この度小説を初投稿させていただきます。
拙い文ですがお楽しみいただけたら幸いです。
第1話:深淵歩きの転生
(私は…)
私はアルトリウス、四騎士の一人だ。
私は、ウーラシールが深淵に飲まれていると聞き、深淵の侵食を止めるべく、ウーラシールに向かった。
だが、私は侵食を止めることができなかった。
深淵の王マヌスとの戦闘に敗れ、深淵に飲まれてしまった。
そして今、意識はあるが体が勝手に動き、1人の敵と戦っている…いや、私と戦っているということは味方か…
ならばなんとしてでも目の前の味方に私に勝ってもらわなくては…
糞っ!追い詰めてしまった。早く逃げろ!
と思うが、私の体の動きは止まらないし、彼が動くこともない。
その時、彼の味方であろう騎士が上から落下してきた。
騎士は地面に着地するなり、私に斬りつけてきた。
いいぞ、早く私を倒して深淵止めてウーラシールを救ってくれ!
そう心の中で念じる。
騎士は私と同じで左腕が潰れているようだ。
「不死の英雄よ、ここは私に任せろ、お前は先にすすめ、なんとしてでも深淵を止め、ウーラシールを救うのだ。」
「…あぁ」
よし、いいぞ、早く行け、ウーラシールを救ってくれ。
「まて、不死の英雄よ、貴公名をなんという。」
「…アレックスだ、お前は何者なんだ?なぜ俺を助ける?」
「お前に恩を返しに来たただの騎士だ。」
「わかった、ここは任せたぞ。」
そしてアレックスと呼ばれた彼は走って行った。
アレックス、頼む、このウーラシールを救ってくれ。
「アルトリウス…お前は完全に深淵に飲み込まれてしまった。
お前の周りを見ろ、それは深淵により変色した血だ。お前は完全に深淵に侵されてしまった。つまり、もうお前は助からない。」
やはり、もう無理か…騎士よ、俺を早く殺してくれ。
「これからお前の首を切り落とす、安心しろ、天国にはいけないが…地獄にもいかない。」
「そしてアルトリウスよ、お前は真の深淵歩きとなれ!」
騎士がそう発した次の瞬間、私の首は綺麗に飛んで、視界が一気に暗くなった。
…他の騎士たちは大丈夫だろうか…それだけが心残りだ。
オーンスタイン、ゴー、アルヴィナ、あとなんかもう1人でかいのがいた気がする…そして…キアラン、シフ、どうか…無事ていてくれ…
グウィン王、志半ばで倒れる私をお許しください。
4騎士とグウィン王に栄光があれ…
そんなことを思っていたら、いきなり視界に鬱蒼と茂る森が広がった。
木漏れ日の注ぐ森のなか、だるい体に鞭を打って起き上がらせる。
…どういうことだ?俺は確かに死んだはずだ。
その上体も自由に動かせる。
『天国にはいけないが、地獄にもいかない』
その言葉を思い出した。
ここは天国ではないし、地獄でもないということだろう。
何故彼がそれを知っていたのか?
今となってはそれを知る方法もない。
背中には大剣があり、鎧を着ている。そして左腕は相変わらずプラプラ。
『真の深淵歩きとなれ』
あぁ、なってやるさ、深淵に、打ち勝つため!
本文はどうでした?
ちなみにアレックスの名前は私が使っているダークソウルのキャラ名です。愛用の武器は墓王の剣です。