけた山部少尉、扇矢少佐の二人。
彼らの上に立つのは以前遣支艦隊に来ていた海軍中佐、半沢直樹であった。
忙しそうにしている三人から、満潮は一通の封印を押された手紙をあずかることになる。
半沢中佐:「満潮君、君には今からハルビンまで行き、これを届けてほしい」
満潮@:「ハルビン…響に届けばいい?」
半沢中佐:「いや、響ではない。…が、もし可能ならば口添えしてもらいたい。 届ける相手は北洋水師の提督、尹祚乾だ。とは言え、実質的には現在の旗艦艦娘、順天相手に送ってほしいのだがね」
満潮@:「そうね、実際あのお嬢が仕切るようなもの…響が手伝ってくれれば旗艦の順天だけに届けるでしょうけど、いい?」
半沢中佐:「あぁ。頼む」
満潮@:手紙を掌に乗せる だいたいの重さはどのくらい?
GM:そうですね… ちょいと判定してみてクダサイ
満潮@:はいな
GM:<無個性 目標値6>
満潮@:2d6>=6
ダイス判定: (2D6>=6) → 6[3,3] → 6 → 成功
GM:ではでは、満潮は分かります。 固い表紙が着いているのだろう『書類』ですね。ただし、書類は正式な書類にしては薄いように感じますよ
満潮@:「…だいたいこんなもんよね、で、何時発の列車なの?」時間を確認する
半沢中佐:「11時台の汽車に乗ってくれ。向こうには16時過ぎにはつくだろう」
満潮@:今は何時?
GM:何時でもいいのですが… そうですね。9:30ぐらいにしましょうか
満潮@:「わかった、じゃあ時間も時間だから、他にないなら出るわ。」
半沢中佐:「こちらからはこれ以上はない。吉報を待つが、断られたら断られたで速やかに連絡を願う」
満潮@:「そうするわ」ハルビンへ行こう!
GM:ではでは…ガタゴトと列車に揺られてハルビン駅に付き、そして前にも来た水師営へと向かいます
満潮@:まず響を探すわ
GM:わお、響を一番に探しますか… では
水師兵A:『…こちらの部屋に居ると思います』(と、会議室に連れて来られる
満潮@:会議室?
GM:会議室
満潮@:『今会議中なの?響以外誰がいるかしら』(聞いてみた
水師兵A:『それがお嬢さ…ごほん、順天さんや養民さんもいるかと』
満潮@:『呼び出ししてもらえるかしら?』
水師兵A:『はっ… 少々お待ちください …失礼します、響さん。お客人が来られております。満潮さんだそうです』
響@:この場にいるのは順天、海威、養民、響……かな? 提督もいる?
GM:提督たちは呼ばれてなさそう。 というのも、順天と海威の間で筆舌に尽くしがたい重たい空気が流れているからです はい
響@:そうだよなぁ……二人の間に養民ひとりを残して出て行くわけには……
響@:『満潮が私に……? すまない、急ぎの用でなければ待ってもらってくれ。私の部屋に通してくれていい』
海威:『いえ… それよりも、いったんお話はここまでにしませんか?正直、今日明日で片の付く話でもありませんし…ね、順天?』
順天:『……えぇ、そうですね』 (ピリッとした声
響@:『むむ……2人がそう言うなら』
海威:『では…私はお先に部屋に戻りますね』 (会議室から出る
響@:「……うーん」海威を見送った後、ちょっと唸ったり
順天:『………』
海威:(満潮に会釈して自室に戻っていく
満潮@:軽く会釈する
響@:満潮が扉の外にいるなら、順天がいる内に招き入れよう
水師兵A:(様子を見て、場を離れる
響@:『ちょうど一区切りついたよ。満潮、私に用って?』扉を開けつつ
満潮@:「トクサからの文書よ、どうするか君次第。」響の耳にささやく
響@:文書自体の宛名は尹提督になってる……のよね?
