「諏訪子、帰ったぞ。」
「あ、アルトリウス、おかえり。で、どうだった?」
「ああ、交渉だが…成立だ。内容は諏訪子と、大和の神との1対1の戦いだ。」
「なるほど、それで日時は?」
「3週間後だ。その間にお前を鍛えたいと思っている。」
「…わかった。でも鍛えるってどういうこと?神力は3週間なんかじゃ上がらないよ?」
「ああ、わかっている。だからお前には、戦いの稽古をつけようと思う。」
「戦いの…稽古?」
「ああ、そうだ。早速表に出ろ。」
「うん、わかった。」
(3週間後までだ、十分に鍛えられる。少なくとも、戦闘技術だけは。)
「よし、それじゃあ、神力に能力、当然武器も使っていいから全力でかかってこい。遠慮はいらない。」
「え!?全力で!?」
「ああ、そうだ。どうした?」
「いや、だって正直アルトリウスからは大した力は感知できないし…」
「そういう力なんだよ、さあ、かかってこい。このアルトリウス、伊達に戦場に生きてはいない。」
「わかった。全力で行く。」
そう言って諏訪子は、アルトリウスに高速で突っ込む。常人が見たら、目で追うのがやっとというほどのスピードだ。
…だが、生憎彼は常人では無い。ジグザグに向かってくる諏訪子が間合いに入った瞬間、地面に叩き落とした。
だが、彼女もそこまでやわでは無い。能力を使い地面を隆起させ、アルトリウスを囲みこむ。
「これでどう!?身動きできないぐらいに固め
ーズガァァァン!!ー
彼女が言い終わらないうちに、彼は力任せに地面を打ち砕いた。何の能力も使わず、素の筋力だけで。
「私を拘束したいのなら山1つ上に置いてやっとだぞ?」
その言葉だけを残して、アルトリウスが消える。これも彼の素の力だ。
「な!?」
アルトリウスは目眩しの術を使ったわけでは無い。唯彼の超人的筋力を駆使して、全力で諏訪子の周りを走っているだけだ。
「詰みだ、諏訪子。」
彼女の首に手刀が当てられた。
唯の手刀だが、諏訪子の首ぐらい、簡単に飛ばすことができる。
「参った。一体どうなってんの?一回も力わ能力も使ってないよね?」
「ああ、使ってない。すべて私の素の力だ。」
「あー、そんなん絶対かなうわけないじゃん、ずるいよ!」
「私は少なくとも100年は前から戦っていたんだぞ?」
「私も100年はいきてるよ?」
「そうか…かつて地上にあった都市を知っているか?」
「いや、知らないよ。」
「そうか、ならば私はおそらく、諏訪子よりも1000は年上だな。都市について何も伝わってないことや、防具の風化具合から見て。」
「? どゆこと?まあ、いいや。」
「ああ、あと3週間、私との組手を何回もやるぞ。」
「まじすか…」
どもこん!
ゼノモフです。
最近、ようやくダクソ2を始めました。いや無印と一緒に購入したんですが、無印が楽しすぎて、2の存在を忘れていたんですよ。あ、あと今日隠れ港で手伝ってくれた方、ありがとうございました。