作者達の異世界旅 ハイスクールD×D編(コラボ作品) 作:戦闘狂の道化師
~宗馬side~
「まずはあなたは誰でしょうか?」
俺は取り合えず相手の機嫌をとって情報を喋らせるために執事としての口調で話しかける。それを見た総司達は少し『うわ~始まった。宗馬の営業スマイルが...』とでも言いたげな表情をしている。
「私の事を知らないでこんなことをしていたの!?」
そんなことを言われても俺達はついさっき来たばかりだから知っているわけないんだがな...なんて思っていると赤髪の女は高らかに名乗りを続ける。
「私はここの管理をしている領主。リアス・グレモリーよ」
その名乗りから少し鬱陶しさを覚えるが取り合えず相手に主導権を持たせるのが嫌なので見ただけで相手の種族を理解できるようにする。
俺の恩恵は
「で、何で悪魔達がここを仕切っているのですか?ここは日本ですよ?仕切るとしたら日本の妖怪とかでは無いんですか?許可でも出たんですか?」
俺はわざとただただ不思議に思った風を装って妖怪などと具体的な種族を話に出しながらグレモリーに問いかけてみる。
「えっと...それは...」
グレモリーはモゴモゴと言いにくそうな雰囲気を出したが直ぐに高圧的な態度を取り直し
「そんなことより私の領地で勝手なことをしているのが問題なのよ‼」
と言ってきた。はっきり言って俺はこんな奴を主として働きたくないな...なんて思っていると...
「そいつ等は貴方達が殺したの?」
「えぇそうですよ?」
グレモリーが質問してきたので総司を連れて亜夜の近くに寄っていく。何となく嫌な予感がするし三人はまとまっていれば逃げるのも簡単だからだ。
「そう...なら...」
「この三人を町中を自由に動くようにできるわよ?。とか言って私の下僕に変えようかしら?。断られたら下僕と私全員でかかれば倒せるでしょう...仮に死んでも転生させれば生き返るしね?。だってさ宗馬~?」
耳をピクピク動かしながら総司がグレモリーが言おうとした言葉の裏にあったのだろう心境を話してくれた。成る程やっぱりろくなもんじゃない。
「教えてくれてありがと総司。そんな考えならならここから離れて別のところに行くか...」
「待ちなさい‼祐斗、子猫‼いきなさい彼らを捕らえて‼」
グレモリーの声に合わせて祐斗と呼ばれたイケメンは剣を片手に子猫と呼ばれた総司と同じ白髪の小さな女の子は拳を握り絞めて殴りかってきた。
「はぁ...うん?」
どうせ亜夜が対策しているだろうと思いながらもリアス・グレモリーをどう処理しようかと思っていると俺のギフトカードが光輝きだした。懐からカードを取り出すと一瞬二人は止まりかけたがなにかやられる前にやれば問題ないと判断したのかそのまま突撃してくる。
「出たいのか...いいぞ、出てきなよ」
そう言うのと同時に祐斗は視界から消えるのと同時に後ろでガキン‼と言う鋼同士がぶつかる音がしたので振り返ってみると...
「さすがはレティだ」
「誉めてもなにもでないぞ」
金髪で身長が低くメイド服を着たレティシアがランスで祐斗の剣を防いでいた。前の方を見ると今度は...
