インフィニット・イフ・ストラトス 我輩は猫では無い (凍結中) 作:銭湯妖精 島風
こんな作品を読んで頂きありがとうございます
1話でしかもブツ切りなのに、読まれいるのは凄く嬉しいです
イケメンな医者に安心させられて小一時間程、雑談という名前の問診をされていると、やや乱暴に病室のドアが開きワタシ目掛けて自分と瓜二つとは言わないまでも、似ている少女が半泣きな状況で入って来た
「お姉!!」
医者が直様道を開けると、少女はワタシへ抱き着き泣き始めてしまったので、取り敢えず少女の頭を撫でておく
記憶は無くとも魂と身体が覚えているのか、自然と出来た
さて、この少女はワタシの事を お姉と呼んだ
なので、この子はワタシの妹なんだろう、あとワタシとメッチャ似てるし
此処までソックリなのに、赤の他人とかドッキリとしか言えない
そんな事を推理していると、妙齢のワタシと少女に似た女性と初老のガタイの良い男性が入って来た
「あぁ弾、良かった」
妙齢の女性が寄ってきて、少女ごと包む様に抱きしめてきた
なんか凄く暖かく、安心し、懐かしい
「弾、お前が庇った一夏のボウズは無事だ」
初老の男性は、優しい眼をしてそう言ってくる・・・のだが、まず一夏が誰かが分からない
ボウズって事は男なんだろうけど
「水を差す様な真似をして申し訳ありませんが、彼女について重要なお話があります」
今迄空気を読んで見守っていた医者が、ワタシの思案顔に気付いて口を開く
「重要な事、ですか先生」
初老の男性が緊張した面持ちで医者を見て尋ねる
「弾さんは、現段階で記憶を失っている様です。詳しくは検査をしてみなければ分かりませんが、原因は頭部の強打 及び 緊急処置と治療による物と推測されます」
医者は淡々とワタシの症状について話す
それを聞いた面々の表情は芳しくなく、ワタシがどんな有様だったかは予想できる
かなりエグい有様だったんだろう
こんな有様な自分を客観的に捉える事が出来るのも後遺症の1つなんだろうか?
「・・・もしも、もしも記憶が戻らなくても、この子は・・・弾は私の娘です。これからも支えていきます」
妙齢の女性が、医者へそう言ってワタシを抱きしめる力を少し強める
「そうだ、弾は俺達の家族だ。自分を省みず家族に心配を掛けたがダチを命掛けで助けたんだ、立派だと俺は思っている」
初老の男性がワタシの頭を少し強めに撫でてくる・・・少し痛いが、これにも懐かしさと安心を覚える
「お姉、もう無茶しないでよ?絶対だからね!」
ワタシの胸に頭をくっ付けて少女が言う
「分かった」
ワタシは、家族に恵まれている様だ
こんなにもワタシを想ってくれる家族が居るなだから
「諸々の検査とリハビリを明日身体始めて行こうと思います、よろしいですか?」
医者は何処となく満足気に尋ねてくる
「はい、宜しくお願いします」
妙齢の女性が医者に向き直り頭を下げる
家族の為にも、明日から頑張らないとな
読んで頂きありがとうございます
誤字脱字の指摘や、引用の間違い等有りましたらよろしければ、報告をお願い致します