GM:なってますよ
響@:「ん……。扇矢少佐からの追加情報かな。ありがとう」
響@:『といっても、宛名は提督名になってる。……順天』と封筒を差し出しつつ
満潮@:「手取り早く本人に届けるのよ」
響@:『そうは言うが、形式も大事だ。機密文書の封切りは責任者がやる』
順天:『…なんですか』 (受け取る
順天:『……送り主は特命捜査班次長、中佐:半沢。…扇矢少佐の上官?(ぶつぶつ)……とにかく宛先は提督なのですから、お渡ししてきます。』(席を立つ
響@:『任せた。……順天、ちょっと後で時間があったら、少し話を』(特に引き止めたりはしない
満潮@:『待て』
順天:『……何でしょうか』 (満潮の方を無感情に見る
満潮@:『一応言っておく、宛先は尹提督なのだけど、内容はおそらく君に大きく関わることかもしれないわ。少なくとも差出人は、先に君に読んで欲しいと思う。』
順天:『……それは、送り主の考えですか。それとも、貴女のですか』
満潮@:『私はなんともいえない、君がその手紙をどうしようが、君に届いた時点で私の任務はもう終わったのだからね。でも、差出人の思惑、一応伝わらなければね』
順天:『……そうですか、ならば見てみましょう』
順天が取り出したのは、満潮が感じたとおり背表紙のついた枚数の少ない書類
順天:『……』(読んでいるうちに眉が動く
響@:『トクサから順天に……?』と小さく呟く
順天:『……ふふっ ふふふ…』
養民:『お、お姉ちゃん? どうしたの?』
響@:『……嫌な予感がする』
満潮@:「トクサからの書類だよ?良い予感があるわけ無いでしょう」
順天:『満潮さんの云う通り、私が読むことになったでしょう。そして、私が判断を下すことになったでしょう。満潮さん、送り主に伝えてください。 是非とも、協力させてください…とね』
響@:「…………」ちょっとビックリした顔
満潮@:『内容は敢えて聞かないけど良い返事ね』
順天:『余計なお節介ではありますが…まぁ、好都合です。』
響@:『強情っ張りの順天に二つ返事で協力を取り付けるとは……流石だな』
順天:『この状況でもなければ突っ返してますが…偶然にしては出来過ぎている感がして癪ですがね』(と云いながらも少し声が弾んでいる
響@:見てもいい? って感じで書類を貸してジェスチャーをしてみる
順天:(少し眉を顰める
響@:嫌そうなら素直に諦めよう
養民:あわわ… と、姉と教官を見比べる
響@:『まぁ、美味い話を持ってきてくれたようでよかった。内容は気になるけど……おいおい嫌でも知ることになるだろうしな』
順天:『そうですね、直ぐに教官も知るところとなるでしょうね。では、私は提督に報告と手続きを行いますので。 満潮さんはご自由に』
響@:『なら、私がお茶でも出そう。せっかく来たんだ、少し腰を下ろしていってくれ』
養民:『あっ… お茶なら私がだします』
満潮@:この時代電話あるよね
GM:ありますよ
満潮@:「そうね…その前に電話を貸してもらえたら嬉しいけど」
響@:『では養民の言葉に甘えよう。お茶は任せた。満潮、電話はこっちだ』
満潮@:「助かるわ」 では電話、えっと、トクサは大和ホテルが拠点なんすか?
GM:あーそうですね。今回使っているのは大連近郊の貸し家屋を使ってますよ
*流石に高級ホテルを拠点にできないが、あの女性たちならやりかねない。
満潮@:じゃあそこに掛けてみる
GM:では何度かコールの後に
扇矢少佐:「そちらは誰かしら」
満潮@:「私よ私」
扇矢少佐:「新手の詐欺かしら」(苦笑
響@:響は相手の声が聞こえない程度に近くで待ってる
満潮@:「詐欺でもたまに真実を言うのよ、君が望んだ事、頷きを得たわ。」
扇矢少佐:「あらあら…そう、朗報ね。私たちからの提案なんて、聞き受けないと思っていのだけれど…何かあったのかしら?」
満潮@:「わがままぶる余裕もないだろう、ここのお嬢は で、詐欺の主犯はこちらになにか伝えることあるの?」
扇矢少佐:「ふふふ…詐欺の主犯だなんて結構なご挨拶だこと。伝えることは…そうね。今日はそっちで過ごして明日の朝一にこっちに戻って来なさい」
響@:満潮が電話口で詐欺詐欺言うってことは相手は扇矢少佐だな……と思いつつ黙っている
扇矢少佐:「私はそっちに向かうけれど、満潮は中佐の護衛につきなさい。」
満潮@:「わかった。で、最後にもう一つ」
扇矢少佐:「何かしら」
満潮@:「響に伝える事ないの?」
響@:(ぴくっ)
扇矢少佐:「そうね…“Zは不明”って伝えておいて頂戴。どうせ、明日には逢うだろうけれど…一番気にしていることだろうから」
満潮@:「そう…伝えておく。それからあの書類、最後まで私おろか響まで見せてもらえないわよ。」
扇矢少佐:「…あら、そっちの話」
満潮@:「他に無いなら切りわ、じゃあ」
扇矢少佐:「今私たちが企んでいることに、水師を巻き込んだ形かしらね。じゃっ」
満潮@:「…私は構わないけど、相変わらず最悪ね」(切る
満潮@:「響、扇矢少佐からの伝言だわ…『Zは不明』って」そして響に向けて伝える
響@:「了解。まぁ、そんな首尾よく全ては明らかにならないか。私たちは養民のところへ戻ろう。……本当に一服つかなきゃならないのは、順天なんだがな」
満潮@:「そうね…これからまた忙しくなるわ。」
響@:ティータイムだ!