「同種が相手でもご主人様を傷つけるなら許さない...」
「あらあら梅ちゃん怒っているわね~?まぁ私も気持ちはわかるけどね?許さないわよ?」
紅い着物を着た短めの黒髪の頭に猫耳と背中からは二本に別れた尻尾が出ている少女ととミカン色の着物を着て頭からは狐耳を出していてこちらも背中から九本の尻尾を出した九尾の狐がいて、猫又は拳を手で受け止め九尾はその手を尻尾で補助していた。
「梅も楓もそう怒るなよ...こいつら程度の実力だと俺には勝てないよ」
紅い着物を着た猫又は梅。ミカン色の着物を着た九尾は、楓二人とも俺のペットもとい家族だ。更に近くには水神の白雪、疫病で死んだ人達の無念の結晶体のペスト。そしてボブカットで目の色が紅いぐらいしか身体的特徴がない美夜。レティシアと同じぐらいの身長で同じく金髪で火の弓を引いているルイ達がいつの間にか回りに集合していた。
「宗馬こいつらどうする?やっちゃう?」
美夜がそう言ってきたので梅達に相手と距離を取るように伝えると美夜に、
「あそこの赤髪が人間だと侮っているからあいつにだけ恐怖させてやってくれ」
美夜はは~い♪とだけいうとリアスを見つめ出すとリアスの体がガクガクと震えだした。美夜の恩恵はマインドジャッカーと言って効果は相手の感情を操作する恩恵だ。戦闘には向かないがこうやって後衛としてはとても役に立ってくれる。美夜に恐怖心を煽られたリアスは最初は無理やり押さえつけていたのだがだんだんとリアスの体が恐怖に屈したのか震えて次の言葉を紡ぐことが出来なっていった。
「やりすぎだろ...」
「いいじゃん~なんか偉そうでムカついたし~」
あんまり反省をしてない美夜をスルーしてここからどうやって逃げるか考え出した。みんなまとめて瞬間移動すればいいのだがそれを見られれば変に警戒されたら面倒なので目隠しをしてからコッソリと瞬間移動して逃げればいいかと思ってリアス・グレモリーと配下達に礼をしながら、
「それでは、グレモリーと配下皆さんまた遊びしましょう」
「お待ちなさい‼」
そう言いながら頭を下げるとグレモリーの近くにいた長い黒髪をポニーテールにまとめた女が俺達に向かって電撃を放ってきたがそれは俺達の目の前で俺達に当たる前に消滅した。
「さすが亜夜だ」
種明かしをすると亜夜の恩恵は二つあるのだが今回使ったのは
「俺らに用事があるなら明日の五時にそっちに出向いてやるよ。それまでおとなしく待ってろよ?」
俺はわざとイライラしているのを隠さずに和えて荒々しい言葉で言うと回りにいる全員にしゃがむように言うと全員その場にしゃがみこんだ。椅子に座っていた亜夜でさえも...
「それではちょっとした不思議にご案内いたします」
わざと執事やピエロみないな風に言うと俺は手に持ったままだった大剣をぐるりと一週回転して振り回すと...廃工場全体の柱や壁が俺が振り回した高さの場所が綺麗に斬れて建物が崩壊し天井から屋根が落ちて来たりして辺り一面に土煙が上がり俺達姿がグレモリー達から見えなくなったタイミングで俺は皆と瞬間移動した。
瞬間移動した先は偶然にも町の全体を見渡せる高台だった。
「なぁ雷」
(どうした?宗馬)
「見張らしも良いしここに家を置かないか?」
(そうだな。宗馬の恩恵でグレモリー達に見えないようにしてくれよ?)
「わかっているよ」
俺は雷と話すと前の世界に置いたままだった家を丸々瞬間移動させてさっきの奴には見えない耳に噂すら入らないと理を書き換えた。ここまでした後にふと気になったことをレティシア達に聞いてみることにした。ちなみに新夜と明日香の二人は家が来た瞬間ロールを解除してすでに夜も遅いので眠りに行っている。
「なぁ、レティシア達はどうする?ギフトカードに戻るかそれとも一緒に暮らすか?ほとんど居るのはもう一人の俺、雷だけどな」
俺はそこまで言うと俺は執事服から雷が、着ていた服に戻しロールを解除した。
~雷side~
宗馬にロールを解除された俺はレティシア達の前に放り出されていた。今の心境をぶっちゃけるとレティシア達に会った嬉しさとどうしてこんなことをしたという宗馬に対する怒りの半々だ。
(何で俺を出したんだよ‼)
(いいだろ?お前が描いたキャラ達だ。多分お前も俺として判断してると思うぞ?)
(そんなことを言ってもお前のその理論だと俺がレティシアとイチャイチャすることになるぞ!?)
(いや、俺はお前だしお前は俺だから俺的には問題ない)
宗馬とそんな風に少しケンカをしていると...
「主」
「ちょっと待って...?主?俺?」
「えぇ、主」
レティシアに急に主と呼ばれて宗馬とのケンカを一時中断してそっちの方に意識を割くことになった。
「えぇ、宗馬も主だが雷も主だ。二人とも私達にとっては同じ存在だ。気にするとはない」
えっと...何でこいつらは宗馬と同じことを言っているんだろう...?。まさか...
(おい‼宗馬?お前理を変えただろう‼)
(バレたか...でも嬉しいだろ?。明日の朝からメイドや家族が起こしてくれたりするんだぞ?。因みに指示していいのは無理矢理じゃなかったら何でもしていいぞ?)
(それは嬉しいんだがな...)
また宗馬と話しているとレティシアが俺の肩を叩いた。それに反応して振り向くとレティシアが涙目で俺を見上げながら...
「ダメなのか?...」
そう言われて許可をしてしまった俺は悪くないと思う...。まぁそのおかげて家にメイド達と猫又そして九尾が来たのでまぁ生活が楽しくなったしそこだけは宗馬に感謝はしている。