養民:「せんせ みちしおさん。おちゃ、できてますよ」
満潮@:メイドみたいで可愛いな
響@:うむ
響@:「……いつもありがとう。いただこうか」
養民:「はい!」
満潮@:「ありがとう、いただくわ」
養民:『…あっ、お姉ちゃんたちにも淹れてあげた方がよかったかなぁ…』(中国語
響@:『そうだね……。そうしてあげてほしい。きっと、私にはできないことだ』
養民:『うん… お茶煎れて、様子見たらすぐに戻ってくる』
満潮@:「…前から思ったんだけど、なつかれるよね」
養民:「…? なつかれる…なつく、えと…どんないみ?」
響@:「…………」ズズズ 無言で目を逸らす
満潮@:「…響と、仲がいいみたいってことよ。」
養民:「なかがいい…うん。せんせ、やさしいからすき」
響@:「……オーリャは素直すぎるな」(と言いつつ決して嫌そうではない
満潮@:「私は人のこと言えないけど、あなたはもっと素直になったら?」
響@:「自覚はしてるよ。善処はする……するから」
養民:「すなお…になると、どうなるの?」
満潮@:「…自分と、他人と、真正面に向き合えるのよ ………忘れて、養民さんはこのままでいいっでことよ」
養民:「…?」
満潮@:「きっとそれで救われる人もいるから」
養民:「…えと、おねえちゃんがきになるからちょっとだけせきをはず……はず?はずさせていただきます」(ぺこりぃ
響@:「いってらっしゃい。急がなくても大丈夫だよ」
養民:(とたたた… と、順天の部屋に向かう
響@:「……満潮」
満潮@:お茶をすする
響@:「くれぐれも、足柄や出雲に余計なことを言わないでくれよ」(もう手遅れになってるけど
満潮@:「何のことか分からないけど言わないし、多分私が言うまでもないわ」
響@:「……そうだな。満潮は口が堅いし無用な心配……か。ちなみに、満潮はこの後すぐここを発つのか? それともハルビンに幾日か滞在するよう言われてる?」
満潮@:「明日発よ」
響@:「一晩か。なら前と同じように、兵舎の一室が使えるよう手配しておく。順天がやってるかもしれないけど」
満潮@:「…そういえば、響は清霜と同じく遣支艦隊の人だったよね」
響@:「……うん、清霜とは上海で一緒だった」
満潮@:「最近同じ上海遣支艦隊の子と編隊されたわ、確か…野分って子」
響@:「野分か。懐かしい名前だ。野分もトクサ絡みで一緒に仕事をしたことがある。……元気でやっているか?」
満潮@:「そうね、鬱陶しいくらいのお人好しかな?」
響@:「そうか。……安心した。変わってないみたいだな」(心底ほっとしたような感じで言う
満潮@:「人は簡単に変わらないと思うよ…あなた、本当に養民の言うとおり、あまあまでやさしいわ」
響@:「……野分には色々と迷惑をかけたからな。傷になっていないか心配だった」
満潮@:「たぶん、そんなことないわ、何かあったっか知らないけど、彼女は『またいつかお会いして、沢山お喋りをしたい』って言ってたわ。」
響@:「……そうか。それは……私も同じ気持ちだ」
満潮@:「皆、あなたの優し所、ちゃんと分かってたと思うわ。」
響@:「私の優しさなんて中途半端なものなんだよ。弱さと切り離せない、しかも無責任の裏返しで、肝心なときに役に立ちやしない……けど、野分なら多分、それでも私のことを……って、喋りすぎたな」
満潮@:「…そうね、明日も早いから、私もそろそろ借りた部屋に戻らせてもらうわ」
響@:「あぁ。前回と同じところを使ってくれ。……上海に寄る機会が会ったら、野分にもよろしく」
養民:(…教官がお話しているから、入っちだめだけど…でも)悪いことをしていると自覚しながら、恐る恐る中の様子を伺っている
響@:部屋を出る満潮を見送りに、扉を開けようとして鉢合わせになる……かな?
満潮@:深刻な顔をしているか
養民:「きゃっ」
響@:「っと……!」慌てて支える
養民:「せ、せんせぇ…」
満潮@:「ごめんね、せんせいを返すわ」
響@:「遠慮して待っててくれたのか。悪いことをした」
養民:「えと!だいじょうぶです、まってない、です!」
響@:「ならよかった。順天たちはどうだった?」
養民:「おねえちゃんはていとくさんとおはなししてた。海威さんは…なにか、かいてた」
響@:「ふむ……。私も後で、順天に海威のことで話がある。お姉さんを少し借りるよ」
養民:「えと、はい」
響@:「満潮。部屋に行く前に少し渡すものがある。済北島での一件の資料をトクサに届けたい」
満潮@:「わかった」
響@:「ん。じゃ一旦、私の部屋へ。……すぐ戻ってくるから」
満潮@:頷いて響に付いて行く
響@:と、オーリャにひと声かけてから、満潮を連れていく……